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小沢 一郎 「次の選挙はどんでん返しでまた逆になりますから,期待してください」
http://4472752.at.webry.info/201702/article_4.html
2017/02/08 19:51 銅のはしご
2017年02月07日(火)
定例共同記者会見 自 由 党
小沢 一郎 代表
✑ リーダーにしてみれば常に過半数を目指すのは,当たり前のことだ
✑ 小選挙区制度での「安倍一強」ばかり言うが,2009年を忘れちゃってるんじゃないの。 次の選挙ではどんでん返しでまた逆になりますから,期待してください
✑ 二大政党制での保守対リベラルの構図と言うが,保守,革新という定義の曖昧な言葉で分ける状況ではないし,時代は違っている。 共産党を含めていわゆる社会民主主義的な考え方に,流れはなってきている。 それをリベラルと言うのか,社会主義と言うのか,あるいは保守右派と言うのか,それは言葉だからいろいろだ。 日本の政局,世界の政局が,どうなるか分からない。 左右にブレる時代が来てしまうと,当てはまらない
✑ 衆議院の小選挙区の区割りは政治家に任せるといつまで経ってもできない。 国勢調査などをもとにして第三者が人口割でピシッと決めてやらないとダメだ
✑ アメリカは今までは割合強いことを言っても中国と事を構えることには非常に消極的だったと僕は見ている。 台湾問題も同じことだ。 対中関係をどうするかは,トランプ政権のこれからだろう
2017.2.7自由党定例記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=b_iiU21f-ks&feature=youtu.be&a
21:48
【 記者質疑 】
THE PRESS JAPAN ; 2月4日マティス国防長官が来日し稲田防衛大臣と会談した。稲田防衛大臣が,南沙諸島の件,中国の脅威に対して懸念を示したということだが,小沢代表はどのようにお考えかを。
玉城議員には,普天間基地の移設について政府は辺野古が唯一と言うが,マティス国防長官は辺野古という言葉を出していない。どのようにお考えかを。また,今の辺野古の状況と翁長知事の訪米についてコメントをいただければ。
小沢 一郎 代表
南沙諸島について? (中国の脅威に)稲田防衛大臣が懸念を表明したけど,相手は何も言わなかったちゅうこと?
僕は,内容は知らんから。
誰も知らんでしょう。ほんとのこと,何言ったかは。
それで,相手は答えなし? 答えなかったちゅうこと? そこは書いてないんだ。うん。
あれはね,ある意味で,トランプ政権の対中政策の一つのバロメーターになるかもしれないね。尖閣についても,中国は領有権を主張してるわけだから。
まあしかしこれは,日本の領土,歴史をたどれば琉球王朝の領土ということで,だいたい確定できると僕は思ってはいるけれども,いずれにしてもその問題...何で稲田さんが出したか知らんけどね。 どういう意味で出したかはまったく知りませんけれども,それとは別に,対中関係をどうするか。 トランプ政権のこれからだと思います。
THE PRESS JAPAN ; 去年,アメリカのメディアを南沙諸島に招待して連れて行っているようですが。
小沢 一郎 代表
(その情報は)知らない。 行けないでしょう。 事実上 (南沙諸島は)中国が占領してるんだから(日本政府が)招待したって,そこへアメリカが行けるわけはないんだから。
ただ,トランプ政権はまだ分からないけれども,以前よりは対中政策は強硬だというふうに一部伝えられていますけどね。
アメリカは,中国とはやりたくないんだ,あんまり。ましてやドンパチの時代になったら,前にも会見で言ったと思うけど,前線の将兵は,政治的なあれ云々というわけじゃなく,その都度その都度の命令でやってるわけだから。
だからそういう意味ではアメリカは割合強いことを言ってるけれども,中国と事を構えるっちゅうのは,今まではそれには非常に消極的だったと,僕は見ているね。
これは,台湾問題も同じことだけどね。
それは,トランプ政権になってどうなるかは,今後(のこと)で分からない。
玉城 デニー 幹事長
普天間が唯一であると,安倍政権がくり返し言っていて,それにいくしかないという方向性で,閣僚もその発言をしたと思いますが。
マティスさんは,議会側が予算を決めるときに,「辺野古が唯一」と書いてくれと安倍政権が要請したにもかかわらず,議会側は書いていないんですね。
ですから,おそらくその状況をマティスさんは自分の口からは言えない,言わないことにしているんだと思います。
ですから,辺野古が唯一ではないにしても,言葉によって,プランが2つあって,1つが辺野古で,1つが辺野古だみたいな,そういうふうなことを言ったとか言わないとかっていうのも,あるんですけれど。
ただ,安倍政権はとにかく執拗に辺野古が唯一だと,こだわってますので。 昨日からフロートを固定するためのブロックも海中に投入されていますので。
やはりその安倍政権の姿勢に対しては,翁長知事がどのような,さらに踏み込んだ発言あるいは行動をするのかということが非常に大きなポイントを持ってるのじゃないかと思います。
