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2017-04-14 14:20
先日の記事で、野党が厚労委員会で森友学園の質問をしたところ、自民党の理事たちが急にキレて法案の強行採決をしてしまったという話を書いたのだが・・・。
<関連記事『橋下が森友問題の政府の説明に疑問示す+自民、国会で森友質問にキレて強行採決』http://mewrun7.exblog.jp/25691862/>
この時の野党議員の質問とは、安倍首相に財務省に対して公証記録のデータ確保の指示を要望するものだったという。(@@)
しかも、理事会で説明を求めると、与党の筆頭理事が『総理総裁は私のボスですから』と言ったとか?(>_<) <要は安倍さまに不愉快な質問をやめさせる&安倍さまのピンチを救うために、委員会を打ち切ったってこと?>
* * * * *
以前の記事に書いたように、財務省は森友学園側との交渉記録は破棄したと主張しているのだが。実際は、コンピューターのにデータが残っていて、復元できる可能性が否定できないとのこと。(・・)
野党側も、テーマが違うことはわかっていたとは思うのだが。4月にはいって、首相と国会で会える機会が限られて来ている。
で、もし財務省が、証拠隠滅をはかっては困るので、民進党の柚木議員が交渉記録を早く復元、公表するように要請したのだ。(**)
『事件の発端となったのは、民進党の柚木道義議員による質問だった。柚木議員は、これまで厚労委でも森友学園の保育園補助金不正受給問題や園児への虐待問題が議題になってきたこと、また、直近のNHK世論調査でも国有地売却の政府の説明に約8割が『納得できない』としたことを踏まえ、「総理がちゃんと答えれば、国民からもちゃんと理解を得られる。安倍総理から、昭恵夫人や迫田英典元理財局長に説明してもらえるようご指示いただけないか」と質問をした。
すると、答弁に立った安倍首相は、同じ世論調査の結果を引き合いに出し、「内閣支持率は53%で、自民党の支持率、民進党の支持率はご承知の通り」などと言い出し、「この件については委員会で何回もご説明してきた通り」として昭恵夫人と迫田元理財局長への証人喚問を拒否したのだ。(リテラ17年4月12日)』
柚木議員は、さらに食い下がったという。
『「ぜひ総理、簡単なことですので、ご答弁お願いします。財務省の森友(学園)側との交渉記録データが復元可能性があると、財務省の情報管理室によればシステムは今年6月に入れ代わる予定で、このままでは証拠隠滅・消失のおそれがあると思われます。森友学園側との交渉記録データを復元して、公表するように、ひと言ご指示いただけませんか」(民進党 柚木道義 議員)
財務省に電子データが残っているのではないかとして公表するよう迫る柚木議員。しかし・・・
「質疑は議題の範囲内でお願いします」(委員長)
法案に関係ない質問だとして、安倍総理は答弁しませんでした。委員会が終わりに近付き、与党
席で不穏な動きが・・・
「起立を求めます」(委員長)
14日に採決を行うことで与野党が調整していた法案の採決に突然、踏み切ったのです。
「安倍総理に森友疑惑の質問をしたら法案を強行採決する。こんなむちゃくちゃな国会運営はありえない。究極の森友疑惑隠し、森友質問封じです」(民進党 山井和則 国対委員長)(TBS17年412日)』
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この与党の暴挙については、日刊ゲンダイも伝えていたのだが。自民党の筆頭理事である「総理総裁は私のボス」の言葉には唖然とさせられた。_(。。)_
彼らは国民のために国会を行なっているわけではないのだ。ボスである総理総裁の利益になるように、都合のいいように国会運営を行なっていて。都合が悪くなれば、数の力を武器に、ろくに議論もせずに強行採決で法案を成立さえているのである。(-"-)
『森友質問に首相ブチ切れ…介護法案“強行採決"の異常事態
これほどの横暴が許されるのか――。12日の衆院厚生労働委員会で、介護保険法改正案が強行採決されたが、その理由はナント、安倍首相が野党の森友学園絡みの質問にブチ切れたから。国民に自己負担増を求める改正案に反対している野党への“嫌がらせ”みたいなもので、「総理を侮辱」で籠池前理事長を証人喚問した時と同じ恐怖政治再び、である。
■「総理総裁は私のボス」と与党理事は忖度
厚労委で審議されていた介護保険法改正案は、年収340万円以上の人の自己負担割合を2割から3割に引き上げることが柱。きのうは安倍首相出席で審議が行われたが、もともと採決は14日の方向で調整されていて、この日は採決しないことで与野党が合意していたという。
ところが、である。
