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党内手続き経ない安倍首相の意向表明に「残念」 伊吹元衆院議長、BSフジで
5/9(火) 8:05配信
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000502-san-pol
自民党の伊吹文明元衆院議長は8日夜のBSフジ番組で、安倍晋三首相(党総裁)が自衛隊の存在を明記するための憲法9条改正と2020(平成32)年の新憲法施行の意向を表明したことについて、正式な党内手続きを経ずに言及したことに苦言を呈した。
伊吹氏は、自民党が野党時代の24年に公表し、「国防軍を保持」と明記した党憲法改正草案と異なる内容を首相が表明したことを挙げ、「党内手続きをとって出したもの(草案)でないものを公にするときは、党内の話を組織政党としてやっておくべきだった。少し残念といえば残念だ」と述べた。
同時に、伊吹氏は「安倍さんがやりたいと思っている気持ちは、党として当然応えていくという流れになるのではないか」として、党内での議論を進めるべきだとの考えを強調した。「安倍さんの気持ちは痛いほど分かる。『もっと早くしっかりやってくれよ』ということだ」とも語った。
9条の改正自体についても「自衛隊が現に存在し、国の安全保障にきちっとした役割を果たしている。その人たちに『あなた、憲法上、違反と言っている学者がいるけど頑張れよ』という政府はよくない」と述べ、理解を示した。
同じ番組に出演した古賀誠元幹事長も「唐突だ」と首相の表明に注文をつけた。ただ古賀氏は、戦争放棄と戦力の不保持をうたった9条1項と2項を残した上で自衛隊の存在を明文化する首相の見解について、「一定の評価に値する」と述べた。
古賀氏は「憲法改正には慎重であるべきだとずっと貫いてきたと自負しているが、自衛隊の問題については真剣に考えるときがきている」と指摘。その上で「これだけ自衛隊の方々が汗を流し、国家、国民のために頑張ってくれている現実をみると、しっかり確立したものを与えるべきではないか」と語った。
古賀氏は首相が平成32年の新憲法施行を掲げたことについても「総裁として『いつまでに』と明らかにすることは一つの見識だ」と評価した。
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