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「日本を米国に売り渡してはならない」と訴える山田氏(2017.2.9筆者撮影)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1921970.html
集会はみぞれの降る中、正午から始まった。国会議員や有識者らが約1時間半、スピーチをした。冒頭、主催者を代表して山田正彦元農水相がトランプ大統領の主張する米国第一主義に基づく2国間の通商交渉について、「TPPを上回る水準を求めることは明白。私たちは日本を売るような安倍総理のやり方に断固反対し、最後の最後まで頑張りましょう」とあいさつした。
紙智子参院議員(共産)は「安倍総理はTPPに今なお執着している、TPPが世界のスタンダードになるんだとの主張は大問題」と両断した。トランプ大統領の中東・アフリカ7カ国からの入国禁止命令について安倍首相が「答える立場にない」と答弁したことに触れ、「各同盟国から批判の声が上がっている中、他国と際だった違いを見せている。こんな問題発言をしている大統領に付き従っていくつもりか」と批判した。
斉藤和子衆院議員(共産)は「安倍総理は2国間交渉に応じると発言しており、日本の国民の経済や暮らしを守る立場に立っていない。トランプ氏がアメリカファーストと言っているとき、安倍総理がトランプファーストになっている。これでは私たちの国の命も守ることはできない」とやり玉に。内閣が今国会に提出を予定する主要農産物種子法廃止法案についても「種を奪われることは命を奪われるに等しい」と指弾した。
「オールジャパン・平和と共生」運営委員の植草一秀氏は「安倍総理は日米首脳会談に臨むために訪米しようとしているが、この雨と雪は『行くな』という意味ではないか。トランプ大統領はTPP以上に米国に有利な、日本にとって不利な2国間協定を結ぼうとのこのこ米国に行き、日本の国益をさらに失おうとしている。このような2国間協定の受け入れは愚の骨頂」と一蹴した。農業・医療・労働・郵政各分野の壊滅を警告した後、「安倍総理の行動は売国行為そのもの。戻ってきた安倍総理を国会で厳しくただし、私たちの命と暮らしを破壊する安倍政権に終止符を打とう」と呼び掛けた。
福島伸享(ふくしま・のぶゆき)衆院議員(民進)は「安倍総理は『負ける交渉はしない』と言っていたが、むしり取られるだけ。TPP批准を『ここがスタンダード』と言ってるようでは、どこまで削られるか分かったものではない。ゴルフクラブ1本贈っても、トランプにとってはつまようじ1本くらい」とやゆ。米国大統領令による入国禁止措置に触れ、「世界中が反対する中、1国だけ反対しない国がある。特定の宗教や民族を対象にする差別で、人権の概念に普遍的価値を持たない同類の人物。この2人で危ない交渉をやらせてはならない」と両首脳による交渉を非難した。
集まった市民らは冷たい雨の降る中、官邸に向かって「日米FTA絶対反対」「約束するな、主権を守れ」「年金使って日本を売るな」などとシュプレヒコールを上げていた。
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