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「2020年新憲法施行」とは口先政治家の真骨頂だ。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/234.html
投稿者 笑坊 日時 2017 年 5 月 04 日 08:54:48: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6122.html
2017/05/04 05:45

<経団連の榊原定征会長は昨年7月の参院選後、憲法改正について「必要に応じて見直すことは否定されるものではない」と前置きしつつ「最重要課題はデフレ脱却・経済再生であり、経済最優先で取り組んでほしい」と政府に要望した。安倍首相と共同歩調をとる同会長が、政府をけん制するともとれる発言をしたことは意外に受け止められた。経団連会長という役職を離れて個人の立場だったら、改憲慎重論であるのかもしれない。

経団連はかつて、奥田碩会長(トヨタ自動車会長=当時)のもとで「わが国の基本問題を考える」という提言をまとめた。当時の産業界が意見集約をはかったもので、憲法については「綻びが目立つ」「第9条にみられる規定と現実の乖離」「質的に機能していない違憲立法審査権」「多くの解釈改憲がなされ、解釈がさらなる制約につながっているが、これ自体が民主の理念に反する」など、厳しい評価を下している。それでも「憲法を改正すべし」とは主張していない。「新たな国の針路に関して国民的な議論を行った上で、合意を形成すべきである」という意見にとどまる。

以上から読み取れることは、産業界のリーダーは現行憲法の不備を認識している。しかし産業界が突出して改憲を主張することは避けたいと考えている−ということである。

産業界の中核には大手の武器メーカーがあり、通信やソフトウエアなどでも防衛向けが重要な地位を占めている。安易に改憲を主張して「死の商人がもうけようとしている」と批判されるのは、本意ではないのだろう。

それだけではない。産業界のリーダーに話を聞くと、もっと純粋に平和憲法を支持している人が少なくないことに気づく。とくに戦争経験世代には、そうした傾向が顕著だ。戦争経験といっても、実際に戦場に行った人はごくわずか。子ども時代に空襲警報におびえ、逃げ惑った人が現在は名誉会長や相談役として重きをなし、「憲法改正は必要かも知れないが、先走って口にするな」と、後輩である現役経営者ににらみをきかせている。そうした構図がうかがえる。

言うまでもなく安倍首相は戦後生まれ。政界の方が産業界より世代交代が早い。産業界がモノ言わぬのは、戦争経験者がいまだに実力を持っている証なのか。すでに武器輸出3原則が撤廃されて兵器産業は“日陰の身”ではなくなった。周辺諸国との緊張が高まる中で国民の意識も変わりつつある。世代交代が進めば、企業トップが「必要なこと」を主張し始めるだろうか。戦後70年の時点では、まだ見通せない>(以上「日刊工業新聞」より引用)


安倍氏は2020年に改定した新憲法実施の年にしたい、と昨日の憲法記念日に声明を発表した。いかにも口先だけで次から次へと「政治」を行う政治家にふさわしい。

彼が手を付けた政策で満足に成就したものがあるとしたら「増税」だけだ。あれほど自慢していた経済政策は最近ではアベノミクスという言葉すら聞かなくなった。

森友学園疑惑も「終わった」とばかり、改憲を口にするとは厚かましいことこの上ない。加計学園問題は「経済特区」のあり方そのものに関する問題を提起している。そうした安倍氏自身の疑惑を払拭することもなく、「次いこう」と臆面もなく良く言えるものだ。

改憲にしても、すでに実質的に「解釈改憲」を先行して「世界の何処でも戦争の出来る国」に日本を変えている。そうした悪行三昧を批判することもなく、日本のマスメディアは「2020年新憲法実施」と煽り立てて安倍氏の下僕と化している。

安倍氏に改憲を主張する資格はない。なぜなら立憲主義をこれほど壊した総理大臣はいないからだ。憲法は国民を縛るものではなく、政治家に箍を嵌めるものだ。付託された執行権の執行に際して逸脱してはならない範囲を定めたのが憲法だ。安倍氏は日本国憲法を逸脱して執行権を振り回しているのは誰の目にも明らかだ。

口先では勇ましくも護衛艦を米空母へ派遣し北朝鮮に対峙するとしているが、国民にはミサイル攻撃の場合は屋内に退避するかその場に伏せて顔を頭を守るように、と指示するとは噴飯ものだ。いかにも前世期的な戦時訓だ。

国民の命を守るのが政治家の使命だと、これも口先だけで安倍氏は何度も述べているが、実際は国民の命を米国と一緒になって危険に晒している。彼の実像を日本のマスメディアはしっかりと伝えるべきだが、政権の広報機関となっているマスメディアにそうした報道は皆無だ。北朝鮮の脅威を煽り国民に戦争近し、と危機感を煽り続けるだけだ。

北朝鮮の脅威を育てたのは米国だ。米国は北朝鮮の核開発に対して手を拱いて傍観していた。それは米国本土に関わりのない極東のゴタゴタは日本に米国製の兵器を売りつける絶好の口実になるからだ。

