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2017年06月04日 「ジャーナリスト同盟」通信
<共謀罪で性犯罪厳罰化潰し>
強姦事件を、事実上、放任してきた明治の刑法が、ようやく110年ぶりに改正されることが決まって、今国会で成立するはずだった。性犯罪に対する重罰化であるが、改正案はまだ生ぬるい。それでも、110年ぶりの改正によって、女性の人権が大きく回復する!ところが、安倍・自公内閣は、国民の自由を奪うことが出来る、世紀の悪法・共謀罪を先行処理するため、女性の悲願である刑法改正法案を、事実上、握りつぶして、日本の女性に衝撃を与えている。やくざによる「木更津レイプ殺人事件」取材で覚醒した筆者も、女性の敵である自公内閣に強いショックを受けている。
<TBS強姦魔の逮捕状握りつぶし事件>
筆者も繰り返し言及した、TBSの山口という記者に対する、裁判所が認めた強姦逮捕状を、行政官に過ぎない警視庁の中村刑事部長が握りつぶした重大犯罪に仰天させられ、いまもその余韻が残っている。その矢先の、性犯罪重罰化の刑法改正案も、自公内閣は結果的に封じ込めるという暴挙に、愕然とするばかりだ。
これほど女性を軽視する悪辣な自公政権を、1972年から永田町を目撃してきたジャーナリストとして、怒りで声も出ないほどである。
強姦魔・レイプ犯の重罰化と、被害者本人が告訴しないと捜査しない、という信じがたい明治の悪法を、110年ぶりに改正するという刑法改正案を、共謀罪強行で封じ込んでしまった、自民党と公明党である。
自衛隊を戦争させる「戦争法」を強行、その前には言論の自由まで拘束する特定秘密保護法を強行した自民党と公明党の安倍極右内閣の暴走は、一方で身内の強姦魔を救済させていたのである。身内の政商に莫大な利権を供与していた。
このさい、詩織さん事件に関与した警察官と検事を洗い出して、真実を伝えるジャーナリストの決起を促すほかない。犯罪の巣となった首相官邸は、性凶悪犯罪さえも、もみ消してしまう恐ろしい内閣なのだから。
<強姦魔救済の主役が共謀罪担当!>
問題の警視庁刑事部長が、いま共謀罪の担当となって、野党の追及をかわしている、と聞くと、繰り返すほかないが、言葉も出ない。強姦魔の逮捕状を握りつぶした人物が、共謀罪強行の先頭に立っている。こんなことが許される日本の議会は、野党もまた国民を裏切っていることになろう。
それにしても、官邸は無恥の極みだ。上も下も腐っている。そうしてみると、当時の前川喜平・文科事務次官が加計犯罪に抵抗、それを今、真実の一部を打ち明けた勇気に、本当にありがとうと言いたい。
彼の役割は、これで終わらない。正義の官僚としての地位を不動のものにしたのだから。霞が関の1本のローソクは、必ずや燎原の火となって、安倍・自公官邸を包囲するであろう。
<公明党が参院法務委員長!>
共謀罪は、参院法務委員会で審議という名目で委員会が開かれている。この悪辣な悪法案に対して、国連の専門家までが「おかしい」と釘を刺してきている。国際的な学者の入念な研究の成果を、安倍・自公内閣は、否定している。
先日、友人に永田町の様子を聞いて仰天してしまった。共謀罪強行現場の参院法務委員長が公明党であるという。
これも衝撃的である。共謀罪の強行に公明党が買って出ていたのである。公明党の腐敗は、昔からだろうが、それにしても悪どい宗教政党であろうか。民衆の敵は、自民党だけではなく、公明党も、同党と一体の創価学会もそうなのだ。
「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、特定秘密保護法が強行された時点で、これに狂奔した太田昭宏を「池田先生の裏切り者。決して先生は太田を許さない」と叫んでいたが、公明党の腐敗は、そのころから極端に腐りきってしまっていたことになる。
パナマ文書に登場する日本の団体や個人に公明党関係者も存在する、との指摘は、うがちすぎとも思えない。民衆の味方・平和を叫んできた宗教政党の大変身もまた、安倍極右政権の強力な支援者なのだ。しかも、女性の敵の仲間でもある!
<従軍慰安婦への危うい対応>
極右内閣の誕生で、歴史認識が国連などで問われ、韓国や中国との関係が壊れた原因となった。とりわけ、従軍慰安婦問題は、韓国との間で突出した。
政府間で合意したものの、そこには肝心の元慰安婦の声が反映されていない。当時の韓国の大統領罷免の原因ともなって、新政権が誕生して、この問題は、これからも尾を引いたまま推移するだろう。
自公内閣の歴史認識の危うさが根本にある。
女性認識が恐ろしく甘い。強姦魔を握りつぶす体質と無関係ではないだろう。
<やくざレイプ犯を放任>
筆者が追及してやまない「木更津レイプ殺人事件」の教訓は、やくざレイプ犯を放任してきた政府と捜査当局にある。110年前の刑法が、それを可能にしてきたものだ。
池田勇人内閣は、やくざの接近に注意を払いながら、政治のかじ取りをしてきた。今は違う。右翼・暴力団をかこった岸信介内閣の孫の政権である。
刑法改正をつぶしてまでも、国民の自由を奪う共謀罪の強行に突進している。女性の敵も極まっている、と断罪しようと思う。
<男尊女卑を貫く悪しき体質>
極右の体質は、女性天皇を排除することに代表されるが、それは根底に男尊女卑の封建主義がまとわりついている。
近代は男女平等が原則である。日本では、女性の首相の誕生など想定さえできない。極右の面々が信仰する神社に勤務する巫女という女性たちが、神主という主役を演じることはない。常に脇役である。男尊女卑が貫かれている。
<全女性が決起するだ!>
一連の公明党の暴走から推論すると、創価学会もまた男尊女卑が貫かれているのだろう。時代は、女性の決起を求めている。現在、もっとも有能な政治指導者は、ドイツ首相のメルケルであることに異論はないだろう。安倍やトランプは、彼女の足元にも及ばない。
日本の女性が決起、女性の敵の政府与党を排除して、政治の潮流を変える時である。
2017年6月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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