http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/453.html
Tweet |
「森友学園理事長招致、結論先送り 首相「介入なかった」:参考人招致、籠池氏は何を言い出すか分からず首相官邸が呼びたくないと」
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/642.html
(この投稿で、早急に、財務省や政治家そして森友学園から生贄を出してことを収拾すべきと書いたが、まるで正反対の隠蔽・ゴマカシ・先延ばしに終始し泥沼に向かっている)
国会や大阪で連日騒動が続いている「森友学園小学校認可&国有地破格値売却」問題だが、 籠池氏が、“天敵”の菅野完氏や思想信条的に相容れないはずの野党国会議員と面談を進めていることや「安倍首相の寄付」を暴露したことから、掌を返したというか梯子を外したというか自分たちと小学校を見限った身勝手な権力サイドに逆襲を開始したといえる。
このような事態の推移は、財務省が、小学校が開設できない状況を受けて、問題の土地を売却価格1億3千4百万円で買い戻すと森友学園に通告したことで推測できた。
なぜなら、土地の売却価格はあくまで9億5千6百万円であって、1億3千4百万円との差額8億2千2百万円は当該地の地中に埋もれているゴミの撤去廃棄処理に関わる費用のはずだからである。
こう考えるとわかりやすい。
まずは土地を9億5千6百万円で売却し、地中に埋もれているゴミの撤去廃棄処理をのちに“実費”(いい加減な見積もりでは8億2千2百万円)で精算する流れでも、安倍首相や財務省(及び国交省)の説明に従えば同じはずだからである。
そうでありながら、財務省は、買い戻しの価格を1億3千4百万円と通告したのである。
ここでこの問題に関する主要メディアの不思議な報道ぶりを一つ上げる。
それは、あの土地の売却価格を1億3千4百万円としていることである。
財務省を中心とした政府の説明を敷衍するなら、あの土地の売却価格は、政府が森友学園側に汚染土壌の処理撤去費用として支払っている1億3千2百万円も差し引いた“200万円”でなければならない。
(ゴミ処理費用を現金で渡そうが土地代金から差し引こうが話は同じである)
主要メディアは、安倍政権に気を使っているのか、売却価格が超々破格値というかタダ同然の“200万円”であることに触れないようにしている。
ゴミ処理代8億2千2百万円を差し引いたのは正当で問題ないとする安倍首相や財務省の説明に則れば、開校間際に迫っている現時点では、8億2千2百万円全額とは言わないが、それなりのごみ処理費用が発生しているはずである。
建設途中の校舎は契約で買い戻しにあたって撤去し更地にすることになっているから別途費用が発生するのは当然としても、地中のゴミを処理した費用も最終的に森友学園が背負えというのはあまりに理不尽であろう。
(ゴミ処理にかけた実費をきちんと算定すれば、売却価格1億3千4百万円のでたらめさが明確になるが、買い戻し価格を決めるためにはその算定過程が不可欠)
それは、財務省(政府)が森友学園のゴミ処理で不動産価値が大きく上昇した土地を6分の一近くの破格の値段で手に入れることを意味する。
そんなことはない正当な買い戻しというのなら、ごみ処理代8億2千2百万円を差し引いた売却価格1億3千4百万円そのものに問題がある。
売却価格を非公表にした理由として“ゴミがあるとの風評被害”を避けるためと言っているが、健全な政府なら、児童が学び遊ぶ小学校の敷地の安全性がきちんと確保されているか見届けられるかたちにするものである。
財務省がこのまま森友学園から更地になったあの土地を1億3千4百万円で買い戻そうとすれば、間違いなく訴訟に持ち込まれるだろう。
森友学園は、あそこまでできた校舎の建築費+解体費(たぶん10数億円)を負担したうえに、政府から入ってくるお金は1億3千4百万円しかないからである。
安倍首相夫妻をはじめ“愛国保守著名人”らに支援を受けるかたちで設立を目指した小学校が不認可になり財務内容に余裕がないなかで土地を召し上げられる森友学園サイドの逆襲は尋常では終わらないだろう。
思い込みが強い思想的政治的人間は、裏切られたと思うと、裏切った相手たちを執念深く追い詰めようとするものだ。
※追記
「金正男殺害事件」では韓国情報機関筋の見立てをほとんど“事実”のごとく報じてきたメディアが、安倍首相や財務省に関する籠池氏発信情報については、「ほんとうかどうかはわからないが...」としつこく前置きしている姿も笑える。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK222掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。