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2017年03月31日 「ジャーナリスト同盟」通信
<汚れを真っ白にする薬剤>
一連の安倍スキャンダル追及を、巧妙な屁理屈を用いて、事件を蓋してやり過ごしている、霞が関の官僚に注目が集まっている。筆者は今、数十年ぶりに埴生の宿の掃除や衣服の洗濯に必死である。これまで知らなかったのだが、異臭を放つ漂白剤の威力に驚いている。汚れを落とす効果は抜群である。シミも漂白剤には、白旗を上げてしまう。多分、洗濯屋にとって、この薬剤は貴重なものであろう。この漂白剤が、いまの腐敗官僚を象徴している。官僚は異臭漂白剤そのものだ。安倍の犯罪を止めようとはせずに、進んで協力、発覚すると、漂白剤となって隠すのである。
<心臓の汚れを隠す腐敗官僚>
昨日、友人のNさんが電話してきた。ひとしきり今の腐敗した官僚について怒りをぶちまけた。かつて現役時代、麻薬退治に厚生省の官僚らと一緒に取り組んだこともある。国土庁の大臣秘書官もしている。
「昔の官僚と今の官僚を比べると、いまは著しく劣化している」といって嘆いた。それもそうだろう、国有地の払い下げの場面で、タダ同然の値段にして売却したのだから。「本来の役人であれば、総理!それはやりすぎです。違法で許されない。やってはダメです、と注意して違法行為をやめさせる。それが官僚の任務、当たり前の仕事ですよ。いまの財務省などの官僚答弁は、犯罪を擁護している。安倍の番犬に成り下がっている」と断罪した。
真っ黒になった心臓を、漂白剤よろしく真っ白にしているのである。安倍事件は、森友学園だけではない。この5年間、どれほどの悪事に手を染めたものか。国民の目をごまかすことは出来ない。官僚の漂白行為を、専門家でなくても見抜くことが出来る。
<自民党の汚れを消す霞が関>
地に落ちた霞が関である。そういえば、2011年の3・11から、官僚の嘘はうなりだした。東電福島原発の爆破から、黒を白と言いくるめてきた。安倍もそれに従って、2020年の東京五輪を勝ち取ったものだ。民間もまねた。
昨3月30日の東芝の臨時株主総会も、経営陣は嘘でやり過ごした。怒る株主に対して、真面目に事実を吐露する役員は皆無だった。それでも、総会は経営者の目論見どうりに決着をつけた。東電福島原発3号機について、真実が飛び出すか、一応、双方の発言の要旨をチェックしたが、3号機の核爆発についての言及はなかった。東芝の再生は無理だろう。嘘嘘の漂白答弁では、消費者を納得させることは出来ない。
一時期、我が家の家電は東芝製品が圧倒したが、いまは洗濯機のみである。これがいつまでもつか。冷蔵庫やパソコンなどは交代した。
腐ってしまったのは、自民党と公明党であるが、特に前者はひどい。元自民党本部職員のNさんは「小泉が悪い。自民党をぶっ壊すといいながら、倅を自民党に所属させた。もう自民党は埃やシミで真っ黒になってしまっている。公明党が落下すると、自民党もつぶれるよ。だから安倍の汚れを見ても、反省どころか、安倍の悪事を擁護して恥じない。実に、無様な正体をさらけ出している。国民がまともなら、そう長くは続かない」と決めつけたものだ。
<違法・憲法違反も>
官僚の腐敗は、例の戦争法強行の場面で突出した。憲法違反の集団的自衛権を「行使可能」と、それまでの政府答弁をひっくり返して、戦争法を正当化して、安倍・日本会議を援護した。
ほとんどの憲法学者が、戦争法を憲法違反と判断している。それに官僚は蓋をした。このことも国民は忘れていない。官僚の腐敗は文科省の天下りだけではない。財務省から国交省も、すべての官僚が異臭を放つ漂白剤に変身している。
司法も腐っている。韓国は、前大統領を逮捕、獄につないだ。韓国の司法官僚は健全だ。
2017年3月31日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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