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次々と出てくる新たな証拠(加計学園疑惑)
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51720016.html
2017年05月27日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
加計学園疑惑の新たな証拠が出続けています。
毎日新聞です。
「加計学園 首相補佐官が前次官に要請 新設手続き「早く」
獣医学部計画で16年秋に働きかけられたと省内に伝える
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人加計(かけ)学園(岡山市)が国家戦略特区で獣医学部を新設する計画について、文部科学省の前川喜平前事務次官が在職中の昨年秋、首相補佐官に呼ばれて開学の手続きを急ぐよう働きかけられたと省内に伝えていたことが関係者の話で分かった。開学を巡っては内閣府が文科省に「総理のご意向」と伝えたことを記録したとされる文書の存在が明らかになっているが、同時期に、首相周辺からも同省に迅速な対応を求めていた可能性が浮上した。
関係者によると、前川氏は昨年秋ごろ、官邸の和泉洋人首相補佐官に呼ばれて、特区での獣医学部の新設について協議。文科省は2003年3月に「獣医学部の新設は認めない」との告示を出していたことから新設に慎重な姿勢を示していたことを踏まえ、和泉氏は告示改正の手続きに向けて「(大学を所管する)高等教育局に早くしてもらいたい」と要求したという。前川氏は「(文科)大臣が判断されること」と明言を避けたとされる。こうした経緯は前川氏から文科省の複数の幹部に伝えられた。
次は共同通信です。
政府の国家戦略特区を活用した獣医学部の新設計画を巡り、内閣府が昨年11月に「2018年4月開学」の方針を公表する約2カ月前までに、学校法人加計学園(岡山市)にこの情報が伝わっていたとみられることが26日、学園関係者への取材で分かった。建設予定地の愛媛県今治市の資料にも事前に伝達されたとうかがえる記載があり、学園が早期に教員を確保するなど、特区応募に有利に働いた可能性がある。加計学園を念頭に手続きが進められたとの疑惑がさらに強まった。
特区を担当する内閣府は取材に「開学時期を学園に伝えたことはない」と書面で回答した。
如何でしょうか?
これでも、証拠が足りないと言うのでしょうか?
では、もう一つ。産経新聞。
「文科省、削除履歴は調べず 「確認できず」とした記録文書」
「学校法人加計(かけ)学園(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる記録文書の存否について内部調査を行った文部科学省は26日、削除履歴を調査していなかったことを明らかにした。
同省によると、調査対象は獣医学部を所管する専門教育課の職員31人がアクセスできる共有フォルダで現存するかどうか調べただけで、職員のパソコンの削除履歴は調べていなかった。理由について担当者は「ヒアリングで(存在が)確認できなかったため」とした。
また、職員の私的メモを調査対象にしなかった理由については「行政文書についての調査であり、組織的に用いるものとして保有していない」と説明した。
文書は民進党が入手。設置をめぐり「総理の意向」などと記されていた。松野博一文科相は19日、「存在が確認できなかった」と発表。だが、前川喜平前事務次官は25日、「確実に存在した」と主張した。」
もうこれで十分ではないですか?
念のために行政文書の定義ですけれども…先日、義家副大臣が次のように答弁していましたよね。
行政情報公開法第二条第二項、この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、または取得した文書、図画及び電磁的記録、かっこのとことばして、であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして当該行政機関が保有しているものを言うという定めがございますけれども、この組織的に用いるもの、或いは、今報道があるように幹部が共有する等々のもの、というのはどういうのものなのかという解釈も明確に出ておりますが、先ず前提として職員が単独で作成し、または取得した文書であって、もっぱら自己の職務の遂行のびんせんのためにのみ利用し、組織としての利用を予定していないもの、或いは、職員が自己の職務のびんせんのために利用する正式文書と重複する当該文書の写し、職員の個人的な検討段階に留まるものなどは組織的に用いるものには該当しないという解釈、これも正式に出ているものでありまして…
ちょっと脱線しますが…
びんせんのために利用するって、便箋? 本人は言っている意味が分かっているのでしょうか?
便箋ではなく便宜と書いてあり、「べんぎ」って読むのです。こんな人がよりによって文部科学省の副大臣なのですから、分数の計算ができない大学生がいても不思議ではない訳です。
本線に戻ると、文部科学省は、判明した文書は、個人が自己の職務の便宜のために用いるための文書に該当すると考え、従って、そのような文書の存在は確認できなかったと言う訳ですが、しかし、それらの文書は事務次官等の上司に説明するための文書等であって、明らかに行政文書に該当するのです。
従って、日付けがないとか、作成者が記されていなくても、行政文書に該当しないなんてことにはならないのです。
如何に官邸の説明が不合理であるかは、これでも分かります。
さらに付け加えると、行政文書と公文書を混同した議論が今、横行しているように見受けられます。それらの判明した文書は公文書ではない、と。
公文書と言えば、確かに責任者のハンコが押してある文書、或いは、関係者のハンコが沢山押してある決裁文書などをイメージすることが多いと思うのですが…政策を決定する部局で、真に重要な役割を果たすのは、むしろペーパーと呼ばれる企画文書や、重要な面談内容を記録した応接記録であることが多いのです。
ペーパーには、日付と作成部局が記載されることが普通ですが、その代り誰もそれにハンコは押しませんし、サインもしません。しかし、決裁権限者の了解が得られると、そのペーパーが事実上の決裁文書の役割を果たすのです。
さらに、真に極秘扱いの文書となれば、日付などが記載されないものもあり、また、読後廃棄と記される文書もあるのです。
読後廃棄ですから、扱いとしては存在しない文書になるのでしょうが、これも立派な行政文書です。
漢字の読み間違えと言えば、菅官房長官は、次のように言っていましたよね。
「地位に連綿としてしがみついていましたけれども…」
恋々、れんれんと言分ければいけませんでしたね。
でんでん総理にれんめん長官!
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<毎日新聞一面トップ > 加計学園 首相補佐官が前次官に要請 新設手続き「早く」 <遂に出てきた!明確な圧力>
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/385.html
義家弘介文科副大臣が「便宜」を「ビンセン」と読み大恥! 安倍も菅も…日本語知らないインチキ保守の安倍政権(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/387.html
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