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加計国会審議がまさにこれ ウソツキと悪党はよくしゃべる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206849
2017年6月6日 日刊ゲンダイ 文字お越し
質問無視してペラペラ(C)日刊ゲンダイ
5日の国会は衆参ともに決算委員会の総括質疑で、午前は衆院、午後は参院と丸一日、安倍首相が出席して答弁した。民進党など野党は、当然、加計学園疑惑を追及したのだが、安倍は相変わらず。毎度のごとく質問をはぐらかし、ムキになって自分勝手なことを一方的にペラペラ述べる。「印象操作だ」と繰り返し、民進党への逆攻撃で時間稼ぎする。いやはや、ウソツキと犯罪者は自らの非を隠すためによくしゃべるものである。
「ウソでウソを塗り固めなければならない時は、なるべく相手に反論の隙を与えないよう自分のストーリーを言い続けなければならなくなるのです。安倍首相の場合は、興奮しやすい性格のうえ、自分を守るために話をすり替えるという幼児性があります」(明大講師・関修氏=心理学)
実際、国会ではこんなやりとりがあった。
民進党議員が「前川氏はウソツキなのか?」と聞いた。このわずか5秒の質問に対し、安倍の答弁は延々2分半。質問とは全く関係ない話をダラダラ続けるため、ヤジが飛ぶと、「都合の悪い答弁を止めようとするのはおかしい」と開き直った。
■もはや法治国家ではなく「人治国家」
5日は、安倍昭恵夫人が加計学園の“広告塔”になっていたことも国会で追及された。米国とフィリピンにある加計の提携先学校を訪問していたうえ、森友学園同様、加計のホームページで昭恵氏が「姉妹校を橋渡し」とアピールしているのだ。
さらには、“腹心の友”の加計孝太郎理事長が政府専用機に乗っていたことも明らかになった。首相の2013年5月のミャンマー訪問時に理事長が同行し、政府専用機に同乗していた。
加計学園は昭恵氏がライフワークにするミャンマーの教育支援事業にも絡んでいて、昭恵氏が名誉顧問を務めるNPO法人「メコン総合研究所」と加計は事業提携を結んでいる。
外務省の事務方は、「加計学園はミャンマーに支局を設置し、留学生受け入れに努めるなど、同国との協力を積極的に進めていた。(政府専用機は)所定運賃をお支払いいただいた」と答弁。首相外遊時の経済ミッションでは同様のことをしていると説明するが、留学生を受け入れる程度の規模で経済ミッションなどと言えるのだろうか。「アベ友」だからの便宜ではないのか。
この“安倍家の癒着”疑惑に関する一連の質問には、安倍はとりわけムキになって猛反論した。加計がいかにミャンマーで活動しているかを長々説明したうえ、「加計学園がいいことをやっていれば、(昭恵氏が)一緒にやるのは当然だ」と、5分以上にわたってわめき散らしたのである。
安倍という男は権力者なのに慎しみがない。友人だからこそ、疑われるような行動は避けるものだ。「李下に冠を正さず」という言葉を知らないのか。政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。
「加計問題は間違いなく『安倍夫妻の問題』です。理事長が政府専用機に同乗していたことについて、外務省は『所定運賃をお支払いいただいた』と答弁しましたが、運賃を払えば誰でも乗せるのでしょうか。そんな訳ない。友人だから乗せたのでしょう。一般論と個別の話を一緒にするなと言いたい。日本はもはや法治国家ではなく、『人治国家』だということですよ。政治も行政も一部の司法もマスコミも、首相と首相夫人のご機嫌取りで動く。安倍首相は外遊先で『法の支配』などと言いますが、今、国内で行われているのは、まさに『首相夫妻の支配』です」
夫婦で国家を私物化し、政治や行政を歪める。これを犯罪と言わずして何と言うのか。
今や信用度は一目瞭然(写真は前川前次官)/(C)日刊ゲンダイ
私物化と疑惑にフタのいかがわしい“醜い国” |
安倍は高支持率にあぐらをかいて強権を振るっているが、世論の風向きは変わってきた。安倍のウソに、国民は確実に気づいてきている。
