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まるで戦前!「憲法を守ろう」排除の動きが続々! 政権批判するだけで共謀罪逮捕される悪夢がすぐそこに(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/186.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 02 日 20:55:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

            
                首相官邸HPより


まるで戦前!「憲法を守ろう」排除の動きが続々! 政権批判するだけで共謀罪逮捕される悪夢がすぐそこに
http://lite-ra.com/2017/05/post-3126.html
2017.05.02 「憲法を守ろう」排除の動きが続々 リテラ


「憲法を守ろう」という集会が、公的な場所から締め出し

 明日3日は現行憲法の施行から70年目を迎えるが、その憲法記念日を目前にして、戦前を思わせる不穏な事件が相次いでいる。

 そのひとつが、石川県の市民団体「石川県憲法を守る会」が憲法記念日に金沢市役所前広場で開催しようと企画した「憲法施行70周年集会」に対し、金沢市が広場の使用を拒否した一件だ。

 毎日新聞によれば、市の総務課は広場の使用に不許可を出した理由について、「申請後の聞き取りで、集会の内容には政府への批判も含まれると聞いた。中立性確保の面で支障があると判断した」と説明。しかも、金沢市は拒否したことの根拠を〈「特定の政策、主義、意見に賛成または反対する目的での示威行為」などを禁止した市庁舎等管理規則に基づき判断した〉というが、じつはこの「市庁舎等管理規則」の該当部分は3月21日に改正したばかり。これまでは「示威行為」を禁止するとしていたが、改正によって「特定の政策、主義、意見に賛成または反対する目的」という文言が追加されていたのだ。

 これはあきらかに護憲集会を開かせないための恣意的な改正だろう。というのも、同団体は2014年5月まで十数年間にわたってこの広場で護憲集会を開催し、市も許可していたからだ(2015〜2016年は広場が整備工事中だったため別の場所で開催)。

 だが、同団体などが同じ2014年5月に自衛隊パレードの反対集会を開催しようと同広場の使用許可を申請したところ、金沢市は拒否理由を「集会は政治的行為に当たる」と説明、最終的に「示威行為」を不許可の根拠としたのだ。その後、市民団体側はこの判断は違憲・違法として市を相手に裁判を起こし、1・2審ともに請求が棄却、今年2月に団体側は最高裁に上告している。

安倍政権以降、護憲、反原発、政権批判の集会、人物が次々と排除

 言わずもがな、憲法は「集会・表現の自由」「思想および良心の自由」を保障しており、また、地方自治法第244条も〈普通地方公共団体は、正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならない〉と定めている。いや、そもそも今回の憲法記念日に企画されたのは「憲法を守ろう」と訴えるイベントだ。それを現行憲法の遵守義務が課せられた公務員が「政治的」と判断して拒否すること、それ自体が「憲法違反」ではないか。

 さらに今年4月には福井県でも、福井県庁前の交差点において反原発を訴えている市民団体に対して県が活動自粛を文書で要請するという事件も起こった。これもまた、国策を批判するという表現の自由を奪う暴挙と言うべきものだ。

 だが、注目すべきは、こうした政権批判や、護憲・平和をテーマにした市民団体のイベントに対して行政が過剰に反応、対処するようになったのが、第二次安倍政権以降の特徴的な流れであるということだろう。

 挙げ出せばキリがないが、たとえば2014年2月には、憲法記念日に企画された内田樹氏の講演会の後援を神戸市が不承認。6月には神奈川県大和市が、後援した護憲を訴える市民団体のイベントでアイドルグループ・制服向上委員会が自民党を歌詞で批判、後援を取り消した。また昨年も、北海道室蘭市は憲法学者の小林節氏が講師を務めた憲法イベントのチラシの市民会館への掲示を不許可。東京都国分寺市では、市が補助金を出し事務局を担う「国分寺まつり」において、護憲や脱原発を訴える3つの団体が出店や参加を拒否されるという事件も起こっている。

 政治に対して批判を自由に行える、それは民主主義国家の大前提だ。しかし、護憲や平和を訴えることさえも、いまや「政治的中立を逸脱している」などと判断される。そうした空気をつくり出したのは、ほかでもなく安倍政権だ。

