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安倍“将軍さま”には誰も逆らえない!
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2017/05/03 19:28 半歩前へU
▼安倍“将軍さま”には誰も逆らえない!
自民党は今や党全体が「貝」になった。完全に口を閉じてしまった。ひと言、発言しただけで封殺される。今は安倍晋三“将軍さま”に誰も逆らえない。
そう言えば北朝鮮の金正恩も三代目。安倍晋三も三代目。安倍は北朝鮮の金正恩を強烈に意識しているのか、それとも政治の手本にしているのか、日増しに傲慢になりつつある。
今の自民党には異論封じる空気が充満しており、窒息するような状況の中で耐え忍得るしか生きるすべはないようだ。
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1月30日、天皇陛下の退位をめぐる自民党の懇談会。座長の高村正彦が促した。「静かな環境」で議論するためメンバーを党役員中心の14人に絞ったが、想定以上に「静か」だったからだ。
そこで野田毅が口を開いた。「女性天皇の是非も話し合うべきだ」。党内最多の当選15回という大ベテランで、党役員ではない唯一の懇談会メンバー。
ところが、発言を促したばかりの高村は「この場ではやらない。収拾がつかなくなる」と制した。
女性・女系天皇の議論は皇室典範改正につながる。
安倍晋三の意に沿わないことが明らかな意見は封じる。
野田を巡っては、消費税率を10%へ引き上げる際の軽減税率導入にも慎重姿勢を続けて公明党と対立し、2015年10月に党税制調査会長を更迭された過去もある。
石破茂は「物を言った人間は決して厚遇されない。『重鎮』と言われる人が官邸の意向一つで代われば、党内は震え上がる」と指摘する。
石破は最近、旧中曽根派の先輩議員だった島村宜伸元農林水産相とパーティーで再会した際、「あの時言った通りになったろ」と言われた。
あの時とは、衆院に小選挙区制を導入するかをめぐる党内対立が激しかった1990年代。島村は反対派の急先鋒で、「党に権力が集中して、みんな言うことを聞くやつばかりになるぞ。物言わぬ政党になり、つまらない議員が増える」と予言していた。
当時、小選挙区制導入の旗を振った石破は今、自民党が島村の予言通りになったと感じている。「誠に申し訳ございません。こうなるとは思いませんでした」と島村に頭を下げるほかなかった。
島村は小泉内閣で郵政解散の署名を拒否して農水相を罷免された。かつての自民党には、島村のほかにも梶山静六、粕谷茂、亀井静香、河野洋平の4が橋本政権の総務会で執行部批判を繰り広げ、そのイニシャルから、スキージャンプの「K点越え」と呼ばれるなど一言居士がそろっていた。
今の総務会で異論を唱えるのは、石破のほかに村上誠一郎や木村義雄が目立つ程度。
集団的自衛権を議論していた2014年夏ごろまでは「おっしゃる通りだ」と村上の事務所をこっそり訪ねる議員もいたが、いまはいないという。
村上は「後ろを向いたら誰もついてきていない」と嘆く。
むしろ(安倍晋三が)政権復帰した2012年の衆院選以降に初当選した若手は「沈黙する自民党」しか知らない。
2015年秋の党総裁選に意欲を示した野田聖子の推薦人になろうとした議員が切り崩され、首相の「無投票再選」に終わったことも記憶に新しい。
衆院当選2回の若手は「先輩が黙るなら、私たちはなおさら。何か言ったら自分がおしまい」と語る。
沈黙は、野党転落の教訓や党内対立で自滅した民主党を反面教師にした政権維持の「手段」だったが、1強のもとで「目的」に変わった。 (以上 朝日新聞)
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