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日本国憲法こそ素晴らしい 改憲は破滅の道 世論誘導に騙されてはいけない(弁護士 猪野 亨のブログ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/196.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 03 日 02:11:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

日本国憲法こそ素晴らしい 改憲は破滅の道 世論誘導に騙されてはいけない
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2743.html
2017/05/02 23:50 弁護士 猪野 亨のブログ


 日本国憲法が施行70周年を迎えました。

 日本国憲法があったからこそ、日本は平和を享受してきました。今後もなお一層、この平和憲法の理念を堅持し、そして世界各地に起こる戦争に対し、日本こそが断固、反対し、その先頭に立つことが求められています。

 しかし、安倍晋三氏は、憲法「改正」に並々ならぬ執着心を示しています。

 何故、そんなに日本国憲法を「改正」したいのでしょうか。現行憲法のどこに不都合があるというのでしょうか。

 私たち国民にとって現行憲法に不都合なところなど全くないのです。

しかし、政権側に不都合があるというのですが、これは何故だかわかりますか。

 安倍氏がこれまでずっと言い続けてきたのが戦後レジームからの脱却でした。

 そこにあるのは戦前回帰であり、「大日本帝国」の再建です。教育勅語を教材として用いることさえ、その道を開きました。銃剣道が学習指導要領の中に明記されましたが、これが武道などというのは詭弁もいいところで、戦前回帰そのものです。

 安倍政権が憲法を「改正」したがっているのは、憲法が権力を縛るという立憲主義に基づいているからです。憲法は権力の行使を制限するための規範です。国家権力の濫用から国民の人権、自由を守る、これこそが憲法の目的です。

 しかし、憲法によって国家の権力が縛られるということが安倍氏にとっては許せない、ということなのです。

 先般、トルコでは大統領権限を拡大することを目的とした憲法改正が承認されました。エルドアン大統領が自らの権力を拡大するための憲法改正であり、自分を縛るためではありません。立憲主義の後退なのです。

トルコの憲法改正にみる多数派支配の恐ろしさ 権力の濫用を押さえるどころか権力を拡大させた 憲法「改正」に見る反面教師

その結果、トルコで起きている事態は、言論弾圧です。

トルコ、ウィキペディアとデート番組を禁止 公務員も大量解雇」(AFP2017年4月30日)

「トルコ政府は29日、オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」へのアクセスを完全に遮断し、テレビのデート番組を禁止した。大統領権限を強化する憲法改正の国民投票で勝利したレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領による弾圧への懸念がさらに高まった。
 政府はまた、4000人近い公務員を解雇した。昨年7月のクーデター未遂後、9か月以上にわたって非常事態宣言が敷かれ、粛清が続いている。」

 日本の場合も例外ではありません。安倍氏がまず狙っているのが緊急事態条項です。

 緊急事態には国民の権利や自由を制限できるという条項です。まさに憲法の目的である権力制限とは逆行する条項です。

 共謀罪の成立を狙っているのも目的は同じです。国民監視であって、決してテロ対策ではありません。

 「テロ等準備罪」と言いながら、政府は、テロを防止するためにこの法律が必要ということを具体的な説明は一切、できていません。山菜採りがどうこうという珍解説しかできないのが現状であり、それは当然なのです、テロ防止が目的ではなく国民監視が目的なのですから。

 もう1つ権力を集中させ、国民の権利、自由を制限しようという政治状況が安倍政権によって作り出されようとしています。

 北朝鮮問題です。

 この問題は北朝鮮の核開発を封じ込めるために、トランプ米国大統領が先制攻撃をするぞと恫喝したことに端を発し、それを安倍氏が煽っているというものです。

 危機になればなるほど、都合がいいというのが安倍政権側です。

「北朝鮮動向に不安」90%、JNN世論調査」(TBS 2017年5月1日)

「北朝鮮が弾道ミサイルの発射など、挑発的な行動を繰り返していますが、最近の北朝鮮の動向をどう感じているか聞いたところ、「非常に不安を感じる」が54%で、「多少は感じる」の36%とあわせると90%に達しました。「あまり不安を感じない」「全く不安を感じない」は合わせて9%でした。」

 安倍政権が北朝鮮を挑発し、しかし、マスコミ報道がそういった事実経過を報じることなく、北朝鮮が報復行動を示唆することばかりを報じ、国民の不安を煽ってきました。
 その世論誘導によって北朝鮮に不安が90%などというとんでもない数字が出てきたのです。

 そして、その結果、「安倍内閣の支持率は、前回の調査より6.3ポイント上がって63.3%。不支持率は、5.8ポイント下がって34.8%でした。」ということに行き着きます。

 戦争を政権維持のために用いられるというのはどの時代でもどの国でも常套手段でしたが、現代の日本でも同様の状況が出ているということは、非常に危ない時代を迎えたということでもあります。

