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2017-04-29 02:22
民進党が28日、森友学園の籠池前理事長にヒアリングを行なった。(・・)
籠池氏は、小学校建設について安倍昭恵夫人に相談していたと。そして、財務省もそのことを認識しており、「特例」を認めるなど交渉がうまく行くようになったと話している。(@@)
<しかも、14年4月に昭恵夫人が塚本幼稚園で講演をした際には、安倍晋三事務所の秘書が帯同していたとか。(・o・)>
細かい分析は、別の機会にするとして。とりあえず、産経新聞の詳報をアップしておこう。(++)
* * * * *
『籠池泰典氏vs民進党・詳報「昭恵夫人に交渉の推移を報告していた」
学校法人森友学園(大阪市)が大阪府豊中市の元国有地で進めていた小学校建設をめぐる問題で、民進党は28日、国会内で学園元理事長の籠池泰典氏からヒアリングを行った。籠池氏は国有地取得に向けた財務省側との一連の交渉について「安倍昭恵(首相)夫人には適時、報告していた」と述べた。詳細は次の通り。
籠池氏「瑞穂の国記念小学院の建設構想が具体的に走り出した直後の平成24年10月ごろ、まず真っ先にこの構想についてご相談申し上げたのは尊敬する安倍晋三首相のご夫人、昭恵先生だった。当時安倍晋三先生は自民党総裁に返り咲く前だったので、安倍先生を応援するためにもぜひ当園にお越しいただき、ご講演をいただければと思い、安倍先生サイドと接触を図ったところ、昭恵夫人とお会いすることができて、その際、安倍先生のご講演の依頼をすると同時に小学校建設構想についてもお話申し上げた。
残念ながら総裁選などの影響で、安倍先生のご講演はかないませんでしたけれども、その後、平成25年9月に財務省に対し安倍晋三記念小学校として土地所得要望書を提出するまでにも、昭恵夫人にも小学校建設プロジェクトの進捗(しんちょく)については適時報告している。
安倍先生が総理に就任されたためご講演はかなわぬだろうと思っていましたところ、思いがけずに昭恵夫人からご講演をいただく運びとなった。平成26年3月、講演の最終的な依頼のため昭恵夫人と東京のホテルオークラでお会いすることになりまして、その席で昭恵夫人に小学校建設運動についてお話をし、主人に伝えますということをいっていただき、さらには何かすることはありますかとまでいっていただき、うれしかったことを記憶している。
この際、昭恵夫人は安倍事務所の秘書の方を帯同されていたので、当時の昭恵夫人のスケジュールなどに関しては安倍事務所の方が詳しいだろうと存じます。
平成26年4月、塚本幼稚園で昭恵夫人にご講演たまわった後、昭恵夫人を豊中の野田の小学校建設用地にご案内申し上げた。この際、昭恵夫人に帯同していた秘書はコウタケさんと記憶している。
昭恵夫人には小学校建設予定地をご視察たまわった際も、当然のことながら財務省との交渉についてもご説明申し上げた次第であります。
その後、昭恵夫人には適時、財務省との交渉内容について電話でご報告していた。当時、私はあの土地を定期借地、定期契約で借り受けたいと考えていたので、10日くらいに1度は近畿財務局に出向いていた。昭恵夫人にはこの交渉の都度、交渉の経緯などを報告申し上げていた。
当時の財務省の担当者には、当時から私が交渉経緯を昭恵夫人に報告していることを伝えていたので、財務省の方もこのことは当然認識しているものと思われる。
それまで定借契約に難色を示していた財務省が平成26年夏ごろ、突然定借での契約に前向きになっている。なぜ財務省が突然態度を変えてくれたのか、私には知るよしもないが、あの録音データの中で田村室長が言う特例というのはこのことを指していたのではないかというふうに考えている。
その後、財務省との賃料に関する値段交渉が始まり、財務省の統括官から値段にはストライクゾーンがあると。ストライクゾーンは上と下があるという話があり、高い方は2700万、低い方は2100万という具体的な金額の提示がありましたので、低い方にしてくれとお願いしたという経緯もある。
この定期借地に向けた契約交渉についても適時、安倍昭恵夫人には報告申し上げている。
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平成26年末、近畿財務はその後の契約書のひな型を一式そろえた文書を提示してくれた。このとき私はこのひな型通り手続きを進めれば土地取引はスムーズに動くだろうと感じ、安堵(あんど)した。
