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「天皇が安倍政権の生前退位への対応に不満」報道はやはり事実だった! 宮内庁が毎日新聞に抗議できない理由(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/531.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 30 日 14:05:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           
             宮内庁「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」より


「天皇が安倍政権の生前退位への対応に不満」報道はやはり事実だった! 宮内庁が毎日新聞に抗議できない理由
http://lite-ra.com/2017/05/post-3205.html
2017.05.30 リテラ


 今月19日、政府が「生前退位」を今上天皇の“一代限り”で認める特例法案を閣議決定してから、わずか2日後、毎日新聞朝刊が21日付1面で衝撃のスクープを報じた。

「有識者会議での『祈るだけでよい』 陛下 公務否定に衝撃 『一代限り』に不満」

 内容は、今上天皇が、生前退位をめぐる有識者会議で「保守派」のヒアリング対象者から出た「天皇は祈っているだけでよい」などの意見に対し、「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との〈強い不満〉を表していたと伝えるもの。しかも、この今上天皇の考えは、〈宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた〉という。

 さらに記事によれば、生前退位が恒久法ではなく、「一代限りの特別法」として進められたことに関しても、今上天皇は「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」などと語り、今後の天皇においても適用される恒久的制度化の実現を求めたという。

 極めて衝撃的な報道だ。第二次安倍政権で天皇家と官邸の対立が激化していることは本サイトでも報じてきたとおりだが、毎日の報道が事実であれば、これは、今上天皇が安倍政権に対し、決定的とも言える強い怒りと不満を直接示したことになる。

 一方、宮内庁は、当然のように22日の会見で報道を否定した。西村泰彦次長は「天皇陛下のご発言の報道があったが、そうした事実はない」「陛下がお考えを話された事実はない」「宮内庁として内閣に報告していない」「極めて遺憾だ」などと述べ、毎日報道の打ち消しに躍起。これを受け、安倍政権を支持するネット右翼たちはいま、口々にこう叫んでいる。

〈やっぱり毎日新聞のガセだったのか〉〈天皇ってこう言う事を軽々に言えない立場だから毎日新聞のデマと見て良さそうだなこれは〉〈毎日新聞の公務否定報道は偏向どころかフェイクニュース〉〈捏造反日新聞毎日!〉

 だが、結論から言うと、この毎日のスクープは、ガセでもデマでもフェイクニュースでもない。状況を考えれば、かなりの確度で事実と言わざるをえないものだ。

「報道否定」の宮内庁が毎日新聞に「厳重抗議」しない理由は?

 そもそも、皇室記事は日本の大手新聞社にとって最大のタブー。一歩間違えれば、国民から総批判を受け、右翼などによる襲撃の可能性まであるため、相当な確度がないと報道しない。水面下での“天皇の談話”を伝えるものならば、なおさら慎重に慎重を期すのが通例である。

 その点、今回の毎日のストレートな書きぶりを見ると、これはどう考えても、ネタ元によっぽどの自信があるとしか思えない。実際、記事をよく読むと、伝聞風の“天皇の談話”こそ情報源を完全に隠しているものの、記事の後半には「宮内庁幹部」の談として〈(保守系の主張は)陛下の生き方を「全否定する内容」〉とのコメントがあり、〈宮内庁幹部は陛下の不満を当然だとした〉などと続いている。天皇の側近がリークした可能性はかなり高いだろう。

 それだけではない。ネトウヨたちは宮内庁の西村次長が会見で報道を否定したことを理由にデマとかフェイクニュースと決めつけているが、あまりにリテラシーがなさすぎる。

 だいたい、宮内庁が皇室関連のスクープやスキャンダル報道を即座に否定するのは、いわば“お約束”である。事実、昨年7月にNHKが「天皇陛下『生前退位』の意向」をすっぱ抜いたときも、当初、宮内庁はすぐに「報道されたような事実は一切ない」と全否定していた。