 日本の自衛隊が、米国空母カール・ビンソンとの共同演習が実施されていますが、これに対しても「北朝鮮への対応を巡り、アメリカ軍が空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせ、途中、自衛隊と共同訓練を行いましたが、こうした日米の対応について支持するか聞いたところ、「支持する」と答えた人は64%でした。」という結果です。

 この演習は、北朝鮮を武力で威嚇するためのものというだけでなく、未だ日本が武力行使も受けていないにもかかわらず、米国の行う戦闘行為に無批判に従うという集団的自衛権行使の一場面です。集団的自衛権の行使が自国に危険を招く典型例なのですが、そうした現状よりも北朝鮮が脅威という扇動によって誘導されていることが如実に表れています。

 こういった状況を作り出すことは権力を拡大していくための下地でもあり、憲法を改悪するために不可欠となりますが、このような状況下で憲法が「改正」されてしまってら、それこそ権力の肥大化しかありません。

 今ほど日本国憲法を守らなければならない時代はないということです。

 私たちが誇る日本国憲法を守るため、声を上げましょう。

これまでも これからも 私たちは戦わない 北海道大集会&パレード(札幌弁護士会)



 

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コメント
 
1. 2017年5月03日 05:41:22 : rCKjt9G4pU : fm@rUKw6bCU[6]
 多摩散人です。

 9条は、破れば破るほど国民から高い支持を得ます。

破れば〜、破るほど、よか9条。です。

http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/179.html#c11


2. 2017年5月03日 06:27:33 : FHmopeqWEw : dKBE1d@1drM[13]
自分の権利が奪われ権力者の思うままの世の中がよくて戦争をしている国がいいとか。しょせん安倍工作員の多摩散人の言いそうなこと。

赤紙一枚で死を強制される。稲田婆さんンお命令で死ぬ。そんな権力が好きな変質者。


3. 2017年5月03日 07:20:10 : A8RnQcbbZU : G4j9h0Px8Hk[2]
そう言うのなら、9条2項に従い今すぐ自衛隊の廃止運動をして欲しいし、海保や警察が武器を所持している事をどう解釈するのか説明すべきでしょ。

9条では戦争だけでなく紛争についても書かれていることや、GHQ占領下だったから、警察の武器所持も許されていなかった時代だってことを知らなすぎ。

そのまま読めば、テロ行為に対しても徒手空拳で戦うしかないんだよ。


4. 2017年5月03日 08:36:01 : yr7wJfEPhk : 14p0bbZWxv4[13]
 多摩散人です。

こちらでも言いたいことを言っています。今日は憲法記念日ですね。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/877.html#c9


5. 中川隆[-7766] koaQ7Jey 2017年5月03日 11:33:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

天皇一人だけを守る為に作ったインチキ憲法を守るのは売国奴だろ:

憲法草案に「いいじゃないか」 昭和天皇の発言、メモに
朝日新聞デジタル 5/3(水) 3:01配信

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昭和天皇と幣原喜重郎とのやりとりが書かれた宮沢俊義のノート=立教大学図書館所蔵


 「これでいいじゃないか」――。日本国憲法起草のもとになった連合国軍総司令部(GHQ)草案の受け入れをめぐり、1946年2月22日に昭和天皇が幣原(しではら)喜重郎首相(当時)と面談した際の天皇の発言を示すメモが、憲法学者の故宮沢俊義・東大教授のノートに記されていたことがわかった。「安心して、これで行くことに腹をきめた」という幣原氏の心情も記載されている。


 ノートには、46年9月ごろ、宮沢氏ら貴族院特別委員会のメンバーが幣原氏から首相官邸に呼ばれ、「内話を聞かされた」なかでの、幣原氏と昭和天皇のやりとりが備忘録的に記されていた。高見勝利・上智大名誉教授(憲法)がメモの記述を見つけた。ノートの原本は立教大学図書館に所蔵されている。

 幣原氏と面談した際の昭和天皇の発言に関しては、GHQ作成の資料に、天皇自身が徹底的な改革を望み、草案を「全面的に支持する」と述べたとの記載があり、様々な文献にも引用されているが、「発言が積極的過ぎる」などと疑問視する声もあった。高見氏は、「メモからは、日本や天皇制を取り巻く厳しい国際情勢を考え、草案の受け入れしかないという現実的判断をしたことがうかがえる。GHQの資料よりもメモの方が実態に近いのではないか」と話す。

 調査委員会でまとめた憲法改正案が明治憲法の微修正にとどまったため、GHQの同意を得られなかった。46年2月13日、GHQ側から渡された草案では天皇の地位が「象徴」となるなど、政府内では受け入れをめぐり賛否が割れたが、22日午前の閣議で事実上の受け入れを決定。同日午後、首相だった幣原氏が天皇を訪ね、経緯を報告した――ここまではすでに明らかになっている。

 宮沢ノートのメモは、この時の様子をこう記す。

 「陛下に拝謁(はいえつ)して、憲法草案(先方から示されたもの)を御目(おめ)にかけた。すると陛下は『これでいいじゃないか』と仰せられた。自分はこの御一言で、安心して、これで行くことに腹をきめた」

