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2017年06月10日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆〔特別情報1〕
自主憲法制定論者である大勲位・中曽根康弘元首相は最近、米ドナルド・トランプ大統領の指南番である米ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士に日本国憲法改正の是非を問うた。キッシンジャー博士は「日本は、平和憲法があるから、安心している。それは米国も一緒だ。第2次世界大戦で被害を受けた東南アジアも米国も非常に苦い経験をした。ということで米国としては、日本の憲法改正については、断じて容認することはできない」と回答したという。これは、天皇陛下にごく近い筋からの情報である。安倍晋三首相は5月3日の憲法記念日に「2020年の施行を目指し、憲法9条3項に自衛隊の存在を明文化する案」を提唱して改憲の意欲を表明、自民党憲法改正推進本部(保岡興治本部長)の態勢を強化した後、6月6日に党本部で幹部会合を初めて開き、保岡興治本部長は「遅くとも年内をめどに衆参両院の憲法審査会に提案する党の具体案をまとめたい」と強調している。だが、「バランスの破壊者・安倍晋三首相は、最悪の男」と批判し、嫌っているキッシンジャー博士が、「日本の憲法改正については、断じて容認することはできない」と断じているので、これに反して、改憲を強行すれば、日米関係を損なう危険があるので、改憲は難しくなる。
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