 だが周知のとおり、スクープから約1カ月後の8月8日には、例の「おことば」ビデオメッセージが公開。そこで今上天皇は「象徴天皇」の務めを次世代に受け継がせたい思いを強くにじませ、わざわざ「摂政」ではこれは実現できないと述べたうえで、生前退位の恒久的な制度設計を国民に訴えた。NHKのスクープは真実だったのだ。

 実は、7月のNHKのスクープ時、各マスコミの宮内庁担当は後追い報道のため、宮内庁へNHKに対する「抗議」の有無の確認に走っていた。というのも、宮内庁が本気で「事実無根」を主張するときには、必ず報道したメディアに対する厳重抗議を行うからだ。

 宮内庁は常に紙媒体やテレビなどの皇室報道に目を光らせている。そして、報道に異論があれば、ホームページに設けた「皇室関連報道について」なるページにすぐさま文書を掲載、徹底的に反論し、メディアを吊るし上げるのだ。

 一例をあげると、宮内庁は今年に入ってからも、「週刊文春」(文藝春秋)1月21日号に掲載された皇室記事「12月23日天皇誕生日の夜に『お呼び出し』 美智子さまが雅子さまを叱った!」に対して「厳重行為」を行なっている。前述のHPには、疑義を呈する箇所をひとつひとつ挙げ、天皇、皇太子、秋篠宮それぞれに聞き取り調査、反論したうえで、「記事の即時撤回」を求める文書を掲載。「週刊文春」発売日の翌日という、極めて迅速な対応だった。

 ところが、昨年のNHK「生前退位の意向」スクープの際には、いつまでたってもこうした「抗議」の音沙汰がなかった。そして、今回の毎日のスクープも同様に、報道から1週間以上が経過した5月30日11時現在になっても、宮内庁が毎日新聞社に正式に抗議をしたという話も出てこなければ、HPにも抗議文を掲載していない。

 実際、24日午前に宮内庁に「毎日新聞へ抗議の有無」を問い合わせたところ、報道室担当者は、「23日付けの読売新聞と産経新聞に宮内庁の見解が出ておりますので、そちらをご確認ください」との回答のみだった。なぜ行政が国民に対して特定の新聞を読めなどと言うのか、ちょっと首をかしげざるをえない(安倍首相の「読売新聞を読め」を彷彿とさせる)が、それは置くとしても、宮内庁は「抗議」の有無について全く言及しなかったわけだ。なお、23日付読売と産経の記事はともに、前述した宮内庁の西村次長の会見をベタに伝える内容で、やはり「抗議」については一言も触れられていない。

 普段、マスコミに猛烈に「抗議」する宮内庁にしては、今回の毎日新聞スクープへの対応はかなり“思わせぶり”と感じずにはいられない。

「生前退位」の意味を封殺しようとした官邸、天皇の怒りは当然

 だが、そもそもの話、毎日が報じた今上天皇の「怒り」は、この間の安倍政権の対応を振り返れば、至極当然としか言いようがない。その本質を捉えるために、いま一度、今上天皇の「生前退位」と「おことば」を見つめ直す必要がある。

 今上天皇が温めていた生前退位について、宮内庁が安倍官邸に正面から伝えたのは、2015年の秋のことだったという。その時、当時の風岡典之宮内庁長官は、杉田和博官房副長官に「12月23日の陛下の誕生日会見で、お気持ちを表明していただこうと思っています」と伝えたと言われる。しかし、官邸は難色を示した。翌年には参院選が控え、首相の悲願である改憲のスケジュールなども考えると、天皇の退位問題を組み込む余裕はなかったためだ。安倍首相を始めとする保守系政治家たちには、「生前退位」によって天皇の地位や権威が揺らぐのではないかとの懸念もあった。