民進党の柚木道義議員が冒頭で森友学園問題について質問。「世論の8割が政府の説明に納得していない。昭恵夫人の証人喚問が必要だという意見は必要ないの2倍ある。総理から昭恵夫人に公の場で説明するよう話して欲しい」と言うと、安倍首相は明らかに不機嫌な表情になる。「内閣支持率が高いのでその必要はない」という趣旨のフザケた答弁を繰り出し、その後の、「財務省は廃棄したデータを復元して公表するように総理が言うべきではないか」という質問には、答弁を拒否した。
与党は事前通告のない質問だと反発。「法案以外の質問をするのは十分審議した証拠」だとして強行採決に踏み切った。だが、これは“表向き”の説明。実際は、委員長ですら強行採決を「寝耳に水の話」と驚いていたほどで、どうやら、森友問題に絡む質問に安倍首相がブチ切れたことが直接の原因だという。柚木議員がこう言う。
「理事会で与党の筆頭理事が、『説明がつきません。総理総裁は私のボスですから』と言ったのです。それで、『総理が強行採決を指示したのですか?』と聞くと、『いえ、自分の判断です』と答えた。これってまさに『忖度』じゃないですか。そもそも1時間半の審議で森友問題の質問はわずか10分だけ。あとは法案に関する質問でした。国民の関心事なのだから、安倍総理が瞬間湯沸かし器のようにブチ切れる話ではない。強行採決は質問権の侵害であり、言論封殺です。こんなことを許したら国会の自殺行為です」
毎度のことながら、安倍首相は自らを「立法府の長」と思っているのだろう。籠池前理事長の証人喚問の指示といい、まさに“将軍様”だ。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「森友問題はいまだ世論の8割が関心を持っているのだから、どの委員会だろうが、安倍首相は国民の疑問に答える義務がある。いつも『国民の理解を得られるように丁寧に説明する』と言っているじゃないですか。傲慢で不埒。自分の描いたシナリオ通り進まないと気が済まないのでしょう」
許し難い独裁者だが、安倍首相の顔色ばかりをうかがっている自民党も情けない。(日刊ゲンダイ17年4月14日)』
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最後に・・・ついに今日14日から衆院法務委員会で「共謀罪」の審議がスタートしてしまった。(-"-)
『「共謀罪」、衆院委で審議入り 民共などは廃案主張
犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法の改正案が14日、衆院法務委員会で法案の趣旨説明が行われ、審議入りした。政府は東京五輪に向けたテロ対策の必要性を前面に出し、今国会での法案成立を目指す。民進党や共産党などの野党は「『共謀罪』の捜査によって監視社会を招く」と廃案を訴える。後半国会で最大の対決法案となる。
同日午前の法務委では、金田勝年法相による趣旨説明に先立って、法案に関する質問が相次いだ。
政府は、法案で適用の対象を「テロリズム集団その他の組織的犯罪集団」と規定し、「一般の人が処罰の対象になることはない」と説明している。これに対し、民進の井出庸生氏は適用対象が拡大しうるとの立場から「一般の人」との言葉の意味をたずね、政府の姿勢をただした。
金田法相は「組織的犯罪集団と関わりのない方が『テロ等準備罪』の処罰の対象となることはない」と強調。法案がテロ対策として有効かどうか疑問視する声が野党から出ていることを念頭に、「組織犯罪の実行着手前の段階で検挙、処罰が可能となり、重大な結果の発生を未然に防止できる。テロなどの重大な組織犯罪を防ぐ観点から重要だ」と述べた。(金子元希)(朝日新聞17年4月14日)』
共謀罪は過去3回、国会に提出されながらも、野党の反対に加えて、自民党や公明党の良識ある議員の抵抗のお陰もあって、3回とも廃案に追い込まれて来たのだが・・・。
今の安倍官邸独裁的な自民党には、安倍さまに逆らって自分の意見をまともに言える人がほとんどおらず。与党病の公明党も、良識や魂を売ってしまった人が増えていることから、いざとなったら数の力で強行採決、またはそれに近い形で強引に押し切って、今国会中に成立させるのではないかと思われる。(-"-)
しかも、国民にとって最悪なのは、「☆?*」答弁が続いている金田勝年氏が法務大臣を務めていること。(>_<)
こういう法案の質疑&答弁は、将来の法律の解釈や運用に大きな影響を与えるのに。質問も理解できず。法務省の役人に説明を受けても、まともに答弁できず。
こんな法務大臣の下で、国民の大事な人権が関わる「共謀罪」法案の審議をしてもらっては困る〜〜〜と、早くも大声で叫びたくなっているmewなのだった。(@@)
THANKS
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