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厚い与党の壁 存在感を示せない蓮舫執行部にとって正念場 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200531
2017年3月2日 日刊ゲンダイ
議席差に苦しむ蓮舫民進党代表(C)日刊ゲンダイ
国会は政府・与党のペースであれよあれよという間に進んで、来年度予算案も史上最速、会期末まで1カ月以上を残して衆院を通過するというありさまである。
民進党はじめ野党としては、南スーダンPKOをめぐる防衛省の嘘報告、文科省の組織的な天下り斡旋、共謀罪をめぐる説明の右往左往などをやり玉に挙げて、大臣のクビの1つか2つ飛ばしたいところだが、3分の2の議席を押さえる与党の壁はあまりに厚く、存在感を示すことができないでいる。
どうしたらいいのか、野党のベテラン議員に尋ねると、こう言う。
「与野党が拮抗している時なら、こうやって事件やスキャンダルで攻め立てて与党内の動揺を誘うということも可能だが、これだけ議席差があると、向こうに知らんぷりされたらどうにもならない。やはりこういう時には、大きな政治に立ち返って、たとえば、憲法改正についての党論を先制的にまとめて論争を仕掛けるとか、アベノミクスの4年間を徹底総括して新たな経済・福祉政策パッケージを提唱するとか、骨太のビジョンを打ち出して『なぜ安倍政治をこれ以上続けさせてはならないのか』を国民にアピールしないとダメだ」
蓮舫代表は連合を何とか説得して「2030年原発ゼロ」方針を3月の党大会で打ち出そうとしていたが、調整が難航して見送る考えだ。
「方向性はいいと思う。どうやって原発ゼロに近づいて、その分どの再生可能エネルギーをどう増やすのかの工程表を突きつければ、自民党は困る。電力総連20万人が民進党支持をやめたって、原発再稼働に怒っている何百万の市民が支持に回るだろう。さらに、その原発ゼロを中心的な柱のひとつとして野党選挙協力が組めれば、次期総選挙で勝てる可能性も出てくる」
しかし、社民党や共産党は「即ゼロ」だから折り合いがつくのかどうか。
「まず民進党が、30年代と言っていたのを30年にする。そして野党協力の際には『遅くとも30年までに』と言ってしまえばいいんだ。そのあたりのとりまとめは、小沢一郎に任せておけばいいんじゃないか」と彼は言う。
なるほど、原発ゼロで骨太方針を打ち出して、それを軸に野党選挙協力への展望を開くことができれば、民進党にもまだ生き残りの余地があるということだ。逆に、そこを突破できないと、総選挙どころか7月の都議選で負けて執行部辞任、崩壊に向かう。蓮舫執行部の正念場である。
高野孟ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
厚い与党の壁 存在感を示せない蓮舫執行部にとって正念場 | 日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/uvYJUIjqXg 原発であの有り様、失望しかないよ。消極的な自民党応援野党。
— 孔亜鱚人(あなあきすと) (@cuihaobaiyuan) 2017年3月1日
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— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2017年3月1日
… 蓮舫代表は連合を何とか説得して「2030年原発ゼロ」方針を3月の党大会で打ち出そうとしていたが、調整が難航して見送る考え
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— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2017年3月2日
『…原発ゼロで骨太方針を打ち出して、それを軸に野党選挙協力への展望を開くことができれば、民進党にもまだ生き残りの余地があるということだ…』
#日刊ゲンダイDIGITAL|厚い与党の壁 存在感を示せない蓮舫執行部にとって正念場https://t.co/EfNDsi7G2b
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2017年3月2日
『…逆に、そこを突破できないと、総選挙どころか7月の都議選で負けて執行部辞任、崩壊に向かう。蓮舫執行部の正念場である。』
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