 その後も、風岡長官と杉田官房副長官らは水面下で交渉を続けたが、官邸は一向に首を縦にふらない。天皇の周辺は焦燥感と危機感を募らせていた。そんななか、昨年7月13日夜、NHKが「天皇陛下『生前退位』の意向」を伝える。この時点で、「おきもち」を示す準備があることも断定的に報じられた。不意を突かれた官邸は激怒した。

 だが、今上天皇が〈個人として〉語った8月8日のビデオメッセージは、「象徴天皇の務め」と「機能」を強調することで、大多数の国民に受け入れられた。

〈天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。〉
〈(前略)象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。〉(「おことば」ビデオメッセージより)

 昭和史の研究で知られる保阪正康氏は、「おことば」を「平成の玉音放送」「天皇の人権宣言」と評した。明らかに今上天皇は、「象徴天皇」と自分という人間を区分しながら、国民に語りかけていた。

 この退位の恒久的制度化には、本来、皇室典範の改正が必須だ。しかし、官邸は当初から、手続きに時間がかかり、日本会議などの保守系支持層の反発を免れない典範改正に否定的だった。また、天皇を「元首」に改めようとしている極右勢力から見て、今上天皇が望む「象徴天皇」の安定化は邪魔でしかなかった。官邸は「一代限りの特別法」へ向け、さまざまな策略を巡らせる。

 まず9月には、風岡長官を事実上更迭。次長の山本信一郎氏を長官に繰り上げ、後任次長には警察官僚出身で内閣危機管理監の西村泰彦氏を充てるという“報復人事”を行なった。官邸の危機管理監から直に宮内庁入りするのは異例中の異例だが、これは、いま話題の前川喜平・前文部科学省事務次官に対するスキャンダル謀略でも名前のでてきた杉田和博官房副長官の差配だ。メディアコントロールに長けた警察官僚を宮内庁のナンバー2に送り込んだ官邸の意図は明らかだった。

 首相が設置した有識者会議も、まさに露骨な“出来レース”だった。実際、座長代理の御厨貴・東大名誉教授は昨年末の東京新聞のインタビューで「十月の有識者会議発足の前後で、政府から特別法でという方針は出ていた。政府の会議に呼ばれることは、基本的にはその方向で議論を進めるのだと、個人的には思っていた」と、安倍政権の意向を叶えたと証言している。

今上天皇が創り上げた「象徴天皇」を全否定する「保守派」と安倍政権

 また官邸は、安倍首相のブレーンのひとりとして知られる日本会議系の学者・八木秀次氏に「おことば」の内容を事前漏洩していた。“退位反対”の旗振り役とし、世論を中和させるためだと見られる。

 八木氏は有識者会議のヒアリングメンバーにも選出されたが、そこでも「天皇は我が国の国家元首であり、祭り主として『存在』することに最大の意義がある」などと述べ、今上天皇が国民に語った「象徴」としてのあり方を真っ向から否定した。さらに、安倍首相がねじ込んだと言われる他の保守系メンバーも、次々と“天皇に弓を引く”発言を連発した。

「ご自分で定義された天皇の役割、拡大された役割を絶対的条件にして、それを果たせないから退位したいというのは、ちょっとおかしいのではないか」(平川祐弘東大名誉教授)

「宮中にあっても絶えず祈っておりますぞということで、これが私は天皇の本当のお仕事であって、あとはもうお休みになって宮中の中でお祈りくださるだけで十分なのですと説得すべき方がいらっしゃるべきだった」(故・渡部昇一上智大学名誉教授)

「皇室の存在意義が日本と国民のために祈り続けることにあると私は繰り返し述べました。その最重要のお務めも御体調によっては代理を立ててこられたという事実があります。であれば、国事行為や公務の一部を摂政にお任せになるのに支障はないのではないか」(櫻井よしこ氏)

 だが、言うまでもなく今上天皇の「生前退位」の意向は、わがままでも思いつきでも、ましてや公務が億劫だから放り投げたわけでもない。だいたい、「保守派」の「天皇は宮中にこもり、祈りを捧げ、存在してさえいればよい。公務は不要だ」という主張は、単に、明治期につくられた“万世一系の神話的イメージ”を現代の天皇制に押し付け、今上天皇の「象徴」としてあり方を根本的に否定しようとするものだ。