しかし平成28年になって建設予定地でゴミが大量に発見されるにおよび、このゴミの場内埋め戻しを財務省が建設業者に指示しているという話を聞くに及んで、土地の値段のことよりも工期の遅れ、ひいては開校の遅れが心配になり、近畿財務局のイケダさんに頼んで、財務省本省の田村室長の直通電話を教えていただき、アポイントを取ってお会いする運びになった。
今般問題となっている録音データはその様子を録音したもの。この会談の後も昭恵夫人には交渉の推移を適時報告していた。
昭恵夫人に名誉校長にご就任いただいたのは土地取引の交渉がまだ完全に終わる前でしたが、名誉校長就任後は当然のことながら業務の一環としてご報告を続けた」
風間直樹参院議員「昭恵夫人は今回の件でコンサルタント的な役割を果たしたのではないか。稲田(朋美)防衛相に籠池夫妻は献金しているが、当時籠池さんは稲田氏の後援会役員を務めていたか」
籠池氏「コンサルタントということではなくて、私の考えていることをご説明申し上げて、そしてそれがどのような状態になっているのかということをお知りいただいて、そのことを通じて、いろいろと各方面にわたって対応していただいていたのではないかと考えている。
稲田先生への献金については、私は役員はやっていない」
宮崎岳志衆院議員「昭恵夫人には適時(交渉の経緯を)報告していたということだが、具体的に何か動いていただいたということはあるのか。昭恵夫人が名誉校長を辞める際、連絡が昭恵夫人本人からではなく安倍晋三事務所から来た、あるいは退任させてくれ、ホームページから(写真を)削除させてほしいというようなことが自民党国会議員からきたというようなことがあったと思うが事実関係は」
籠池氏「平成26年4月に初めて学園にご講演にお越しいただいたときに、野田町の小学校建設用地にご案内した。その中で、これが学園なんですよ、この土地で小学校を建設させていただきたいと。今、このような状態で近畿財務局で対応しておりますがなかなか難しいということを話して。そうすると何かすることはないですかということだった。
その時に具体的に何をというのは、なかなか前に進まないという状況と、早く工事をしていきたいということがあったので、心の中に留めていただいた。その後、どのように動いていただいたか、私は具体的には知りませんが。
その後、それぞれ難局にさしかかったときは、こういうことがあるんです、ああいうことがあるんですということは電話で対応させていただいている。
私だけでなく家内の方から、女性同士ですから、私はたかだか2、3分で終わる話だが、家内の場合は1時間、2時間ほど携帯電話で話をしているので、その中で今の状況についてはこうなんです、ああなんですという話は必ず入っていた。
それと、名誉校長を退かれたとき、平成29年2月23日、これは安倍事務所、議員会館の中の議員事務所から発信されたファクスが届いていた。ちょうど財務省の理財局長から身を隠しておいてくださいということがあったので、身を隠していた23日昼過ぎ、初村さんという秘書から連絡があって、非常にこわもての声で下ろせというようなことだった。ファクスで流しているので今日中に顔写真すべて外せということだったのでそのようにした。
ファクスの番号はすべて私どものファクス機の中の記録に残っているので、これは確かだろうと思っている」
宮崎氏「国会議員がお願いしたというのは」
籠池氏「2月21日、(自民党)国対副委員長であられる豊中市選出の大塚高司議員が秘書の方と来られた。私は留守でお会いできなかった。その次の日に秘書の方が来られて、昨日は当人と来たが、内容は、今このような国会を騒がしているので何とか安倍昭恵夫人の写真を外してほしいというお願いだったが、それはなかなかできにくいですねというふうな回答をしてお帰りいただいたということ」
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《小西洋之参院議員は、安倍晋三首相の昭恵夫人から100万円の寄付を受けたとする籠池泰典氏の主張に触れ、当日の様子や証明できる人物の有無などを籠池氏に尋ねた》
