最高裁裁判官１５人の構成

異例の人事！加計学園の監事が最高裁判事に
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2017/03/15 00:38　半歩前へ�U

▼異例の人事！加計学園の監事が最高裁判事に
　「学園の監事であられた木澤克之氏が６月１７日に行われた政府閣議において、７月１９日付で最高裁判所判事に任命されることが決定しました」―。

　この加計学園の公式ホームページに書いてある通り、この監事さんは、平成２５年に加計学園監事となり、平成２８年７月１９日に安倍政権によって最高裁判事に任命された。

　慣例を破った異例の人事だった。安倍政権になってこうした慣例破りの最高裁人事が公然と行われるようになった。

　この監事さんは立教大学出身で、学園理事長の加計晃太郎とは同窓生。加計と安倍晋三は「腹心の友」と言うほど親密な関係にある。そうしたつながりで最高裁判事に任命されたのではないか。

慣例破りの人事は
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最高裁人事、崩れた「慣例」　その意味するところは
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2017年3月2日08時43分　朝日新聞

■平成の楼閣

　第２次安倍政権発足後、しばらくした頃。首相官邸で、杉田和博・内閣官房副長官が、最高裁の人事担当者に向き合って言った。

　「１枚ではなくて、２枚持ってきてほしい」

　退官する最高裁裁判官の後任人事案。最高裁担当者が示したのが候補者１人だけだったことについて、杉田氏がその示し方に注文を付けた。杉田氏は事務の副長官で、こうした調整を行う官僚のトップだ。

　このとき、退官が決まっていたのは、地裁や高裁の裁判官を務めた職業裁判官。最高裁は出身別に枠があり、「職業裁判官枠」の判事の後任は、最高裁が推薦した１人を内閣がそのまま認めることがそれまでの「慣例」だった。これを覆す杉田氏の判断について、官邸幹部は「１人だけ出してきたものを内閣の決定として『ハイ』と認める従来がおかしかった。内閣が決める制度になっているんだから」と解説する。

　憲法７９条は、最高裁判事について、「内閣でこれを任命する」と定める。裁判所法で定めた任命資格をクリアしている候補であれば、憲法上、内閣は誰でも選ぶことができるが、２００２年に公表した「最高裁裁判官の任命について」というペーパーでは、最高裁に最適任候補の意見を聞くことを慣例としていた。

　このような最高裁判事をめぐる「慣例」が、安倍政権が長期化するにつれて徐々に変わりつつあることを示す出来事もあった。

　今年１月１３日、内閣は弁護士出身の大橋正春判事の事実上の後任に、同じく弁護士出身の山口厚氏を任命した。「弁護士枠」を維持した形ではあるが、山口氏は日本弁護士連合会が最高裁を通じて示した推薦リスト７人には入っていなかった。

　その６日後。日弁連の理事会で、この人事が話題に上った。中本和洋会長は「政府からこれまでより広く候補者を募りたいとの意向が示された」「長い間の慣例が破られたことは残念だ」と語った。

　それまで最高裁判事の「弁護士枠」は、日弁連が示した５人程度のリストから選ばれており、最高裁で人事を担当していた経験者も今回の人事について「明らかに異例だ」と語る。一方、別の官邸幹部は「責任を取るのは内閣。内閣が多くの人から選ぶのは自然だ」と意に介していないようだ。

　最高裁人事を巡っては、かつて佐藤栄作首相の意向で、本命と目される候補を選ばなかったことを佐藤氏自身が日記に記している。労働訴訟などの最高裁判断に自民党が不満を募らせていた１９６９年のことだ。

　「政治介入」がその後もあったかどうかは判然としない。米国のように大統領が指名した判事が保守派、リベラル派と色分けされるわけでもない。

　しかし、「日本の最高裁判所」の編著書がある市川正人・立命館大法科大学院教授（憲法学）は、今回の弁護士枠の人事の経緯に驚きを隠さない。「慣例は、政治権力による露骨な人事介入に対する防波堤の役割を果たしてきた面がある。今後、最高裁が過度にすり寄ってしまわないかが心配だ」。慣例にとらわれず、憲法上認められた権限で人事権を行使する安倍政権の姿勢に対する戸惑いだ。