 しかし、繰り返し強調しておくが、今上天皇は“民主主義と平和主義、皇室の両立”という難題を、「象徴天皇」というかたちで、いかに安定的に引き継がせるかに苦心してきた。「生前退位」の恒久的制度化は、今上天皇にとって、これを実現させるための正念場だったのだ。にもかかわらず、安倍官邸は、数々の“刺客”を送りこみ、天皇への個人攻撃まで行なって、その意味を消散しにかかった。今上天皇が、「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」と漏らすもの当然だ。

 周知のとおり今上天皇は、第二次安倍政権で踏み込んだ護憲発言を行っており、2013年に官邸が高円宮久子親王妃を五輪招致活動に利用をした際には「苦渋の決断。天皇皇后両陛下も案じられているのではないか」と官邸を批判した風岡長官を誕生日会見でかばいながら「今後とも憲法を遵守する立場に立って、事に当たっていくつもりです」と皇室の政治利用に釘を刺している。

 そう考えると、今上天皇が述べたとされる「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」というのも、自身の意向が率直に実現しそうにないという現況への不満というより、官邸が「象徴天皇」のあり方を捻じ曲げようとしていることに対する、強い懸念とみるべきだろう。天皇制と民主主義はそもそも矛盾した仕組みだが、その調和のための智慧までを無下にすることはできない。

 いずれにしても、天皇退位の特例法案が国会で可決・施行されるのは時間の問題だ。安倍政権は、2018年末に「平成」を終わらせる日程を描いているという。変わるのははたして元号だけなのか。よくよく考える必要があるだろう。

(梶田陽介)











河原 友嗣
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100004584458405&story_fbid=785499554946186
『国民の象徴』とは、誰も明解を持たないこの命題に真に取り組んだのは他ならぬ陛下御自身であったと拝察致します。 『象徴天皇とは、決して権力の一機関にあらず。 国民の心そのものでなければならぬ。』・・永年に渡り積み重ねられた陛下の行動自体が、確かにそう物語っています。 私はそう確信しています。 今は国民が陛下のお気持ちに応える時・・断固安倍晋三の悪政を拒否しましょう。 (;^ω^)


 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[4021] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年5月30日 14:27:04 : b3e86umq6Y : _PoBchQIt_I[33]
 
 皇族女性といえども、自由を求めて、女性宮家が創られぬ内にと、御結婚を急がれる方もおられるだろう。
 
 天皇といえども、自由を求めて、退位を求められる方もおられるだろう。
 
 皇嗣なき天皇の退位は、譲位とはならない。
 
 皇族の方たちの、全会一致の御意思による天皇制廃止は、是か非か。
 

2. 新共産主義クラブ[4022] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年5月30日 14:30:36 : KwNxrqSlUQ : 1jnjsbw5SSY[23]
>>1(訂正)
  
 皇室の方たちの、全会一致の御意思による天皇制廃止は、是か非か。
 

3. あおしろとらの友[289] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2017年5月30日 14:39:28 : emRDkJsFwg : JCbF3tKI76g[3]
>「天皇制と民主主義はそもそも矛盾した仕組みだが、」
今上天皇のこころみはむしろ制度としての天皇から脱却し民主主義に馴染まんとしているように思われる。

4. 2017年5月30日 14:43:42 : n8SitkzjXg : reM66gowbg4[77]
どうでもよい実に馬鹿らしい記事です

≫昭和史の研究で知られる保阪正康氏は、「おことば」を「平成の玉音放送」「天皇の人権宣言」と評した。
だと?
「昭和史の研究で知られる保阪正康氏」とやらは、
現人神・裕仁が、ナチス・ヒトラーと手を組んで、日本人を私物化し侵略戦争に引きずり出しアジアで破壊行動を繰り広げ2000万人以上の命を奪った国家犯罪最高責任者=戦争犯罪人だった、その戦犯が「象徴」になったという異常な事態については、研究???したのかな?