しかし米国本土が北朝鮮のミサイルの射程になる開発段階に達すると、突如として発狂したかのように米国が騒ぎ出した。その尻馬に乗って騒いでいるのが日本の首相とマスメディアだ。

彼らが改憲を語るとは驚きだ。これ以上、国民を戦争の瀬戸際へ引きずり出すつもりなのか。安倍自公戦争大好き政権の一日も早い崩壊を望むしかない。

 

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コメント
 
1. 中川隆[-7811] koaQ7Jey 2017年5月04日 08:57:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アホが書いた日本国憲法


22才のベアテが作った日本国憲法条文


•日本の憲法学者の素性

6月4日の衆院憲法審査会で、安保法案の審議に影響を与えかねないハプニングが起った。与党の参考人の憲法学者がなんと「集団的自衛権は違憲」と表明したのである。野党側参考人二人はもちろん「集団的自衛権は違憲」としているので、三名の参考人全員が違憲を表明したことになる。野党はこの「棚からぼたもち」的発言に飛びつき、反安保法案の攻勢を強めている。

安倍政権は安保法案を今夏までに仕上げる予定であったが、この憲法学者の不規則発言がとんだ逆風になっている。直接的には関係のない衆院憲法審査会が、現在の重要法案審議の足を引張る形になった。マスコミも事態を面白がり、連日、これを取上げている。


そこで今週は、経済から離れ日本国憲法と憲法学者を取上げる。まず筆者は、昔から「日本国憲法はばかばかしく」、また「日本の憲法学者は怪しい」とずっと思ってきた。図らずしもそれを示してくれたのが、衆院憲法審査会での三名の憲法学者の意見表明というハプニングであった。

よく知られている話であるが、日本国憲法とその成立過程は本当にデタラメであった。新憲法の原案をGHQがたった8日間で作成し、これを和訳して日本政府に示した。日本政府はこのデタラメの原案を元に体裁を整え日本国憲法を策定し、47年5月3日に新憲法は施行された。この成立過程を見れば、いかに現行の日本国憲法がデタラメであるか理解できるはずである。

しかし卑怯者の日本の憲法学者は、当然、成立過程の真相を知っているのに、ほとんどこの真実に触れない。むしろ日本国憲法の正統性を声高に唱えるばかりである。そもそも成立過程が本当にデタラメなのだから、一つ一つの条文を吟味することは無意味とさえ筆者は考える。この無意味でばかばかしいことを毎日やっているのが、ほとんどの日本の憲法学者である。


このデタラメさを示す一例として、ベアテ・シロタ・ゴードンという当時22才の女性が日本国憲法作成に関与した話を取上げる。ベアテ女史は、両親がウクライナ系ユダヤ人であり、元の国籍はオーストリアであったが(ロシア革命でユダヤ人が排斥されたため両親がウクライナからオーストリアに移住した)、後に米国に変った。父親レオは有名なピアニストで、演奏会を開くため半年の滞在予定で来日した。しかし東京音楽学校(現在の東京芸大)の教授の職を父親のレオが得たため、5才のベアテは両親と共に日本に住むことになった。

彼女は大森ドイツ学園とアメリカンスクールで16才まで教育を受けた。途中でアメリカンスクールに移ったのは、ドイツでナチスが台頭し、ユダヤ人のベアテが大森ドイツ学園に居づらくなったからである。両親は教育熱心で、ベアテにフランス語と英語の家庭教師を付けた。この結果、彼女は、ドイツ語、ロシア語だけではなく、フランス語、英語、さらにラテン語にも堪能になった。また10年間も日本に住んでいたため日本語もできた。この語学の才が後に日本国憲法起草に関わるきっかけを作った。

16才で彼女はサンフランシスコのミルズ・カレッジに留学した。一時、両親も訪米したが、大平洋戦争開戦の直前に日本に戻った。戦争で両親との連絡が途絶え、仕送りがなくなったベアテは、アルバイトとして米連邦通信委員会(FCC)で日本短波放送の翻訳の仕事を得た。さらにFCCから戦争情報局(USOWI)に移り、ここでは対日プロパガンダの原稿作成のアルバイトを行った。彼女はタイム誌を経て、終戦後、両親が住む日本に戻りGHQ民政局に職を得た。GHQに採用されたのも、ベアテが日本語が堪能であったからである。とにかく当時の米国には、日本語を理解する者がほとんどいなかった(日本語が出来る白人は全米で60名程度)。

•日本国憲法は「埋草」

GHQは、日本の占領統治に法律の整備が必要と考え、まず憲法を新たに制定することにした。ところが時間に迫られ、憲法の原案を一週間で策定することになった。ここで狩り出されたのが、日本語が出来る22才のベアテ女史であった。まるで冗談のような話であるが本当の事である。