TBS系列のJNNが週末(3、4日)に行った世論調査。加計疑惑に関し、「総理のご意向」文書が本物だと証言した前川喜平前文科事務次官と「調査したが確認できなかった」とした政府のどちらを信じるかを聞いたところ、「前川次官」が58%で、「政府」はわずか19%だったのだ。
政府の説明に「納得できない」は72%の高さ。その結果、内閣支持率は前回5月調査と比べ、9ポイントもの大幅下落となった。
そりゃそうだ。前川氏の「手続きを急がされた」「行政が歪められた」という説明は、論理的で誰もが納得できる。「出会い系バー通い」も、知り合った女性らの告白(週刊文春)から、「貧困女性の実地調査」を裏付けるエピソードが出てきた。“エロ親父”のレッテル貼りには、官邸の“謀略”のにおいがプンプン漂っている。
前川証言がウソなら、政府は堂々と何度でも調査すればいいのに、5日の国会でも、安倍も松野文科相も再調査を拒否。文科省内部から新たな内部告発メールまで出てきているのに、それでも調査を突っぱねた。苦しいのはバレバレ。前川か安倍政権か、どちらがウソをついているか、国民には一目瞭然である。
政治評論家の森田実氏がこう言う。
「安倍首相は強気のように見えて追い詰められてきたと思います。5日の国会で『責任を取る』という意味について聞かれた際、『責任があるから責任を取る』というような抽象的な答弁をした。『辞める』という意味で答えていたこれまでより後退しています。これは動揺の裏返しでしょう。加計学園の理事長が政府専用機に同乗していたことが明らかになりましたが、世論への影響は大きいと思います。国民は『やはり、そこまで親しいのか』と受け止める。安倍首相のいかがわしさが、より深まりました」
■官邸と内閣府はみんなグル
5日の毎日新聞が獣医療の需要低下を指摘する記事を大きく掲載していたが、そこにショッキングなセリフが出てくる。加計の獣医学部新設計画を指して獣医師が、「定員160人というのは天文学的な数字」と言ったというのだ。獣医系学部・学科は現在、全国に16あり、定員は合計930人。加計はそれを一気に160人と2割も増やす計画だ。
そのために教員70人を確保しなければならないが、特区申請は今年1月なのに、それ以前の昨年から教員確保に奔走していて、「加計ありき」の疑念が獣医業界を駆け巡っていたという。
「もはや国民は、官邸と内閣府はみんなグルじゃないかと思い始めている。首相に官房長官、秘書官、補佐官、参与、そして内閣府審議官と、寄ってたかって安倍さんにスリ寄り、行政を歪め、その一方で、疑惑にフタをして逃げ回っている。『美しい国』といいますが、こんな“醜い国”にしたのは誰なのか」(五十嵐仁氏=前出)
それでも安倍は疑惑を振り切って、18日に国会を閉じて逃げ切るつもりだ。共謀罪も強行成立させる。だが、やれるもんならやってみろ、だ。世論はそこまでバカじゃない。ウソで塗り固めたメッキが剥がれた政権などもう信じない。支持率急落がその兆候だ。必ず、鉄槌を下すことになるだろう。
「加計理事長が政府専用機に同乗していたことについて、『所定運賃をお支払いいただいた』と答弁しましたが、運賃を払えば誰でも乗せるのでしょうか。友人だから乗せたのでしょう」
― 渡辺@潜伏中 (@oredayo8) 2017年6月6日
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― るなっぽ (@mikarin1018) 2017年6月6日
「やれるもんならやってみろ、だ。世論はそこまでバカじゃない。ウソで塗り固めたメッキが剥がれた政権などもう信じない。」
#安倍内閣は退陣せよ
加計国会審議がまさにこれ ウソツキと悪党はよくしゃべる https://t.co/hii49w8lQa
― 佐野博雄 (@HsHiroo21) 2017年6月6日
寡黙な男がもてた時代もあった。今は、ペラペラとくだらない喋りを続けるアホが総理大臣である日本、しかも国会でだ。
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