　日弁連は安倍政権が進めた特定秘密保護法や安全保障関連法への反対声明を出してきた。元最高裁判事の一人は「日弁連が今後、安保法に反対する人を判事に推薦しにくくなるのではないか」と指摘する。

　自民党総裁の任期延長で安倍晋三首相が３選されることになれば、１９年３月までに、最高裁裁判官１５人全てを安倍内閣が任命することになる。（藤原慎一、南彰）

コメント
1. 2017年3月15日 10:41:00 : vBmUoYkQho : R@o1M20UO4U[31] ▲△▽▼ ＞加計学園の監事が最高裁判事に 正にやりたい放題。しかも露骨な人事。 いったい、何に対する論功行賞なのだろう。 安倍首相は、これで事実上の「司法の長」になった。 「立法府の長」発言で批判され、「行政府の長」と言い直した。 しかし、これは確信だったわけだ。 つまり、三権の長になり国家支配を目論んでいるのだ。 三権の長 三権分立の国家において、立法権、行政権、司法権の三権を司るそれぞれの機関の長を指す。日本の場合、立法権の長は衆議院議長と参議院議長、行政権の長は内閣総理大臣、司法権の長は最高裁判所長官である。
2. 2017年3月15日 10:42:16 : 9FNft6ZNWk : o2I5T0JzFU4[29] ▲△▽▼ 民主政権で判事を出すべきだったネット軍師さまさえいなければ･･
3. 2017年3月15日 10:48:13 : VW8bFvxsTw : Fu9aP8L8GvU[2] ▲△▽▼ これはもう、どうしようもないな。 本当にやりたい放題、 独裁の確立でしかない。
4. 知る大切さ[7772] km2C6ZHlkNiCsw 2017年3月15日 10:59:52 : YQXpPTW0Uc : Pcw67CSnwHE[3] ▲△▽▼ 人事権の掌握による独裁体制。 民主主義国家から独裁政権は誕生できる！の 具体例を戦後70年を過ぎた日本で体感できる。 国民の多くが政治に関心がなければ、こうもアッサリと達成できる。 全てを失う前に気づかないと大変な事になる。 だから今「アッキード疑惑」はとても大事な局面を迎えている。 第十二条 　この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、 これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、 常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 そして いざ、できるの事となると、そのオプションの少なさにがく然とする事になる。 行政側が民意を汲み取るメニュー(仕組み)を何も準備していない事に気づかされる。 そうじゃ無いと述べる方、何があるか、教えてね。
5. 2017年3月15日 11:05:22 : JaxfyPsvqE : ufvAKhUCgj8[72] ▲△▽▼ 最高裁とか、それどころか閣僚からNHKから、政府がタッチできる処ほぼすべてにお友達人事だからなあ。 それどころか、タッチし辛い所相手に内閣人事局まで作って迄操作しようという政権が、 独裁で無ければ何なんだろうな。
6. 2017年3月15日 11:39:19 : bYLiTFC55s : U5AdSJsPd0M[529] ▲△▽▼ 国会は2/3占め、検察、警察はトップが安倍だから掌握済み、あと最高裁が掌握されていたとすれば、もう独裁国家と言っていいでしょう。残りは憲法が改定されて独裁化完結。これまであからさまに政府に反抗していた人たちはすべて処刑されます。 この、「安倍疑獄事件」が最後の砦だ！　　マスコミの皆さんもそろそろ「安倍擁護」から「民主国家日本」奪回にむけ、「国民を覚醒」させてくだせえ！
7. 2017年3月15日 12:11:31 : R3br1Jbrn6 : 4js6pL5nyBw[6] ▲△▽▼ 鳩山降ろしをやった菅直人はホント小物だったわけだ（原発や浜岡止めたことだけ歴史に評価されるが）（逆に考えると、原発「事故」対応のために物理出の総理を指名しておいた！？）
8. 2017年3月15日 12:51:42 : GsWIsjpBcg : z8w2HZt23@Y[31] ▲△▽▼ 管や野田を叩いて安倍政権誕生の手助けした連中もたいして変わらん
9. 2017年3月15日 18:32:10 : JaxfyPsvqE : ufvAKhUCgj8[89] ▲△▽▼ >>8 現在のバカウヨの中には、それを行った事の後ろ暗さをどうにかしようと安倍政権を擁護しているのも居るのじゃないかな。
10. 2017年3月15日 23:18:57 : McO0iOUv5s : 7cBfXYhkot0[4] ▲△▽▼ >>8 俺は裏切りの菅、貪欲の野田を叩いて叩いて叩きまくったが、毛ほども安倍を 応援したことはない。 応援するのは、小沢氏やそれに比肩する見識をもった弁士たちだ。 その当時、みんなにルービーと叩かれまくった鳩山氏は擁護したが。 擁護すると君の書いた通り、道理の分からん連中に俺まで叩かれたよ。 現在の自公民主の目立つ政治屋の中で、応援、擁護したい者など皆無だ。