実際、彼女は日本国憲法の24条、25条、27条の制定に深く関わった。特に24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)はほぼベアテ女史が原案を策定したと言って良い。GHQ上層から日本国憲法策定の指示を受けた彼女が参考にしたのは、ワイマール憲法、米国憲法、フィンランド憲法、そして何とソ連憲法であった(都内の図書館でこれらを閲覧)。ちなみにソ連憲法を参考に「土地の国有化」を日本国憲法に取入れようと条文を作ったが、さすがにこれは上司が削ったという。


このように日本国憲法の成立過程は相当デタラメであった。ところがこのデタラメさはGHQにとって決して不合理ではなかった。とにかく早急な日本統治に必要な法体系の整備に迫られていた。明治憲法を廃する以上、これに替わる新たな憲法を作る必要があった(もちろん暫定的な憲法)。つまり明治憲法の「埋草」が新しい日本国憲法である。したがって「埋草」だから体裁が整っておれば何でも良かったのである。

GHQは、連合国の占領が終わり日本が独立すれば、当然、日本国民は自分達で憲法を新たに制定するものと考えた。しかし少なくとも占領終了までは憲法は形として必要であり、したがって占領政策を邪魔するものでなかったなら何でも良かった。法律を専門に学んだわけでもない22才女史のアルバイト感覚で作った憲法の条文も可であったのである。また暫定的な憲法だからこそ、素人の22才の女史に憲法原案の策定を命じることができたのである。むしろ占領が終結して60年以上も経っているのに、このデタラメな憲法を改正しない日本の方が異常と米国は考えていると筆者は思っている(内政干渉になるから口には出さないのであろう)。


問題の戦争放棄の第9条も日本の占領政策に沿うものである。当然、敗戦国の日本が占領軍にクーデターを起こすことを警戒した条文と考えられる。しかし未来永日本が戦力を持たないということは全く想定していなかった。それどころか第9条を押付けておきながら、早くも新憲法施行の翌年の48年には米側の関係部署で「日本の限定的再軍備」という答申がなされている。

再軍備は日本側が働きかけたのではなく、新憲法で日本に戦争放棄を迫ったはずの米国から打診されたのである。むしろ再軍備を渋ったのは、吉田茂首相率いる日本政府の方であった。たしかに戦後の経済の混乱で食う物も食えない状態の日本にとって、とても再軍備の余裕はなかった。

しかし朝鮮戦争の勃発などによって、米国からの再軍備の要請はさらに強くなった。ついにこの要請を受け入れ日本は、50年に警察予備隊を設立、また52年はこれを保安隊に改組し、さらに54年には自衛隊を発足させた。これから解るように戦争放棄を唱った第9条は、米側(GHQ)の手違いみたいなものであった。実際、筆者は、新憲法の施行が1年遅かったなら、戦争放棄の第9条は憲法に盛込まれなかったとさえ思っている。


筆者は、日本国憲法のいい加減な成立過程を考え、大半の憲法学者を筆頭に日本の護憲派に対して強い嫌悪感を持つ(はっきり言って彼等は軽蔑の対象である)。護憲派は、嘘つきで詐欺師とさえ思っている。またなぜか憲法学者には、不遜で理由もないのに他人を見下すような者が多い。

衆院憲法審査会で「集団的自衛権は違憲」と表明した憲法学者の中には、よくテレビでよく見かける者がいる。彼は討論番組に出ると他の出席メンバーを「もっと勉強しろ」と罵倒する。しかし意見を聞かれると決まって「憲法を改正するのが筋」としか言わない。まるで小学生の答えである。もちろん現憲法の改正が事実上無理と解っていての発言である。筆者は、この憲法学者がテレビに登場すると直にチャンネルを変える。
http://www.adpweb.com/eco/  


[32初期非表示理由]:担当:アラシ

2. 2017年5月04日 10:55:29 : QlotMlrsbc : pG68qevfdnI[16]

財界人は「ブランド・イメージ」の重要さを知っているからこそ、表立って憲法改正を言わないのであろう。

いまのところ「日本ブランド」には「民主主義の平和国家で技術立国」というイメージが含まれており(あくまでも、イメージであるが)、財界人は商売に、そのクリーンなイメージを利用してきた面がある。

なので財界人の中には内心、いまの日本ブランドのイメージを損なう方法での憲法改悪には反対の人も相当数いるのだろう。(本当に平和主義が大事だと思っている訳ではなく、ただ商売で利用できるというだけの意味の人々も含むが)

実際、北朝鮮のような独裁的で怪しい国の物は、いくら安くても(仮に一定の技術水準をクリアしていたとしても)あまり積極的に欲しいと思う人がいない、という事実を考えれば、日本ブランドの背景にある「平和主義」と「民主主義」というブランドイメージは、経済にとっても重要であることは誰にでも判る筈だ。

ただ総理大臣の安倍晋三だけは、それを判っていないから自由と民主主義の平和憲法のことを「みっともない憲法」だとバカな事を言いだすのである。




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