ヒトラーの仲間・天皇裕仁戦争犯罪人を「象徴」とした日本国憲法。
天皇家を利用する者たちに頭を垂れて命乞いして保身した現人神天皇裕仁、
永遠に利用され続ける・・・古代奴隷制王族の末裔・天皇家
過ちを清算できない我ら日本人たち
憲法第1章などさっさと削除しましょう


5. 2017年5月30日 15:03:38 : vhnM1OBVVU : NefrGsKL2kY[13]
「天皇という役職の縛り」と「天皇職を全うする個人としての一人の人間としての思い」の狭間で、ビデオメッセージを出された。

同じ日本人として、その思いを汲み取らず、統治システムの材料としかみない連中には反吐が出る。

皇室典範を改正して、定年制を認めればいいだけのことだろ。引退後のことは浩宮さんの扶養でいいじゃん。ご高齢なんだから。
上皇とか、いつの時代の制度だよ。ばっかじゃないか?
陛下でなくとも天皇を政治のオモチャにしてる連中には腹たつわ。
天皇といえど日本国民の一人。人権があってしかるべしだ。


6. 2017年5月30日 15:17:43 : eb2SgReFi2 : sfiUMGvUbkE[5]
阿部総理は友達には異常なほど大事にするが、
天皇を軽んじ、国民には知らせず、沖縄県民を侮辱する。
一部の人のための総理だ。

7. 2017年5月30日 16:05:34 : Gs4waqez2E : YfECHI2TL0g[3]
本文>「今上天皇は“民主主義と平和主義、皇室の両立”という難題を、「象徴天皇」というかたちで、いかに安定的に引き継がせるかに苦心してきた。「生前退位」の恒久的制度化は、今上天皇にとって、これを実現させるための正念場だったのだ。にもかかわらず、安倍官邸は、数々の“刺客”を送りこみ、天皇への個人攻撃まで行なって、その意味を消散しにかかった」


       「現代版天皇機関説論争は、歴史の検証に堪えるものであるべき」
  

  現代版天皇機関説論争の様相を帯びてきた。美濃部は、明治憲法4条『天皇は国の元首にして統治権を総攬し此の憲法の条規により之を行う』に依拠して、天皇制を憲法体制の中へ、矛盾なく合理的に位置付けようとした。対して上杉は、天皇大権は憲法体制を越える絶対的権力と、主張した。息子の亮吉先生が授業中に話したことだが、右翼が自宅に押し掛けてきて、居間で親父が応対するんを襖の陰から覗いていたら、右翼はやおらドスを懐から取り出し、畳にブスッと突き立てたそうだ。昭和天皇は、美濃部説を高く評価し、これでよいとしたんに、周りがそうした意図を理解できなかったわけだ。今上天皇の、天皇制を現憲法体制と無理なく調和させ、両立させたいつう意向は、いわば現代版天皇機関説に通じる。国民主権の下で、矛盾なく天皇制が存在する根拠は、象徴制以外はない。「生前退位」の恒久的制度化も、上記を踏まえた論議のなかで、意味持つ。“一代限り”は、上記とは似ても似つかないもんで、枝も幹の部分も吹っ飛ばした、形骸だけの論議じゃよ。5/25阿修羅現代ビジネスブログに、下記を投稿したので、再掲する。