11. 2017年3月16日 02:29:31 : JW4kQkOW9o : dSI7DqbtatE[-698] ▲△▽▼ >>10 ＞応援するのは、小沢氏やそれに比肩する見識をもった弁士たちだ。 在日外人に参政権付与しようと企んでいる売国奴と工作員しかいないじゃないですか [３２初期非表示理由]：担当：スレ違い多数により全部処理
12. 2017年3月16日 11:39:21 : rrhrFN6JLd : C6EI10g_Gy4[2319] ▲△▽▼ >>11それそっくり安倍内閣と維新だよ。今だけ金だけ自分だけの売国奴の集団でっせ。
13. 2017年3月16日 15:23:48 : MhsKhvnTic : KonTLpopQSg[193] ▲△▽▼ 安倍総理は加計学園に違法があっても最高裁判事までも安倍友がなっているから何も怖いものがない、全部自分の支配下と仲間で固めているから思いのままだ、独裁者そのものではないか、もう北朝鮮と全く同じ。恐ろしい非人間。
14. 2017年3月16日 17:02:18 : C9jCLySz2A : vxpl@z1odtU[97] ▲△▽▼ >>11. ＞在日外人に参政権付与しようと企んでいる売国奴と工作員しかいないじゃないですか ここに日本会議メンバー一人発見！ それこそが日本会議の目指すところだからね。 ・現憲法を改憲して新憲法の制定 ・外国人地方参政権反対 ・「公共心」「愛国心」「豊かな情操」教育等を盛り込んだ｢新教育基本法」制定 ・「国旗国歌法」 ・自衛隊法の改正等による「有事法制」の整備 ・「選択的夫婦別姓法案」反対 ほら！ もっとあるけどね。 「基本的人権」や「平和主義」や「国民主権」を無くす。 とか 「徴兵制の復活」 とか 要するに今の自民党が目指すものと一致している。 あんたは紛れもなく「日本会議」メンバーと断定。
15. 2017年3月16日 20:42:07 : yI713auNdg : S1LkSsT5rhg[75] ▲△▽▼ 日本の三権分立を厳格に論ずるなら人事権や任命権などを有する内閣総理大臣が最高権力者だろう。 安倍自民党は日米同盟を最優先に現行憲法を自民党草案で塗り替えることを虎視眈々と狙っている。 既に集団的自衛権の法制化により日本人が戦争で血を流す事態が現実的にもあり得る段階に至った。 日本が普通に戦争できる国にする為に相応しい憲法を定めて国民を順応させ従え取り締まる考えだ。 これに抵抗する国民が正しいのは当然の話だ。しかも憲法論や法律論から正当な国民の判断だろう。 しかし国民の中には政治への不満を言うが政治家選びの選挙で棄権者が多く権力の思うがままです。 安倍総理がるる主張した事実による限り自民党は終戦以来一貫して戦前の精神を国民に求めている。 戦後七十年経ったぐらいで未だに正しい判断力を持つ国民が少ないと考えられる状況ではないのか。 仮に政権交代が起こり現政権が下野した場合、誰も新政権が正しい政治をやると保証できないだろ。 阿修羅の数年間を見れば分かる通り、正しい主張もあるが国民的な合意に至ることなど一度もない。 それが現在の日本人の総合的な実力と見做す根拠としては当然に正しいと言うことができるだろう。 今の日本人に弱点があるとするならば、それは雑多な思想で正しい争点さえ共有できないことです。 信教の自由は世界も羨む憲法が規定するが、日本国民は正法を誹謗する邪宗教の信者だらけなんだ。 だから一般国民の普通の良心でさえ維持することも持続することも自分勝手で実に脆い醜態を晒す。 国民の改心なくして現在の国の進路が正しく変わる訳がない。己心の魔と戦って改心すべきだろう。
