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http://31634308.at.webry.info/201704/article_25.html
2017/04/29 22:57
安倍政権になって絶対多数を取ってから、国会の審議が非常に大雑把になった。野党が丁寧に質問しても、まるで道理、理屈が通らない屁理屈を並べて答弁し、最後は数で押し切ってしまう。森友学園問題に対する質問にも、佐川理財局長などは野党の質問に対して、安倍政権の威光を笠に着て、見え見えの嘘を臆面も無く言う。嘘を言うことが勤めとしても、仕事を離れ一個人として、家族らに胸を張れるのか。
第二の治安維持法と言われている「共謀罪」の金田法相の答弁には呆れる。今まで数々の大臣を見てきたが、この大臣には知性というものを感じない。在庫一掃の人事といいながら、ひど過ぎる。共謀罪について、副大臣は「一般人」も対象になると答えたが、金田大臣は「100%一般人」は対象にならないと答えた。この一般人の定義も曖昧で、警察がマークする人も、最初は「一般人」のはずである。
先日の国会審議で、共産党の藤野議員が、花見か犯罪の下見か区別出来るのかと質問した時、金田法相はビールや弁当を持っていれば花見で、地図や双眼鏡なら犯罪の下見と答えた。藤野議員は、双眼鏡はバードウオッチングしている場合もあると言ったそうだが、仮にも人を罰する刑法について話しているのに、大真面目で小学生でも言わない答弁をする。ここまで来ると、ばかばかしくて批判する気もなくなるが、この程度の国会答弁で審議時間を乗り切れば、絶対多数で可決出来ると足元を見てみている。
こんなくだらない国会を正すには、与党の絶対多数から、野党が過半数を取れなくとも、過半数に近い数にしなければ日本は沈む。
金田法相の珍論 花見か?犯罪の下見か?弁当か双眼鏡かで判断
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042902_03_1.html
ビールや弁当を持っていれば花見、地図や双眼鏡なら犯罪の下見―。28日の衆院法務委員会の「共謀罪」法案審議で、金田勝年法相がこんな珍論を並べました。
政府が、処罰には「合意」に加え「準備行為」が必要だとする同法案。日本共産党の藤野保史議員が、桜並木を歩くのが花見か犯罪の下見かを例に、ある行為を「準備行為」かどうか判断するには、その目的=内心を調べる必要があり、内心の自由の侵害につながると指摘しました。
金田法相は、目的に加えて「携行品など外形的な事情から、目的が花見か下見か区別しうる」として、携行品の例に、ビールと弁当、地図と双眼鏡を挙げました。
議場から失笑が漏れ、傍聴人は「地図ならスマホ(スマートフォン)に入っているじゃない」とポツリ。
藤野氏も、「双眼鏡を持ってバードウオッチングすることもある。まったく区別にならない」と指摘。苦笑する金田法相を「笑っている場合じゃない」と一喝し、内心を侵すという同法案の違憲性を強調しました。
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