ただ,知事がどう出るかというのは,今の段階では私のほうには情報はありませんので,それをアメリカは見ているのではないかと思います。
訪米したときも,知事は,おそらくそういう感触だったと,地元はこういう意見なんだということをアメリカはしっかり聞いてくれたと。お互いが,意見があるにしても。 そういうことをコメントをしていますので,おそらく今後の翁長知事の行動を直接アメリカが窺っていることが非常に大きいのではないかと思っています。
産経新聞 ; 千代田区長選で小池百合子都知事が支援する候補が圧勝して,小池さんの勢いがずっと続いている。 自由党として都議選にはどう臨むのかと,小沢代表は小池さんのことを良くご存知かと思うが,今の印象を。
小沢 一郎 代表
千代田区長選挙の結果は,やっぱり小池さん自身またその陣営を非常に勢いづかせていることは間違いないだろうと思いますね。 これは,都議選までは続くんじゃないかな,この雰囲気は。 そんな気がします。
私どもの都議選については前回(の会見で)も申しあげましたけれども,まだ候補者決まっておりませんが,いずれにしても既成の野党の今の厳しい状況の中で,野党同士の足の引っ張り合いみたいになってもいけませんので,そのことも十分考えながら見極めたいと思います。
産経新聞 ; 小池さんは,都議会に60人,70人の候補者を出すと言ってますけれども。
小沢 一郎 代表
うん,そうなんじゃないの。だから,勢いづいていると。
それで,リーダーにしてみれば常に過半数を目指すのは,当たり前のことだ。 これは,その卦が出てっかもしれないと思ってんじゃないの。 知りませんけど。<少し笑>
フリーランス・ホッタ ; 千代田区長選と同じ日に,西東京市長選が行われた。 自公推薦の現職と自由党と共産党の推薦した杉山さんの戦いだった。(西東京市は)私が住んでいるところですけれど。
小沢 一郎 代表
ああ,西東京か。 君,どっち入れた? <小沢代表・笑。会見場・笑>
フリーランス・ホッタ ; 私ですか? 私は,自由党と共産党の推薦した杉山(昭吉)に入れました。
小沢 一郎 代表
ああ,いいねえ,さすが。<会見場・笑>
フリーランス・ホッタ ; はっきり言って,良い勝負だったんですよ。 杉山さんのほうは,負けましたけれどね。 これは,告示前に民進党お話しました? 民進党は,自主投票みたいだったが。
小沢 一郎 代表
ああ,その気(共闘する気)がなかった?
フリーランス・ホッタ ; ここに民進党の都議の石毛と,落選中の末松がいる。 それで,選挙の前だけ,俺のところにお願いに来るが,今回なんか全然知らんぷりしている。 自公推薦で現職の丸山(公一)さんは,あまり強くない。 橋本聖子さんと知り合いで。 良い線行ってたが,ここで野党共闘ができればとても良いことだったが。 民進党との話合いというのは全然なかったわけですか。
小沢 一郎 代表
僕は,地方選挙には直接関与しないからその事実は分かんないけれども,
ちょっと東京都連との関係で聞いてみないとわかんないね。俺は関与してない。
フリーランス・ホッタ ; 野党共闘云々はともかく,とてもタイミングが良いときに,千代田区長選と同日に執行されるから,民進党も存在感を示せと言ったが,末松も石毛も逃げまくっていた。 小沢さんのほうからもハッパ入れてやってください。
小沢 一郎 代表
はい,はい。 分かりました。
玉城 デニー 幹事長
ご支援いただきありがとうございました。
フリーランス・ホッタ ; (民進党は)いつも中途半端です。
朝日新聞 ; 小沢代表は20年前の小選挙区制度の導入に大きな役割を果たされたと思うが,今の政治状況を見ると,いわゆる安倍一強と言われるような自民党が強い状況がここ数年続いている。 制度を導入したときに,今のような政治状況を想像できたでしょうか。 また,どうしてこういう状況になってしまったかを。
小沢 一郎 代表
想像してましたよ。そういうふうに制度を作ったんだもの。
2009年は,まったく逆だったでしょうが。
今のことだけで,君らは2009年のことを忘れっちゃうから,そういうことになるんだよ。
これは,次の選挙はまたどんでん返しで,また逆になりますから。
期待してください。<笑顔>
THE PRESS JAPAN ; 今国会で「水道法」というのが提出されていると思うが,山本代表はどのようにお考えでしょうか。 小沢代表にもお願いします。
山本 太郎 代表
水道が老朽化してきて,そこに対するコストがかかるから民間の力を借りようという考え方だと思うが,私の根本的な考え方としては,そのようなインフラ,基本的なインフラに関しては,国が面倒を見るべきだと,行政の仕事だと思うんですね。
たとえばその管理,維持管理,それ以外の部分にも民間が入って来るというような状況を作ることによって,おそらく水の値段も変わっていくと思うんですよね。 ウオーター・ビジネスという部分において,おそらく世界でも,一般の庶民が水を買えないような状況に陥ったという,たとえばボリヴィアのコチャバンバという都市もありますから。
そこまで極端な話にならないとしても,おそらく,民間に委ねるということは,それなりに コストがそのまま反映されるってことは間違いはないことですから。 ほんとうに安定したインフラを整えるのは国の責務であるし,それは行政の仕事だなとは思うんですけれども。
小沢 一郎 代表
<山本代表に> 民営化?
