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「辺野古移設再び訴訟へ」/nhk・西川 龍一
2017年06月06日 (火)
西川 龍一 解説委員
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/272494.html
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄県は工事の差し止めを求める裁判を起こす方針です。
Q.辺野古移設の問題は、前にも裁判で争われていましたよね?
A.国が沖縄県を訴えた裁判です。去年12月、最高裁判所が翁長知事が普天間基地の移設先とされる辺野古沖の埋め立て承認を取り消したのは違法だとする判決を言い渡し、沖縄県の敗訴が確定しています。
今回は、埋め立てに必要な海底の岩礁を壊す県の許可の期限が今年3月で切れているのに国が許可を申請しないまま工事を進めていることから、県が国の工事の差し止めを求めます。
Q.なぜ今度は県が裁判に踏み切るのですか?
A.海の埋め立てが本格化しているからです。国が工事を始めた護岸部分の埋め立ては、陸地から沖合に30メートルほどまで進んでいます。翁長知事にしてみれば、国が県側からの協議の申し出に一切応じず、既成事実化が進んでいることへの焦燥感があります。このまま埋め立てが進めば、海の原状回復はますます難しくなります。このため、工事の差し止めとともに、裁判で決着が付くまでの間、工事を止めるよう求める仮処分の申し立ても行うことにしています。
Q.国はどう主張しているのですか?
A.県が求める岩礁を壊す許可そのものが必要ないという立場です。地元の漁協が漁業権を放棄したためというのがその理由で、県側の主張とは真っ向から対立しています。国は、今月1日、改めて文書でこうした考えを県側に伝えました。
Q.また、国と県が法廷で争うとなると、対立はますます深刻ですね?
A.翁長知事は、今月20日に開会する県議会に訴訟のための議案を提出し、可決され次第、来月にも裁判を起こす方針です。裁判の行方は見通せませんが、仮にこの裁判でも県が敗れることになれば、翁長知事側に新たな打開策は見いだせないままであるだけに、知事の求心力の低下は否めないという見方もあります。ただ、NHKの世論調査では、県民の6割以上が辺野古移設に反対しています。国側がこうした沖縄の気持ちに寄り添う姿勢を見せないまま、裁判の結果を待つだけでは解決にはつながらないと思います。
・普天間基地の辺野古移設阻止へ (岩礁破砕行為で)沖縄県が来月提訴へ〜併せて…工事を止めるよう求める仮処分を/nhk
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/115.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 6 月 08 日 06:34:21: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
- 「沖縄復帰45年 意識の溝をどうする」〜「沖縄が日本に甘えているのか、それとも日本が沖縄に甘えているのか」という翁長知事 仁王像 2017/6/09 21:25:32
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