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日本会議つながりの慎太郎と小池百合子!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_255.html
2017/03/19 00:51 半歩前へU
▼日本会議つながりの慎太郎と小池百合子!
豊洲市場移転の土地取得交渉にあたった浜渦武生・元東京都副知事。国有地払い下げ問題に絡む「森友学園」問題で、理事長夫妻の陳情を受けていた鴻池祥肇・元防災相。
そして7月の都知事選で日本の政治の常識を一変させるかもしれない小池百合子・都知事。この3人を結びつけている人物こそ小池氏の亡父・勇二郎氏だ。
大正11年生まれの勇二郎氏は政治好きで、青年作家の石原慎太郎氏が1968年の参院選全国区に出馬すると、石原氏の政治団体「日本の新しい世代の会」の関西地区の選挙責任者となり、過去最高の301万票で当選させた。
そして翌1969年の総選挙に勇二郎氏は自ら旧兵庫2区から出馬する。だが、自民党の公認は得られず、「新しい世代の会」を看板に無所属での立候補だった。この勇二郎氏の「最初で最後の選挙」を手伝ったのが、鴻池氏と浜渦氏だった。
もっとも、今でこそ豊洲移転問題などで敵対関係にある石原―浜渦氏と百合子氏だが、「タカ派政治家」という勇二郎氏からの政治的系譜の面では鴻池氏を含めて同じ流れにある。
その1つが1997年に結成された保守系団体の日本会議だ。勇二郎氏は当時カイロ在住で直接関わっていないものの、石原氏は日本会議の代表委員であり、娘の百合子氏は国会議員時代に日本会議国会議員懇談会の副会長を務め、鴻池氏も同懇談会メンバーだ。
その鴻池氏はいまや森友学園疑惑の渦中にある。籠池泰典・前理事長夫妻から国有地売却で便宜を図ってもらうために陳情を受けたとして名前が挙がり、会見で“賄賂”らしき封筒を突き返したことを説明した。
籠池氏が日本会議大阪の運営委員だったことから、森友学園は日本会議国会議員懇談会メンバーに食い込もうとしていたことがうかがえる。
日本会議の懇談会「特別顧問」の安倍首相は昭恵夫人が新設する小学校の名誉校長だったことで批判の矢面に立たされ、「会長」の平沼赳夫氏も小学校のHPに挨拶文を掲載。
本誌はさらに中山成彬氏、稲田朋美・防衛相らが森友学園との接点を持っていたことを報じた。とくに稲田氏と学園の関係を籠池氏の長男・佳茂氏は本誌・週刊ポストにこう証言した。
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「傍流のタカ派たちが、いまや政界の主流」
http://79516147.at.webry.info/201703/article_256.html
傍流のタカ派たちが、いまや政界の主流
http://79516147.at.webry.info/201703/article_256.html
2017/03/19 00:54 半歩前へU
「父の裁判を担当していただいた弁護士が稲田先生のご主人(稲田龍示氏)でした。そういう縁で、稲田先生が政界に出馬されたときも、父は応援していました」
本誌がこの内容を稲田事務所にぶつけたところ、稲田龍示・弁護士と森友学園の関係について「そうした事実はない」と否定した。ところが、その後の報道では、稲田氏は「夫の弁護士活動の内容は守秘義務があるので答えられない」「(夫は)土地売却にはかかわっていない」となぜか、全面否定から微妙に説明を変えている。
そうした一連の森友政界人脈解明のキーマンの立場に鴻池氏は立たされている。勇二郎氏は2013年に90歳で亡くなったが、もし存命であれば、応援した石原氏や書生の浜渦氏、鴻池氏が政界を揺るがす豊洲問題と森友疑惑の“主役”となっていることにどんな感慨を抱くだろうか。政治評論家の屋山太郎氏の指摘は興味深い。
「石原氏が登場した頃の自民党ではタカ派政治家は傍流の傍流に追いやられていた。それを考えると隔世の感がある。父の勇二郎氏とは面識がないが、小池百合子は最初からタカ派。
その小池が都知事となって都政を動かし、石原の秘書だった浜渦、鴻池が政治の焦点となっている問題のキーマンだ。それは良くも悪くも、昔の自民党主流派から相手にされなかった傍流のタカ派たちが、いまや政界の主流となって権力の中心近くにいることを示している」
そういう視点でみれば、森友学園疑惑がこれほどクローズアップされるのも、安倍首相はじめ政権中枢に綺羅星のように並ぶタカ派政治家人脈が次々に登場するからだ。
半世紀前、勇二郎氏は自民党から公認さえ得られずに泡沫候補として落選した。浜渦氏は週刊朝日(2016年10月28日号)でこう振り返っている。
〈選挙戦の最終日、勇二郎さんと鴻池さんと私の3人だけになった。3人で尼崎のガード下で焼き肉を食ったのを今も忘れられません〉
尾羽うち枯らして尼崎のガード下でともに“悔し涙”にくれた弟子たちが、半世紀後に娘・百合子とともに政治の中央舞台に立っている姿など想像もしていなかったのではないか。 (週刊ポスト3月24・31日号より)
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