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たんぽぽ舎メールよりの転載です。
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ジャーナリズム研究の砦を奪還する (上)(3回の連載)
| 教授職を奪った村田晃嗣・同大前学長との闘い
└──── 浅野健一 (同志社大学大学院メディア学専攻
博士後期課程教授)
(大阪高裁で地位確認訴訟中)
たんぽぽ舎のみなさんには、私が選ぶ講師による「人権とメディア連続講座」
(8回開催)でお世話になっています。
私が起こしている裁判の経緯と今後について報告させていただきます。
私は大学4年生の時に、ゼミの仲間が不当逮捕されたことで、救援連絡センター
で故・水戸巌さんと出会い、それ以来、非武装・反原発・死刑廃止・天皇制廃止
を政治信条にしてきました。
1989年から92年までジャカルタ支局長を務めましたが、日本の原発メーカーが
政府開発援助を使って、ジャワ島ムリア半島に原発を建設する計画がありました。
当時のインドネシア・スハルト軍事政権は日米の傀儡でした。
私は、甘藷珠恵子著『まだまにあうのなら―私の書いた一番長い手紙』(地湧
社)のインドネシア語訳本を出す手伝いをして、この翻訳本は現地の反対運動が
起きるきっかけとなり、原発計画は頓挫しました。インドネシアでは結局、原発
は一つも建設されていません。
香川県生まれの私は、お隣の愛媛県の伊方原発問題での斎間満さんらの「叛原
発」の闘いにずっと連帯してきました。いま、たんぽぽ舎の同志たちと協働でき
ているのは、とても光栄です。
☆教授地位裁判の控訴審は大阪高裁で審理
今から約3年前の2014年3月末、私が誇りを持って20年間務めてきた同志社大
学大学院社会学研究科メディア学専攻教授のポストを闇討ち・暗黒裁判によって
剥奪されました。
安倍晋三首相に近い対米隷従のテレビタレント、村田晃嗣学長(当時)ら大学
執行部、専攻の同僚である渡辺武達教授(15年4月から名誉教授)と教員4人
(小黒純・竹内長武・池田謙一・佐伯順子各教授)、冨田安信社会学研究科長
(当時)らが謀議して追放でした。
教え子である社会学部メディア学科の河崎吉紀准教授(浅野ゼミ2期生)も加
担しています。
私が2014年2月3日に学校法人同志社(水谷誠理事長=神学部教授・17年4月
に理事長を辞任)を相手に起こした「地位確認等請求訴訟」の判決が17年3月1
日、京都地方裁判所第6民事部(堀内照美裁判長)であり、堀内照美裁判長は
「原告の請求をいずれも棄却する」「訴訟費用は原告の負担とする」との主文を
言い渡しました。堀内裁判長は、3年間の審理で行われた証拠調べをすべて無視
して、被告同志社の代理人、大阪・俵法律事務所の小國隆輔(同大法科大学院講
師)・多田真央両弁護士の詭弁と冨田氏の偽証を「証拠」として採用し、私の不
当解雇を正当化しました。
村田氏は2015年7月、衆議院で戦争法案に賛成の公述をしました。2015年11月
の学長選挙で完敗しましたが、現在も法学部教授です。今も頻繁にテレビに出て、
日米軍事同盟強化を煽っています。
私は地位確認裁判の他に、1.教授会で名誉毀損の怪文書を配布したメディア
学専攻の同僚5人を相手取って起こした損害賠償訴訟 2.学校法人同志社・村
田前学長を被告とする慰謝料請求訴訟 3.対冨田訴訟を起こしています。
私の裁判については、浅野支援会HPを見てください。
http://www.support-asano.net/index.html また、私の雇用闘争は、「全国国
公私立大学の事件情報」HP=研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワー
クをつくろう! =にも紹介されています。
http://university.main.jp/blog/site-mission.html
私は地位確認裁判のヒラメ裁判官・堀内裁判長の不当判決を不服として、3月
13日、大阪高等裁判所へ控訴しました。控訴審の弁護団は山下幸夫(東京弁護士
会)、高田良爾(京都弁護士会)、山縣敦彦(第二東京弁護士会)の各弁護士で
す。山下弁護士は冨田裁判、山縣弁護士は5人裁判の代理人です。
5月1日、大阪高裁第5民事部(藤下健裁判長)に係属が決まり、第1回口頭
弁論が6月30日午前10時から大阪高裁(別館)8階81号法廷で開かれます。
(中)に続く
- ジャーナリズム研究の砦を奪還する (中)(3回の連載) taked4700 2017/5/25 10:55:00
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