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「日本はトランプに従うしかない」/(C)AP
中国は日米首脳会談を酷評「中身のない“おみやげ外交”」 習近平「アジア皇帝」への野望
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199538
2017年2月14日 近藤大介 「週刊現代」編集次長 日刊ゲンダイ P10 文字お越し
「こういうのを、中身のない『大礼包外交』(多大なおみやげ外交)というのだ」
日本中が注視した先週末の安倍・トランプ会談だったが、中国は酷評した。冒頭の発言は、中国中央電視台(CCTV)で日米首脳会談のニュースを解説した阮宗沢中国国際問題研究院常務副院長のものだ。阮副院長は続けて言う。
「やれ70万人の雇用だ、1500億ドルの経済協力だと言ってるが、そんなもの、もともと日本がアメリカ国内でやろうとしていたものばかりではないか。しかも数値は水増しもいいところだ。『特朗普』(トランプ)大統領は『アメリカ・ファースト』と強調しているのだから、日本の選択は、それに唯々諾々と従うしかない。経済分野においても、安全保障分野においても、日本が独自に行動できる空間など、極めて限られているのだ」
中国では日本が普段、中国に対して皮肉を込めて使っている「朝貢外交」という言葉も登場。ちなみに中国のテレビニュースでは、「尖閣諸島は日米安保第5条の適用範囲内であることを確認した」という安倍晋三首相の発言や、それに類する部分はすべて報道しなかった。
逆に中国が誇ったのが、アメリカ時間で日米首脳会談が行われる前日9日夜に行われたトランプ大統領と習近平主席の電話会談だった。中国中央電視台では、日米首脳会談の前にこのニュースを持ってきて、誇らしげに報じた。
「両首脳は長時間にわたって、今後の中米関係を強化発展させていくことで盛り上がった。それは、経済貿易、投資、科学技術、エネルギー、人文、インフラなど多くの分野に及んだ。『特朗普』は、アメリカが『一つの中国』政策を堅持し貫くと強調した」
私は「貫く」と訳したが、原語は「奉行」(奉り行う)。トランプが習近平に「台湾は中国の一部分であります」と恭しく申し述べたという表現になっている。
中国外交部の陸慷報道官も10日の定例会見で、「中国とアメリカを合わせれば、人口で世界の4分の1、経済で3分の1、貿易で5分の1なのだ」と述べ、「2大国」の重要性を強調した。
トランプ大統領の就任以来、日中ともに否定的な報道が多かったが、何やらいつの間にか、日中による「トランプ取り込み合戦」の様相を呈してきた。
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