16. 2020年5月17日 13:18:03 : lpxMJBnumQ : RWl4R1RHb0gvbnc=[33] 報告 ▲△▽▼ >>14さん >>11は、「日本会議」メンバーなんかじゃなく、自民や維新に洗脳された、ただの馬鹿だと思うよ。 麻原彰晃に騙されたオームの信者みたいなものよ。 しかしオームの化学班の連中は、なんであんなに頭の良い連中が、オームなんかに洗脳されたのか不思議だ。 それにしても、本当にあの7人は死刑になったのかね〜？ 化学兵器や細菌兵器、今時奈良ウィルス兵器を作らせるにはもってこいの連中だから。 何しろ今時大量殺戮化学兵器を喜んで作る学者なんて、世界中を金と太鼓で探して歩いても、一人も見つからないと思う。 それが７人だからね。 どこかにひっそり…‥時を待っている、なんてことはないのかね〜。 あの７人死刑の前日、自民亭の女将である法務大臣が、サムアップで記念写真の中心に映っている写真を見た時、何だか嫌な予感がしちゃった。 しかもあの日豪雨で、気象庁もTVで、大雨注意報を喚起していた中での宴会だからね。 翌日豪雨で多くの被害者も出たって言ってた中でのあのサムアップには、何か政権にとって、よほどうれしい事、上手くいったことがあったんじゃないかと背筋が寒くなった。 私の杞憂ならいいけど。
17. 地下爺[11248] km6Jupbq 2020年5月17日 17:48:54 : cnW20anmHI : WTFQNEljbnlHUk0=[1006] 報告 ▲△▽▼ 木澤 克之（きざわ かつゆき、1951年8月27日 - ）は、弁護士出身の最高裁判所判事（2016年7月19日 - ）。 ◆略歴 東京都新宿区出身。零細企業経営者（家庭金物卸売業）の父を見て弁護士を目指す[2][3]。新宿区立鶴巻小学校、立教新座中学校・高等学校卒業。 1974年　立教大学法学部法学科卒業 1975年　司法修習生 1977年　弁護士登録（東京弁護士会）[3] 1987年　立教大学法学部非常勤講師 1992年　蔵王産業株式会社監査役 2000年　最高裁判所司法研修所民事弁護教官 2004年　立教大学法務研究科特任教授（ - 2008年） 2004年　日本弁護士連合会司法修習委員会委員、東京弁護士会司法修習委員会委員長[1] 2007年　学校法人立教学院評議員 2008年　木澤法律事務所開設 2013年　学校法人加計学園監事 　　　　　〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜　　 2016年7月　最高裁判所判事任官。立教大学出身者としては初の最高裁判事となった。 　　　　　　 立教大学校友会副会長

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