 そして、この空気のなかでいま、考えなくてはならないのは、安倍政権が血道を上げて成立を目論んでいる「共謀罪」がいかに危険か、ということだろう。

共謀罪成立すれば、護憲や平和を訴えただけで検挙対象に

 共謀罪に対してはいくらでも恣意的な運用が可能であることが指摘されているが、実際、先月21日の衆院法務委員会で盛山正仁法務副大臣は「(一般人が)対象にならないということはない」と、一般人も捜査対象であることを認めた。また、過去に自民党衆院議員として共謀罪審議を行ってきた早川忠孝弁護士も、衆院法務委員会で行われた共謀罪法案参考人質疑の場で「(金田勝年法相よりも)副大臣のほうが法律家に近い感覚でお答えになったのではないか」と発言。さらに既報の通り、共謀罪の取りまとめ役となっている自民党法務部会長である古川俊治参院議員は、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)の取材に対し、「(市民団体も)組織的犯罪集団として認定される可能性はありますね」と明言している。

 ようするに、権力側の一存で、政権に批判的・反対する態度をとる市民団体などは「組織的犯罪集団」とされてしまうのだ。そうなれば、護憲や平和を訴える集会を開催することも、こじつければ簡単に「組織的な威力業務妨害罪」とすることも十分に可能だろう。憲法を守ろうと主張すること、平和を守る観点から政権批判を行うこと、そんなことすら検挙の対象となる社会──。「そんな馬鹿な」と思うかもしれないが、これがいま、現実に近づいているのである。

 安倍首相は昨日1日、「新しい憲法を制定する推進大会」に出席し、「もはや憲法を不磨の大典だと考える国民は非常に少数になってきた」などと言い、「改憲か護憲と言った抽象的で、そして不毛な議論からは私たちは卒業しなければいけない」と宣言した。前回の参院選の遊説では一度たりとも「憲法改正」に言及しなかったにもかかわらず、こうやってこの総理は現実に起こっている護憲の声を無きものにしようとしている。ならば、無視できないほどにより強く、「憲法守れ」と訴えるしかない。

(水井多賀子)



































 

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コメント
 
1. 2017年5月02日 21:17:13 : 9cDZ5auBU2 : 1HLnO1LdbGA[88]
「憲法を守ろう」より「我々の命を守ろう」の方が優先順位が高い。
「憲法を守ろう」≠「我々の命を守ろう」

2. 2017年5月02日 22:04:04 : sdCmUezlpo : RRLqE7X@Xrg[3]
悪魔カルトを守るのは民主主義とは言わない。
天皇族や麻生や安倍という背乗りを排除しよう。

3. 戦争とはこういう物[2010] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2017年5月03日 16:37:32 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[653]
「中国は表現の自由がない」という時だけ、この国は表現の自由があるような気分になれる。
政府批判の表現に自由がないと実感すると、この国は社会主義国を貶せない現実に気付く。

4. 2017年5月03日 18:34:53 : DmJcG1r9M6 : t2zgxHfcOwI[48]

国民の多くは極右の改憲論や極左の護憲論の支持者ではないように思う。両方とも違うんだろ。

両者の極端な論理でなくても現行憲法を尊重して憲法が規定する権利を享受すると考えられる。

むしろ政党ごとに支持を得ようとだけ活動するやり方は賛成・反対に名を借りた独善欲の偽善。

国民は潜在的に政党政治の限界を露呈した現実を主権者の目線で意識するから政治不信になる。

与野党の対立で両極にエスカレートするだけの政治が法の安定性や法治国家の威信を傷つける。


5. 2017年5月03日 23:00:55 : unA9hWYW1I : ZvrK62aHhUQ[298]
●あの言語に絶する戦争の実戦体験はおろか、膨大な惨禍すらも全く知らぬ、戦無派世代に属する、安倍一味はもとより、いわゆる自称「日本会議」と称する極右外道徒党集団の者どもと言えども、もうこの世に生れ落ちた瞬間から、平和憲法下の理念(主権在民、基本的人権の尊重、言論表現の自由、平和主義)の下に育ち、目一杯その価値規範の恩恵を享受しながら生長した輩どもである!!

●然るにヤツらは、自分らが平穏裏に育てられ生長を遂げた母体である憲法に、今内部から醜悪極まるキバを剥き、勝手放題食い荒らし、その徹底破壊を企んでいる、将にカッコウやらホトトギスどころか、より凶悪な最たる寄生虫的存在ではないか!!

●この際断固とした徹底駆除殲滅せねばならぬ、もはや憎んでも余りある害虫どもである!!


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