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http://31634308.at.webry.info/201705/article_3.html
2017/05/04 09:31
その時代の政権を担う内閣は、憲法をまず守り、政治をしなければならないが、昨日、首相は2020年までに憲法を変えると述べた。
その中で、2つの点を挙げた。
一つは、自衛隊の存在意義を憲法に入れることだ。二つ目は、大学までの教育の無償化である。
まず、敢えて自衛隊を憲法の中に書くという意味は、誰も「自衛隊」の存在を無視出来ないからだと思う。「自衛隊」という錦の御旗を隠れの蓑にして、9条2項の「前項(1項)の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」という文を無くして、自衛隊を入れると思われる。つまり、「戦力は保持しない」を書き換え、「交戦権」も何らかの言葉に替えると思っている。
現在の憲法解釈では、2項があるからといって、「自衛権」は放棄していない。所謂、「専守防衛」である。当然、防衛するために「交戦権」は生じる。私などは、これでいいと思うが、安倍首相は「自衛隊」をだしにして改憲しようとしているのだ。
二つ目の「高等教育の無償化」は、維新が以前から主張していることである。自民党は、民主党政権時代に、民主が提案した高校授業料無償化に対して、人気取りのバラマキだと言って大反対した経緯がある。
安倍首相がこれを急に言い出した理由は、二つある。一つは、維新の議席の取り入れである。二つ目は、高等教育の無償化は誰もがあまり文句が無いからである。
この無償化を挙げたことについて、自民党憲法改正推進本部長の安岡興治氏は、インタビューの中で以下のように言っている。憲法改正を初めてやるときは、誰でも認めるものも入れておいて、改憲のバリアを低くする意味があるのではないかと述べている。言ってみれば、本丸9条改憲のカモフラージュと見た方がいい。
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