 また、幣原氏は2月21日、マッカーサー司令官と面会。そこでのマッカーサー氏の発言について「元帥曰(いわ)く。『天皇の問題については、自分は諒承(りょうしょう)しているが、南と北とから、反対がある。天皇を象徴とする憲法を承認するということは、日本の為にのぞましいと思う』。〔南とは濠州、ニュージイランド、北とはソ聯(れん)だろう〕」。

 草案に沿って憲法改正案作りをすることを決定した日本政府は、3月4日から5日にかけてGHQ側との徹夜の協議で案を確定。6日、「憲法改正草案要綱」として発表した。帝国議会の審議を経て、46年11月3日に日本国憲法を公布。47年5月3日に施行した。(編集委員・豊秀一)

April 29, 2017

天皇メッセージ発見者・進藤栄一氏に聞く 「苛烈な現実 今も」 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

http://ift.tt/2oRPQmn

「天皇メッセージは、1947年9月に宮内庁御用掛の寺崎英成が米国側に伝えたものを米本国に送った報告電文で、昭和天皇がすすんで沖縄を米国に差し出すという内容だった。昭和天皇の侍従長を務めた入江相政の日記でも裏付けられた。昭和天皇実録でも確認されている」

―当時の背景は。

「まだ占領軍内で沖縄をどうするか意見が分かれていた。軍事化を進めて共産主義の対抗基地に使うというタカ派と、日本の民主化を進めることが平和構築につながるとするハト派が拮抗(きっこう)していた。そこへ天皇メッセージが出て来て、それを軸に占領軍内での沖縄の位置付けが反共拠点として要塞(ようさい)化すべきだというものへと明確化していった。それが天皇メッセージの歴史的意義だ」

「さらに翌48年2月に寺崎が2度目の天皇メッセージを届ける。その中で『南朝鮮、日本、琉球、フィリピン、それに可能なら台湾を含め』て反共防衛線をつくるべきだと提言する。最も恐るべきは日本の共産主義化だと。これは戦前以来の発想だった」

―沖縄は日本から切り離され米施政権下を経て72年に日本に復帰した。だが米軍基地の集中は変わらず、基地の自由使用など“軍事占領”ともいえる実態は今も続いている。

「沖縄が日本に復帰した後も米軍基地は残り、逆に強化されている。これは天皇メッセージに始まる沖縄の苛烈な現実の帰結だ」
https://kuantan.me/2017/04/29/april-29-2017-at-0501am/


「天皇を含む多くの有力な皇族との議論に基づくものと考える理由がある」GHQシーボルト外交局長

「屈辱の日」と天皇メッセージ 沖縄切り捨て、差別の原点 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

http://ift.tt/2pi9jiJ

ソ連侵攻の防衛線に 昭和天皇 48年、2度目のメッセージ

1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効してから28日で65年となった。敗戦後、連合国軍の占領下にあった日本は条約発効で独立を果たしたが、沖縄や奄美は日本から切り離された。その原点は昭和天皇が米側に対し「25年から50年、あるいはそれ以上」沖縄を米国に貸し出す方針を示した天皇メッセージだ。

米政府側が終戦直後に日本の占領政策を策定するさなかの1947年9月、沖縄の米軍占領継続の希望を伝えた昭和天皇の沖縄メッセージに加えて、翌48年2月に2度目の“天皇メッセージ”といえる考えが天皇側から米軍側に伝えられていた。皇室と連合国軍総司令部(GHQ)との連絡係を務めた宮内府御用掛の寺崎英成氏が、ソ連の侵攻に備え「琉球」を含む日本列島からフィリピンを防衛前線とする考えを米側に伝達していた。

共産主義国家による侵攻を懸念し、反共の観点から「日本」を守るとりでとして沖縄の軍事基地化を提案し、さらに「日本」の防衛を米軍に委ねるという施策を積極的に展開していた「天皇外交」の姿が浮かび上がる。

寺崎氏は、GHQのウィリアム・シーボルト外交局長に対し「南朝鮮、日本、琉球、フィリピン、そして可能ならば台湾を米国の最前線地域として選ぶ」のが現実的施策だとする考えを米側に伝えた。

寺崎氏の提案を受けシーボルト氏は、米本国への電文で「寺崎氏の個人的見解を示しているにとどまらず、天皇を含む多くの有力な皇族との議論に基づくものと考える理由がある」と説明し、天皇側の意向を反映したものだとの認識を示した。
https://kuantan.me/2017/04/30/april-30-2017-at-1210pm/


[32初期非表示理由]:担当:アラシ

6. 2017年5月03日 12:45:50 : f3uXvnbYKU : MAemZd8dbTY[1]
> 中川隆[-7766] koaQ7Jey 2017年5月03日 11:33:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


コピペはいいから自分の考えを書けよ。

これだから腐りきった在日は困る。


7. 中川隆[-7764] koaQ7Jey 2017年5月03日 13:37:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>6
天皇がチョンなんだよ

[32初期非表示理由]:担当:アラシ

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