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政界地獄耳 中曽根は「注意する人」据えた
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1828613.html
2017年5月24日8時12分 日刊スポーツ
★この日、「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法の改正案が衆院本会議で投票総数459、白票338、青票121、自民、公明、日本維新などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。共謀罪について与党などは、テロ対策の不備があるかのごとく説明し、国民に必要不可欠な法律という印象を与えたものの、法相自身が法案を明瞭に説明できず、事実上不誠実な審議と採決となった。
★また、採決直前の今月18日、国連のプライバシー権に関する特別報告者・ジョセフ・ケナタッチが、共謀罪法案はプライバシー権と表現の自由を制約する恐れがあるとして、深刻な懸念を表明する書簡を首相・安倍晋三宛てに送った。これを受けて22日、官房長官・菅義偉は「不適切なものであり、強く抗議を行っている。特別報告者という立場は、独立した個人の資格で人権状況の調査報告を行う立場であり、国連の立場を反映するものではない。プライバシーの権利や表現の自由などを不当に制約する恣意(しい)的運用がなされるということは全く当たらない」と一蹴した。
★このところこんな突っぱね方を、政権は当然のように行う。憲法改正論者、長期政権、「戦後政治の総決算」を掲げた元首相・中曽根康弘と「戦後レジームからの脱却」をうたった安倍は最近よく比較されるが、中曽根は自身の内閣で自分と考えの違う後藤田正晴を官房長官に据えた。当初、後藤田は中曽根より内務省で年次が上だったため、「今まで『君付け』していた者の下には就けない」と難色を示したが、引き受けると中曽根の政策を否定したり、たしなめることもあった。中曽根周辺が言う。「だから後藤田が必要だった。首相には注意する人が必要。そしてこの人に言われれば納得するという人が必要」。安倍お友達内閣には、いや今の自民党には耳を傾けさせたり、立ち止まらせる人材は皆無だ。(K)※敬称略
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