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天皇退位は安倍首相の策謀だと喝破した五味洋治記者の勇気  天木直人
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/737.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 16 日 09:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

天皇退位は安倍首相の策謀だと喝破した五味洋治記者の勇気
http://kenpo9.com/archives/1009
2017-02-16 天木直人のブログ


 もうすぐ天皇陛下の退位に関する政府見解が公表される。

 その内容は、有識者会議の議論を通じてほぼ明らかだ。

 すなわち、今上陛下一代限りの退位を、皇室典範の改正ではなく特別法で認める、というものだ。

 政府が目指す方向は、天皇陛下があのお言葉で示された本意ではない。

 そういう意見は多くみられる。

 しかし、何が天皇陛下の本意でないのか。

 それを明確に述べた意見はどこを探しても見当たらない。

 私はこれまで何度も書いてきた。

 天皇陛下があのお言葉で一番国民に伝えたかったのは、安倍首相の改憲を許してはいけないということだと。

 自分(今上天皇)はそれを象徴天皇として行動で示してきたが、いずれその公務も年齢的に満足に出来なくなる。

 満足に出来なくなって安倍首相の改憲的な政治を甘受するよりは、象徴天皇としての公務を滞りなく行う事の出来る後継天皇にその役割を引き継いでももらいたい、誰が後継天皇になっても、護憲だけは、日本国と日本国民の統合の象徴として残してもらいたい。

そのような後継天皇を国民が支持し、応援して欲しい。

 そう天皇陛下はあのお言葉で言いたかったのだと。

 しかし、ここまではっきり書いたものを私は見た事がない。

 政府の退位案は天皇陛下の意向に反するものだと言う者でさえ、そこまではっきりと言ったり、書いたりしたものを私は、私はこれまで必死で探してきたが、まだ見た事がない。

 なぜだろう。

 安倍政権側からの批判を恐れるからに違いない。

 そう思っていたら、驚くべき本が出版された。

 その本とは、東京新聞の編集委員である五味洋治記者が書いた、「生前退位をめぐる安倍首相の策謀」(宝島社新書、2017年2月24日初版)という本だ。

 その本の広告を新聞で見た私は、そのタイトルにつられて早速購入した。

 その本が私の思いを書いてくれていると期待したからだ。

 そして、その本を読んで、まさしく私が言いたい事がその通り書かれていることを知った。
 彼ははっきりと書いている。

 天皇陛下のメッセージに込められた思いは、平和憲法を否定する安倍首相に対する「疑問符」であり「抗議」だと。

 日本の国の在り方を問われたのだと。

 安倍首相はその思いを単なる生前退位の「制度上の問題」に押し込める策謀をやめて、天皇陛下のメッセージに真剣に耳を傾けるべきだと。

 まさしく私が新党憲法9条を立ち上げる一つの大きな理由がここにある。

 五味洋治が緊急出版した「生前退位をめぐる安倍首相の策謀」(宝島社新書)という本は、これ以上ない勇気ある本だ。

 私はその勇気に励まされ、その勇気の後に続くことを決意した。

 新党憲法9条宣言をする記者会見を、総選挙前の最善のタイミングで行って世の中に新党憲法9条の存在を知らしめる。

 その時にははっきり宣言するつもりだ。

 新党憲法9条は天皇陛下のお言葉に応えるためにつくったものだと。

 安倍首相に改憲をさせない政党であると。

 平和憲法をこの国の国是とし、それを世界に広めることを目指す政党であると。

 憲法を大切にし、沖縄や、中国、韓国といったアジアの国々と正しく向かい合う事を目指す政党であると。

 その時は、この五味洋治記者の新書「生前退位をめぐる安倍首相の策謀」という本が私の背中を押してくれたと、はっきりと述べるつもりである(了)

 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[3184] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年2月16日 10:20:59 : q9FZL9KFEg : Jwas6Yx1utY[1]
 
 皇帝制度や天皇制度が存在することの問題は、皇帝本人や天皇本人ではなく、皇帝や天皇の周辺の人物が、皇帝本人や天皇本人の本意と称して、勝手に喋り始めることだ。
 
 歴史上には、皇帝は語らず「兆(きざし)」であるべきだとして、皇帝を朝廷に出席させず、朝廷では自らの意見を皇帝の本意だとして騙っていた、秦の宦官の趙高の故事もある。
 
 憲法改正や、天皇の譲位の制度について、今上天皇の本意を知るには、今上天皇を第193回通常国会に参考人として御招致して、今上天皇の本意を話してもらうことが最善である。
 
 日本国憲法には、今上天皇が国会において発言してはならないとは規定されていない。
 
 今上天皇が話す通りに、国の制度を改めた方がよいのか、改めない方がよいのかは、国民の世論を受け、国会でそれぞれの国会議員が責任を持って決めれば良いことだ。
 

2. 2017年2月16日 11:01:05 : 7cGDnFOlds : GbwkWYX@ltc[2]
五月蠅いよ、小林よしのりや、他の人達が前々からそう云っていた。

白々しい天木の発言は白けるだけだ。


3. 2017年2月16日 11:25:15 : fq2LET9Crc : Z1MVX8XlznI[357]
天皇をどう退位するのかについては天皇の意向を考慮するのは当然だ。なぜならば象徴天皇の在り方について日々考えておられるのは天皇陛下のみだからだ。

しかし、改憲について議論する場合に、天皇の意向は考慮する必要は全くない。当たり前の話だ。

いったい何を考えているんだ。馬鹿も休み休み言えと言いたい。
天木氏の考え方自体が天皇を利用しようとする考え方であり、極まて危険な思想だ。


4. 2017年2月16日 12:04:18 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[1964]
「私はその勇気に励まされ、その勇気の後に続くことを決意した。
 新党憲法9条宣言をする記者会見を、総選挙前の最善のタイミングで行って世の中に新党憲法9条の存在を知らしめる。」

どうぞ。誰も止めてません。早めにどうぞ、なる早で。


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