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奈良県で、医師が4年前の医療過誤の罪で、警察に逮捕され、勾留19日目に死亡しました。
警察は、「心筋梗塞」による死亡としましたが、全身に皮下出血があることに不信を抱いた家族が、裁判を起こしましたが、裁判では負けが続いていました。
岩手医大法医学教室の出羽教授が登場し、遺族側に立って応援し、警察の不祥事を暴露し、警察の闇を暴こうと奮闘しています。
マスコミもこの事件の陰惨さに気がついて、正当な報道をしようとしています。
平成29年4月26日、大阪高裁で控訴審が始まりました。次回は、平成29年5月31日(水)です。
まず映像を見て、この事件の全容を頭に入れてください。
you tubeの動画でニュースをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=aq9-3VXR4zA&feature=youtu.be
報道ランナー【警察署で医師が不審死…警察官が暴行?真相追う】
2017.04.25
警察官による暴行死の疑いその真相に迫ります。
≫去年11月1人の法医学者が男性は警察官の暴行によって死亡した疑いがあると訴えかけました。
≫7年前警察署で留置されていた男性医師の突然の死。
なぜ、死亡したのか。
真相を明らかにしようと遺族が闘っています。
≫7年前奈良県大和郡山市の山本病院の元理事長が手術ミスで患者を死亡させた業務上過失致死の疑いで逮捕されました。
この病院は生活保護を受けている人に不必要な治療を繰り返して診療報酬をだまし取っていました。
執刀医の院長とともに逮捕されたのが助手を務めた塚本医師でした。
山本病院で働いたのはおよそ4か月で手術で患者を死なせたことに落ち込みその後外科医を辞めていたといいます。
≫逮捕された塚本医師は桜井警察署の留置場で勾留され、逮捕から19日後に亡くなりました。
遺体の右足にあった大きなあざがなぜできたのかいまだ明らかになっていません。
≫塚本医師の遺体には右足だけでなく全身に皮下出血の痕が残っていました。
しかし直後に発表された死因は急性心筋梗塞。
心臓を流れる細い動脈が詰まり筋肉が壊死する突然死の代表的な病気です。
≫遺族は真相を確かめようと奈良地方裁判所に提訴しました。
裁判が始まると遺族は改めて死因を専門の法医学者に調べてもらおうと岩手医科大学の出羽厚二教授に鑑定を依頼します。
出羽教授が出した見解とは…。
≫この見解に遺族の弁護士は…。
≫ここから裁判は塚本医師の死因そして警察官の暴行があったのかについて争われることになります。
遺族の主張はこうです。
足に強い打撲を受けたことで筋肉の細胞が壊れ細胞に含まれるミオグロビンが腎臓の血管を詰まらせて急性腎不全を発症。
尿が出なくなる中警察が治療を依頼した病院で大量に水を点滴投与され肺に水が溜まって死亡したというものです。
これに対し検察庁の依頼で司法解剖を行った奈良県立医科大学の解剖医は死因は急性心筋梗塞と判断できる急性腎不全が発症していたとしても軽いものだったと法廷で証言しました。
しかし、遺族は訴訟の前に解剖医から説明を受けた内容と違っていると話します。
≫その時に録音していた音声が残っています。
≫解剖医自身が心筋梗塞を示す根拠はなく腎臓も悪かったと説明しているように聞こえます。
さらに…。
≫解剖医は関西テレビの取材に対し暴行の事実を鑑定書で伏せるようなことはしていない私が警察の味方と決めつけているようで心外だと話しました。
では逮捕されたときになかったあざがなぜできたのでしょうか。
裁判で警察側は留置場で座るときに右足を折り曲げてドンという音を立てて座りあぐらをかいていた塚本医師は右足に麻痺が残っていて歩行困難だったからそういう座り方だったと説明しました。
≫逮捕される前に関西テレビが塚本医師を取材したときも歩行困難だった様子はうかがえません。
密室で一体何が起きていたのでしょうか。
塚本医師は逮捕される前任意で取り調べを受けた時の様子を書いたメモを残していました。