籠池氏「当時は私と家内と昭恵夫人、そして秘書の方は1人。そこに付いておりましたのはね。何というんですかね、上座に昭恵夫人が座られて、私が上座から見て向かって右側に座っておりました。園長室に座っておりましてですね、そこで100万円のご寄付をいただいたということになります。状況はですね、昭恵夫人が、人払いというんですか。で、外に出ていかれた。授受が終わりまして、私も、こういうふうな、感情が豊かな人間ですので、うれしかったんですね。ですから、職員室に行きまして、そこに男性の小学校担当の職員が2人おりました。オガタという人間と、そしてノサカという人間がおりましたので、その人にも『今、いただきましたよ』って…」
《籠池氏は続けて、100万円をいったん金庫に入れ、後日、郵便局に職員が出向いたことなども説明した。この後に質問した小川淳也衆院議員は、国有地売却問題に絡む録音データを公開した経緯などを尋ねた》
小川氏「このタイミングで公にされた理由は? どのように録音したのか? 録音は他にないのか?」
籠池氏「録音テープは、まだあります。それと、(財務省の)理財局の室長さんとお目にかかりましたときは、これは非常に重要なことですんでねぇ。私みたいな一般私人がですよ、大・財務省に行かしてもらうということもないわけですから。これはきちっと録音しておかないと、問題がウヤムヤになってはいかんというふうに、当然、思うわけですよね。そうしましたら、録音(機)を私が胸ポケットに入れまして、そして、その内容を忘れないように置いておくというのは、当然、あってしかるべきもんやと思いますので、そうさせていただきました」
《なぜか不敵な笑みを浮かべた籠池氏は、さらに言葉を続けた》
籠池氏「とても重要な段階だったんですね。生活ゴミが出てまいりましたから、そのままいくと、小学校の開校、平成29年4月の開校の予定ですから、また1年延びるという局面。そして、まだあの段階ではですね、1億3000万の建て替え費用をまだ返してもらってなかったですから、そのことのお願いもありましたもんですから。何とかしてもらわないといけないんじゃないかな、という気持ちがそこに表れておった、というふうにご理解いただきたいと思います」
「それと、総理夫人の関与ですが、総理夫人は…、どうなんすかねぇ…、私人という立場と公人という立場、当然、あると思うんで、私人としてのお顔と公人としてのお顔、当然あると思います。でも、やっぱり、一般的に公人というふうなお顔で、皆さん、見られるんではないんだろうかな、というふうに思います。したがいまして、今回の事柄は、結果論になりますけども、昭恵ご夫人に名誉校長になっていただいたということが(あったので)、土地についてスピーディに物事が動いたのではないかな、というふうに思っております」
《続いて質問したのは福島伸享衆院議員。国有地の定期借地契約に関し財務省側から「値段にはストライクゾーンがある。高い方は2700万円、低い方が2100万円」という賃料の提示があったとする籠池氏の主張に関連し、次のように尋ねた》
福島氏「相手方が誰だったか。昭恵夫人とは何回くらい電話したか。『8億円も下がったのは神風』といったことをおっしゃっていたと思うが、『神風』ではなく、学園側から『8億円下げろ』と言っていたのではないか」
籠池氏「『ストライクゾーン』のことですけども、これは近畿財務局のマエニシさんという前任の統括官でありました。昭恵夫人との電話の内容というのは、電話の回数というのは、私よりも、家内との回数がやっぱりすごく多いですね。私は3分ぐらいで終わりますが、家内は2時間、1時間…」
《議員たちから失笑が漏れる》
籠池氏「この回数も、もう…、うーん、やっぱり、数えきれないんじゃないですかねぇ。で、私のほうはですね、その適時適時ですから、だいたい、そうですねぇ…、それでも20回は、当然、超えるんじゃないでしょうか。適時適時のことですよ?」
《一方、後者の質問については、次のようにきっぱりと否定した》
籠池氏「『8億円ぐらい値引きですよね?』ということについて、われわれからサゼスチョンをしたことはないということであります」(産経新聞17年4月28日)』つづく
籠池氏はまだまだ録音テープを持っているとのこと。何とか財務省の不適切な処遇、そして安倍晋三氏or昭恵氏の関与を証明できないものかと願うmewなのだった。(@@)
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