http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/607.html
Tweet |
豊洲問題百条委 「浜渦元副知事が実権」当時の幹部証言/nhk
4月4日 18時02分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170404/k10010936851000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_033
豊洲市場の問題を調査する東京都議会の百条委員会の証人質疑が4日に行われ、当時の都の幹部が「浜渦副知事が石原知事の分身として権力を握っていた」と述べ、浜渦元副知事の了承なしに移転事業を進めることはできなかったとする認識を示しました。議員からは、平成13年以降は一切関与していないとした、浜渦元副知事の証言の信ぴょう性に疑義があるという指摘が出されました。
4日の百条委員会の質疑では、都と東京ガスとの交渉が本格化した平成17年までの3年間、都庁内部の調整に当たり、現在、練馬区長を務める前川燿男元知事本局長が証言しました。
この中で前川元局長は、当時の都庁内部の意思決定について、「石原知事が週に数回しか登庁しない中、浜渦副知事が知事の分身として権力を握っていた」と述べ、浜渦元副知事の了承なしに事業を進めることはできなかったとする認識を示しました。
そのうえで、浜渦元副知事が先の百条委員会で、東京ガスと移転に向けた基本合意を結んだ平成13年7月以降は一切関与していないと証言していることについて、「浜渦元副知事は東京ガスとの交渉役を外れたが、その後も副知事として市場を所管し、終始一貫して責任者だった」と述べました。
さらに平成15年5月、当時の前川元局長の部下が、浜渦副知事宛てに東京ガスとの交渉状況を文書で報告していたことについて、当時の上司として認識を問われたのに対し、「全く知りませんでした」としたうえで、「浜渦副知事は市場の担当局に限らず、特定の職員に指示を出していたのは紛れもない事実だ。部下が上司に無断で報告したのは当時の支配構造から理解できる」と述べ、浜渦元副知事は交渉役を外れたあとも移転事業に関与していたとする認識を示しました。
議員からは、浜渦元副知事の証言は信ぴょう性に疑義があり、偽証の疑いが高いという指摘が相次いで出されました。
共産 内田都議の証人出席を要求
共産党の吉田信夫議員は、平成20年7月に東京ガスが作成し、都を退職したあと、東京ガスに就職していた、前川元知事本局長と見られる人物の名前が入った資料が見つかったことを明らかにしました。
資料では、自民党東京都連の幹事長を務めていた内田茂議員などが東京ガスに対し、土壌汚染対策の費用について自主的に負担すると明らかにするよう求め、土壌汚染対策については、公明党とも調整している内容が記されています。
これについて吉田議員は、前川元知事本局長に対し、内田議員と交渉したのではないかと質問し、前川元知事本局長は「私は記憶していない」と述べました。
そのうえで、吉田議員は「内田氏の発言は、その後の費用負担問題にとって極めて大きな問題を持ち、本人に確認しないといけない」と述べ、3年後に結ばれる都と東京ガスとの土壌汚染対策の費用負担に影響を与えたかどうかを明らかにするため、内田議員を証人として呼ぶよう委員長に求めました。
当時は、豊洲市場の予定地から、環境基準の4万3000倍のベンゼンなどが検出され、専門家会議が、法令を上回る土壌汚染対策の取りまとめをしている段階でした。
前川氏 築地市場の豊洲移転を取り次ぎ
前川元知事本局長は、百条委員会の証人に対する質疑で、港湾局の部長だった平成10年ごろに、築地市場の豊洲への移転について、市場の業界団体の要請を受けて、自民党を含む都議会の各会派に取り次いだことを明らかにしました。
この中で、前川元知事本局長は「築地市場の極めて有力な団体の代表が来て『豊洲が一番いいんだ。豊洲に行きたい』という話があった。私はただの部長だったので、自分の判断で処理する話ではないと思い、自民党だけでなくて、都議会の各党や市場の担当に打ち返したりして、情報を伝えた記憶がある」と述べました。
そのうえで「都議会の何人か話したが、具体的な名前までちょっと記憶していない」と述べました。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK223掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。