そこには…。
≫遺族の弁護士は留置場で警察が残している記録を取り寄せるよう奈良地方裁判所に求めましたが裁判所は応じませんでした。
≫去年12月奈良地方裁判所の木太伸広裁判長は急性腎不全によって死亡したとは言えないと遺族の請求を退けました。
そして警察官の暴行があったかどうかについては判断しませんでした。
≫また、遺族の依頼で鑑定した出羽教授は去年11月奈良県警に刑事告発しましたが奈良県警は先月暴行はなかったと発表しました。
しかし具体的な捜査内容については一切説明していません。
遺族は控訴していてあす、大阪高等裁判所で控訴審が始まります。
≫取材に当たった弁護士でもある上田記者とともにお伝えをしてまいりますよろしくお願いします。
密室の取り調べ室の中で外からは全く見えないところで家族が足が出血した状態で内出血を激しくした状態で亡くなって心臓発作、心筋梗塞ですか納得できるはずないし1審の裁判所はその留置の記録どういう形で留置をされていたのかという記録も請求すらしてくれなかったということなんですよね。
納得いくはずないですよね。
≫本当にご家族も大変な不信感を持ってらっしゃるでしょうけど本人も無念で仕方ないですよね。
やはり、きちんと地裁も調べるべきだったと思いますしなぜこんなふうな現代社会において起きるのかって本当に納得いかないですね。
≫あのあざの具合というのは尋常じゃないですね。
≫奈良県警側の説明、ありましたけどやっぱり説明としては不十分かな納得できないかなと思われますよね。
そもそも仮に警察官が暴行していた場合なんですけども何が目的でこういった暴行、拷問をしていたんですかね。
≫あくまで仮定での話になるんですが背景として恐らく自白をとる必要があったということなんですね。
自白をとるために厳しい取り調べがなされたんであろうということなんです。
といいますのも塚本医師が逮捕されたのはこの業務上過失致死罪という罪で過失で手術のミスだという罪なんですね。
より重い罪としてわざと不必要な手術だとわかっていてやりましたとか故意でわざとやったと傷害致死罪という重い罪になるんですね。
警察は逮捕は業務上過失致死でしたんですけどもより重い傷害致死罪で立件したかったと。
そのためには不必要な手術だとわかっていたという自白をとる必要があったんじゃないかとそういう背景にあったということが1つの推測できます。
≫もちろん、警察は暴行については否定しているということなんですけどもただやはり密室の取調室の中で何が行われたかというのはどうしても私たちにはわからない。
何とかならないんですかね?≫実は、法律はすでに1つ改正になってまして。
密室で今回の事件が起きているわけなんですが去年、改正されたこの法律によると再来年に取調室の中にカメラが入ると。
つまり可視化で全過程が録画されるという法律が検察に義務化されるんですね。
ただ1つ課題がありましてすべての事件が対象になるわけではなくて一部なんですね。
殺人とか先ほど言った傷害致死なんかのように重い事件だと裁判員裁判対象ということで可視化の対象だし警察官が独自で捜査するような事件。
ただそれは全事件の3%未満なんでほんの一部なんですね。
これが今後どれだけ拡大されていくかが1つ、見ていく必要があるかなと思います。
≫もちろん今回の事件はこの対象外ということで映像もないんですよ。
客観的な情報というのは留置されていた時の留置管理記録というものしかないわけなんですがこれが果たして明日からの2審高裁で請求してもらえるんですかね?出てくるんですかね?記録が。
≫それは裁判官がどれだけこの事件について真相解明に積極的になれるかどうかそこにかかってるんじゃないかというふうに思います。
≫客観的な記録なわけですからどちらサイドにとっても自分の主張を認めてもらえるチャンス何を出しても問題ないと思うんですけども果たして、大阪高裁真相解明に積極的な姿勢を見せてくれるのか注目したいと思います。
きょうの特集でした。
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