              「ついに現代版宣旨下る」

  
  本年3月5日、50名を越す山伏が、京都から坂東・武蔵の地へ派遣された。手甲脚絆白足袋で兎皮下げた多勢の山伏の東国下り、目的は何か、かってなら間違いなく宣旨を諸国へ触れ回るためだ。1333年後醍醐天皇は本州に逆上陸し、朝敵追討の宣旨を諸国に発したが、新憲法下の、しかもインターネット時代の宣旨は、山伏を動員した時代とは様替わりだ。宣旨つっても、お言葉つう形式となり、直接的な表現は避け、婉曲的にやんわりと、お気持ちを述べる形式に変った。それだけに、真意を汲み取るには、そこそこの国語力と推理力が必要だ。かってのように、“朝敵を討て、鎌倉を倒せ”つう直截な表現なら、間違えることねえが、現代の新憲法下の宣旨は、婉曲なお言葉じゃあ。じゃけん、陛下のお気持ちを取り違えては、なんねえ。陛下は現代の朝敵と闘うことをキッパリと決意し、お言葉という形式で、メデイアやインターネットを通して、現代版宣旨を全国に発したのである。呼びかけに応えて、現代の名和長年・新田義貞・楠木正成・赤松則村等が、澎湃のように各地に湧き出しつつある。摂津の籠池泰典、武蔵の前川喜平などがそれだ。皆、武士の風格もち、かっての日本人の良さを持ち合わせちょる。これら武士に共通するんは、決して嘘は言わない点だ。権力をカサに威張り散らし、息を吐くようの虚言を撒き散らし、その陰でコソコソと鼬や溝鼠のように国庫を食い齧る、永田村に蔓延る輩とは、大違いだ。呼びかけに応えて、小沢さん主導の野党共闘に結集する形で、今全国民は立ち上がろうでないか。
  ちなみに、3月5日の坂東・武蔵の地50名の山伏は、京都・醍醐寺経由で、当然宣旨は持っては来なかったが、この日の「長瀞火祭り」の火渡り荒行の心を通して、混迷深める現代日本へ現代版宣旨を伝えたと、小生は理解している。            」


8. 2017年5月30日 16:07:25 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[3623]
平井宏明氏
「右翼勢力が言うには、『天皇』を敬うことは『愛国者』になるための必要条件だそうだ。
しかしそれは完全に間違っている。
なぜなら、もしそれが正しいなら、『天皇』を敬わない人間は、『愛国者』になれないことになるはずだが、実際には『天皇』を敬わない『愛国者』は、私を含め大勢いるからだ。」
https://twitter.com/NiST_HH/status/869447456055975936

天皇は要らない。


9. 2017年5月30日 17:04:59 : SS1CS7bA0k : hCKnfk22eeg[6]
明治維新を画策した奴らと満州族の亡霊は皇族が偽者であることを知っているから
強気なのではないだろうか。緑色を旗印にする勢力は奥州藤原氏の血筋であると、
とあるブログにあった。戦争・原発・宗教・金融すべてにおいて日本支配層たちは
世界の悪の頂点かもしれない。創価による東宮乗っ取りも激しさを増している。
北朝鮮問題が解決せず無くならないのはこういった勢力が覇権争いを繰り広げて
いるからではないだろうか。見ていてくだらないが・・・

10. 2017年5月30日 18:32:08 : tRMm1rIzBk : gdtMpc3d9Hc[1]
>>8

ほうら、南国のハエのように表れた。

琉球男も消えろ。


11. 2017年5月30日 23:58:22 : w7KhaNXmHQ : a9Fs28N9iZI[61]
「天皇早く死なねえかの、長生きすんなよ」安倍の本音

12. 2017年6月01日 17:15:22 : tiHX1VX6Ak : sWbknuQRRdA[106]

安倍はなぜ「天皇が嫌いなのか」

天皇が被災地を慰問すると、日の丸の小旗を持った子供、年寄りが出迎える。

安倍が被災地を慰問しても、自民支持のババアしか出迎えないので、

安倍の嫉妬心に火がつく。

天皇はなぜ「安倍が嫌いなのか」

それは、安倍の嫉妬心があべの表情に出ているから。

安倍は天皇と"張りあう"つもりらしい。身の程知らずの安倍である。


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