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政界地獄耳 金沢市にとって護憲は悪事か
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2017年4月26日8時19分 日刊スポーツ
★またこの季節がやってきた。憲法記念日を前に、我が国の秩序と司法の根幹にある現行憲法を順守することは、地方公務員や地方自治体の基礎的な方針であるはずだ。しかし、安倍内閣になってからは憲法記念日をたたえたり、護憲を公に表明すると、何を忖度(そんたく)しているのか、「中立性」に抵触するという判断を地方自治体と地方公務員が判断する極めて不見識な事態が続いている。金沢市にとっては、憲法を守ることは悪事なのだろうか。
★金沢市の市民団体「石川県憲法を守る会」が、憲法施行70年を記念する集会を開くために求めた市役所庁舎前広場の使用申請を、市が「広場は庁舎の一部で中立性が確保されるべきだ」と拒否したことが分かった。現行憲法を守らず改憲を唱えるというなら、「中立性」が問われると言えようが、金沢市の理屈は護憲派だけに貸せないということなのか。または改憲派には喜んで貸そうというのか。両方申し出れば貸せるということなのか。いずれにせよ市民の自由を「中立性」を理由に金沢市が“判断”すること自体が、金沢市の独自の政治判断でしかなく、中立性をそぐ。自治体にその権限はあるのだろうか。
★そもそも金沢市の判断とは誰が行うのか。まさに共謀罪と同様、誰がどこで犯罪と認定するのかが、焦点になっている。集会を開く前から「中立性」が保てないと断定するならば、心や思想に介入してくることになる。例えば「極めて暴力的」とか「破壊行動」があるなどの根拠があるならともかくも、その「貸さない」という認定のプロセスも説明しないとなれば、金沢市の考えと違う市民の行動は認めないに等しい。「中立性」の名のもとに、優良市民と要注意市民を金沢市は選別しようとしているのか。
★この集会は工事など、物理的に開けなかったことを除き、例年行われてきた。それならば、判断が変わった経緯を市民に説明するべきではないか。だが本来は市民が利用し、そこで問題があれば初めて「中立性」が保てないと市が言うべきで、身勝手な判断を市が行うことに強い違和感を持つ。(K)※敬称略
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