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籠池証人喚問:自民党議員が射った矢は大阪府に刺さった まさのあつこ | ジャーナリスト
3/23(木) 12:30
3月23日10時から参議院予算委員会で、森友学園の籠池泰典氏の証人喚問が始まった。最初に質問に立った西田昌司議員(自民党)の追及の矛先の一つは、大阪府の私立学校審議会における認可問題。学園建設の実現性が審議でも疑問視されていた旨を含めた追及だったが、矛は弾かれ、大阪府に飛んでいったと言えそうだ。
大阪府の私立学校審議会の開催状況を見るとそのことが分かる。平成21年度まで開催記録を遡ることができるが、平成26年度と28年度を除けば、判で押したように、審議会は毎年度3回、7月、12月、3月に開催されている(文末の囲みを参照のこと)。
例外的に平成26年度と平成28年度だけ臨時会が開催され、その2回とも議題は「瑞穂の國記念小學院」だった。特別な意図があっての開催だったと推定される。
平成26年度(平成27年1月27日)の臨時会の「議事内容及び議事概要並びに結果」を見れば、次のように記録されている。
内容
瑞穂の國記念小學院の設置の件
議事概要
・申請者には財務・会計状況やカリキュラム、また校舎建設など小学校設置までのプロセスをさらに明らかにしていただくとともに、今後の本審議会において、その内容を事務局から必ず報告をいただくこと。
・カリキュラムについては小学生の学びが充実されるようさらに内容を詰めていただきたい。
・私立学校には特色のある教育が求められる側面があるが、懸念のある点については本審議会が今後も確認を進めるべき。
結果
条件附答申へ
そしてその審議を元に、大阪府私立学校審議会の梶田叡一会長から大阪府の松井一郎知事宛てで、様々な条件を附して「認可適用と認める」と答申を行っている。
平成27年1月27日開催の私立学校審議会臨時会の答申
大阪府としての判断は、この審議会の答申を受けて、大阪府の責任で行ったものだ。
「臨時会」は何故、開かれたのか、答申に附された条件を大阪府どう見極めたのか、何故、答申を審議会に差し戻さずに受け止めたのか、その説明は籠池氏にはできない。西田議員の質問の狙いは不明だが、籠池氏に放った矢は外れて大阪府の松井一郎府知事に刺さっている状態である。証人喚問の場で松井知事が説明責任を果たす機会を国会は作るべきだ。
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