http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/752.html
Tweet |
日本国総理大臣の外遊に関するNHKの報道でこんなにおかしなものを見聞きしたことがない。
元外交官の天木氏も、安倍首相の外遊日程が公式に発表されていないのはおかしく、公式の発表がないまま、訪問国が増えたの減ったの、日程が短縮されたのといったリーク報道があるのはおかしいという趣旨の発信をされているが、転載するNHKの記事もツッコミどころ満載なのである。
(首相の外遊日程が公式に発表されないことも異例中の異例)
通常の首相外遊記事なら、○○日どこどこの国へ、続いて○○日どこどこの国、帰国は○○日の午前or午後という情報が必須項目として書かれるのに、この記事には、安倍首相の帰国日という重要情報がまったく示されていない。
既に出発した首相外遊記事にもかかわらず、わかる外遊日程は、
27日(本日):ロシア訪問プーチン大統領と会談
28日:英国訪問メイ首相と会談
だけなのである。
リークをもとに発信された21日の報道に拠れば、今回の外遊は、「北朝鮮情勢」を考慮して、当初7日間だった日程を4日間に短縮して行われる。
※(参考記事部分引用)「安倍晋三首相が27日から予定していた外遊で、ロシアと英国の後に訪れる予定だった北欧諸国の訪問を中止する見通しとなった。外遊期間も7日間から4日間に短縮する。複数の首相周辺によると、北朝鮮情勢を念頭においた「危機管理上の配慮」が理由」(日経新聞)
モスクワは日本と6時間の時差があるので、東京を8時半に出発すれば、モスクワ時間の昼過ぎには到着するから、それからじっくり会談する余裕はある。
会談を終えたらモスクワに1泊することになるだろう(会談後、すぐロンドンに向け飛び立つことも可能)。
翌28日朝モスクワを立つとしても、昼前後にはロンドンに着くので、メイ首相と会談する時間はたっぷりある。
NHKの記事に従えば、このあと訪問する国の予定はないから、安倍首相は現地時間28日夜にロンドンを飛び立ち29日午前中には帰国できるはずである。
「北朝鮮情勢」を考慮して日程を短縮したほどだから、メイ首相との会談が終わればすぐ帰国の途につくのが当然であろう。当初の目的であるプーチン大統領との会談も1回限りだから、メイ首相と長々であったり複数回にわたって会談する必要はない。
仮にロンドンで休息を取るとしても、現地時間29日朝に飛び立てば29日夜には帰国できる。
記事をベースに考えると、外遊日程は、4日間ではなく3日間になるはずである。
このように、すでに出発しているにも関わらず、今回の外遊日程になお“謎の空白”が残っているのである。
何より、NHKが安倍首相の帰国予定日を書かないことは異常であり、記者の習性として帰国日の聞き出しくらいは行っているだろうから、NHKには既に「電撃訪朝」の情報が伝達されていると推測することができる。
このようなことから、“電撃訪朝”はほぼ確実で、ロンドンからの帰途、29日か30日に実施されると判断する。
平壌に1泊することは政治的に厳しいので、金正恩委員長と会談したあとそのまま帰国の途につくだろう。
※関連参照投稿
「「安倍−金正恩会談」実現 GW“安倍電撃訪朝”濃厚:東京五輪前の国交正常化目標:新日朝合意は韓国大統領選にも強い影響」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/633.html
「オバマ流とトランプ流:「安倍電撃訪朝」が実現すれば世界から称賛!:国内対北朝鮮強硬派は沈黙」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/711.html
=================================================================================================================
安倍首相がロシアへ出発 北方領土での共同経済活動実現に意欲[NHK]
4月27日 9時21分
安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談に臨むため、27日朝、政府専用機でモスクワに向けて出発しました。出発に先立ち安倍総理大臣は、記者団に対し、平和条約交渉を前進させるため北方領土での共同経済活動などの実現に意欲を示すとともに、北朝鮮情勢などをめぐっても率直に意見を交わしたいという考えを示しました。
安倍総理大臣は27日、ロシアを訪問し、プーチン大統領との日ロ首脳会談に臨むほか、28日はイギリスを訪れ、メイ首相と会談することにしていて、午前8時半すぎ政府専用機で羽田空港を出発しました。
出発に先立って安倍総理大臣は、羽田空港で記者団に対し「プーチン大統領とは去年12月の山口県での長門会談の成果のうえに、平和条約交渉を着実に前進させたい。北方四島での共同経済活動、そして元島民の皆さんの自由な墓参の実現について大きな一歩を記したい」と述べました。
また安倍総理大臣は、「喫緊の課題である緊迫する北朝鮮情勢、シリア情勢、さまざまな世界の課題について率直に意見交換を行い、ともに連携して取り組んでいくこととしたい」と述べました。
安倍総理大臣は、日本時間の27日夜、ロシアに到着したあと、プーチン大統領との首脳会談に臨み、政府間で実現を目指して交渉が進められている北方領土での共同経済活動や、高齢化する北方領土の元島民の自由往来などをめぐって意見を交わすことにしています。
=====================================================================================================
首相訪英、予定通り メイ氏と会談
6月8日に決まった英国総選挙に関連し、安倍晋三首相は今月下旬のロシア訪問の後、予定通り英国を訪れ、メイ首相と会談する方針だ。総選挙に先立つ5月下旬にイタリアで主要7カ国(G7)首脳会議が開かれるため、選挙の有無にかかわらず、G7結束を重視する日本の立場を伝える必要があると判断した。首相は27日からロシア、英国、北欧諸国を訪問する。
[日経新聞4月20日朝刊P.4]
=====================================================================================================
首相、北欧訪問を中止に 北朝鮮情勢踏まえ[日経新聞]
2017/4/21 1:36
安倍晋三首相が27日から予定していた外遊で、ロシアと英国の後に訪れる予定だった北欧諸国の訪問を中止する見通しとなった。外遊期間も7日間から4日間に短縮する。複数の首相周辺によると、北朝鮮情勢を念頭においた「危機管理上の配慮」が理由だ。首相にとって北欧諸国は第1次、第2次政権を通じて初訪問となる予定だった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15571560R20C17A4PP8000/
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK224掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。