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2017年02月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<27日夜の内閣記者会と慰労会?>
首相日程では、2月27日午後7時から夜中の午後9時30分ごろまで、悪名高い内閣記者会と首相がうたげの宴会?を開いたことになっている。過去最大の軍拡予算が、すいすいと衆院を通過した日であるので、が口実のようだ。むろん、新聞は懇談と報じている。例の首相夫妻に降りかかった、一大スキャンダルが炎上しているさ中である。国民の代表であるジャーナリストにとって、絶好の取材機会だ。もしそうでないとすると、日本人はメディアを信頼したくても、できないことになるのだが。
<口角泡を飛ばす場面のはずだが>
「安倍さん、今日も予算委員会で激高してましたね。疑惑を認めていることになりませんか」
「疑惑が次々とさく裂して、大分疲れてますね。持病の再発の心配はありませんか」
「最近、奥さんの姿が見えません。どうしていますか」
「それにしても、大阪の、豊中市の森友学園の総長ですか、教育内容がすごいですね。安倍さんの持論ですよね。いま安倍さんは急に態度を変えましたが、おかしいですよ」
「この重大な場面で、問題だらけの大型予算があっさりと衆院で可決しました。一体、野党対策にどんな手を使ったんですか」
以上のような庶民の疑惑をぶつける好機の宴席のはずだった。それなら、多少の官房機密費を使っても国民は納得する。
口角泡を飛ばす緊張した酒宴となろう。アルコールの勢いもある。首相はここでも激高して「君、出て行きなさい」と米トランプのような態度をとったのかどうか?
<飼い犬レベルかどうか>
日経は財界と癒着した新聞であるため、財界の傀儡政権に甘い報道をする。したがって、27日夜の記者懇談、内閣記者会との懇談と報じた。内閣記者会となると、100人ほどいるだろう。赤坂の中国料理店「赤坂飯店に全員を収容できない。
朝日新聞は「官邸担当の内閣記者会のキャップとの懇談」と報じた。朝日の報道が正しい。要するに10数人の宴会ということになる。これなら首相の発言を聞き逃すことはない。激高すればするほど、耳にタコができるのだから、アルコールを飲んでも忘れない。
2時間半の首相との独演会だから、相当のネタを収穫できたはずだ。疲れ切った表情、荒れる肌の色、酒は何だったのか、酒量はどうだったか、国民の知りたいことが、山のようにある、そんな官邸記者会の各社代表との懇談会という名の、宴会だったのだが。
<28日の報道が証拠>
その成果が、28日の朝刊の紙面に現れる。テレビは同日早朝のニュースで報じられる。
部数の激減に苦しんでいる読売新聞の読者は、懇談の成果が報じられることはない。これは筆者でもわかる。首相よりの報道だけだろう。読売の読者は、こんどの大阪・豊中スキャンダルを知らない、理解できない。
茶の間でNHKのニュースしか見ていない老人も、なんのことかわからない。
国民は何もわからない、かというと、そうでもない。夕刊紙の日刊ゲンダイの購読者は、すべてを理解して「けしからん。安倍はやめろ」と怒っている。NHKをのぞいた民放で、スキャンダルの大きさを感じ取っている国民は多い。日刊スポーツのようなスポーツ新聞の読者も知っている。
テレ朝の世論調査では、実に83%の国民が「国会で明らかにせよ」と回答している。すなわち、読売やNHKが隠蔽しても無駄なことなのだ。ともかく28日、今日の紙面で新聞やテレビの腐敗度が判明することになる。
2017年2月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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