http://31634308.at.webry.info/201703/article_9.html
2017/03/09 20:50

今日、森友学園に籠池理事長が現場で記者会見を行った。一般常識が通じない男と思っていたが、まるで自分、妻がマスコミから不当な報道をされていると一方的にまくしたてた。教育勅語の暗唱のどこが悪いのかと述べ、今の教育は逆に子供をダメしていると思っていることがよく分かった。

確かに、この男を国会に招致し、答弁させたら、与党が心配しているように、何を言いだすかわからないということが納得出来た。安倍首相や、他の政治家が心配するのは無理がない。

校舎建設費の見積もりが３通りあり、国には約22億円、大阪府には7億５０００万円、大阪空港会社には15億円と見積もりを提出している。松井知事は、工事業者が１５億円と言っているのだから、１５億円が一番信用出来るのではないかと述べている。

しかし、今日、籠池氏は、この３通の見積もりの中から、YOUTUBEで７．５億円が正しいと述べた。籠池氏は他の金額の見積もりは、自ずと落ち着いた所に収まるという言い方をした。「落ち着く」という意味が皆目見当がつかない。

こんな男の場合は、国会で追及しなければ、一方的に口から出まかせを言うだけで埒が明かない。籠池氏は私学審議会が設立を認可したから、ここに校舎を建てたのだと述べ、悪いのは私学審議会だと批判した。

認可が下りなくても自業自得である。本当に、学校を開設したいのなら、一方的にYOUTUBEで言い訳をするのではなく、正々堂々と国会で述べればいいのだ。

今までの行動を見て、籠池氏が、あらゆるツテを辿って安倍夫妻に働き掛けたことは、当然のように思える。日本会議の共通思想の波長が共鳴し、官僚たちがその権威を忖度し、あり得ない速さの手続きが進行したのだろう。

森友施工者「１５億円が正しい」　系列保育園で補助金不正の疑いも
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017030901000989.html
2017年3月9日

　大阪市の学校法人「森友学園」（籠池泰典理事長）が、金額の異なる３通の小学校建設工事請負契約書を大阪府などに提出した問題で、請負代金が１５億５５２０万円の契約書の写しを施工業者が府に示し「これが正しい」と説明していることが９日、分かった。籠池氏が代表の社会福祉法人が運営する保育園で補助金約１千万円を不正受給した疑いも判明。府教育庁は午後に小学校の現地調査を実施した。複数の疑惑を籠池氏に直接ただす。

　松井一郎知事は「施工業者の話に信ぴょう性がある。理事長サイドの指示で３種類の虚偽の契約書が作られたのだろう」と府庁で記者団に述べた。
（共同）

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