山本 太郎 代表
完全民営化ではないということです。
小沢 一郎 代表
民営化っていう問題じゃないんだ。
僕はいっつも思うんだけどね,あの道路ホックリ返して綺麗にしたと思ったら,またすぐホックリ返してさ。 あれ,バカじゃないかと思うよね。
僕の呑川のところなんか煉瓦をダアーッと綺麗に敷いてさ,そこをすぐ今度はもう水道だガスだ電気だって,ひっくり返してんだよ。
あれはやっぱり法律で強制しなきゃダメだね,一斉にやるように。
バカみたいなお金の浪費だよ。 それで,迷惑だしね。 もうしょっちゅう,年度末になると余計な予算を使うためにホックリ返してばっかりいるんだよ。
あれは,ほんと,何で皆気がつかないのかなと思うなあ。
僕が政権獲ったら,そうしないわな。 全部,一斉にやると。 三者(水道・ガス・電気)打ち合わせして。 今日ここ,明日ここ,ってね。 そう思うね。
玉城 デニー 幹事長
「一括」法案の提起ですね。
産経新聞 ; 今度,衆議院の小選挙区の区割りが変わることになり,小沢代表の地元の岩手も定数が4から3に減ることになる。 区割りに関して,いろいろ政治家の皆さんご意見ご要望があるかと思うが,今回の区割りに関して,代表のご所見,ご意見等を。
小沢 一郎 代表
区割りはね,政治家に任せるとダメなんだ,ゴチャゴチャして。 いつまで経ってもできないから,これはもう第三者で決めたとおりやる以外ないね。 うん。
だから,たとえばアメリカなんかでは,1人当たりの票数の問題だけど,これは上院は別制度だけど,下院は何年かな...4年か5年か<10年>の国勢調査みたいので,裁判所だったと思うが,第三者が,人口割でピシャッと決めちゃう。
そういうふうにしないとダメだわね。 うん。 そう思います。
レイナ・メモ
合衆国代議院(通称・下院)は,10年ごとの国政調査で各州について人口比例配分される。任期は2年で全員改選。 合衆国元老院(通称・上院)は,単純小選挙区制度で各州あたり2名ずつ。任期は6年で,2年ごとに約3分の1ずつ改選される。
朝日新聞 ; 小選挙区制で二大政党制を施行された。 当初(小沢代表は)新進党を作られているが,いわゆる保守政党による二大政党制が施行されたようにも見受けられる。 現在の状況は,自民党に対して,共産党も選挙協力含めた形になっていて,どちらかと言うとリベラル的な勢力を作ろうとしているように見えるが,日本の小選挙区制度で,そういう保守対リベラルみたいな構図は成り立っていくでしょうか。
小沢 一郎 代表
あのねえ,昔は,保守,革新と言ったけどね。 保守,革新という,その言葉の定義も曖昧だしね。
そういうふうに分けて,その言葉で分けるっちゅう状況では(ないし),時代は違ってると思うね。
だから保守とは何だ,と。 保守二党と言うのも間違いではないかもしれなしね。 保守 対 リベラルって言うのも間違いではないし。
あるいは僕らから言わせれば,よりオープンな考え方の政党か,より内向きな考え方の政党か,ということも言えるし。
また,より日本的な哲学をバックボーンとする政党か,より広い観念を持った哲学を持ってる政党か。
分け方はいろいろあるから,あんまり厳格にどうこうと分けることは,今,意味ない。 とくに社会主義,共産主義ちゅうのが,ある意味崩壊しちゃってるからね。
皆,共産党含めていわゆる,いわゆるだよ,社会民主主義的な考え方に,流れはなってきているから。
じゃあ,それを何て言うかと。
リベラルと言うのか,社会主義と言うのか,あるいは保守右派と言うのか,それは言葉だから,いろいろだけれども。
私は,今すぐどうこうじゃないけど,共産党も含めてそういうような方向性をたどるのではないかと,今んとこね,そう思う。
ただ,日本の政局,世界の政局が,どうなるか分からないんで,それによって左右にブレる時代が来ちゃうと,それはもう当てはまんないけどね。 とにかく,そこはあまり言葉云々ちゅうことで考える必要はないと思う。
THE PRESS JAPAN ; 玉城議員に。沖縄の議員の定数が人口に比して少ないのではないかという意見があるが,どのようにお考えかを。
玉城 デニー 幹事長
少ないことはないと思います。有権者数と割り振りで,今ちょうど4選挙区ですから,ほぼバランスが取れていると思います。
ただこれが一度,試案では4から3に減って,それからまた2030年あたりの数になるとまた4に増えるということで,最初の提案のときには,そういうふうに人口が,1回定数が減るけれどもまた増えていくのが,滋賀県と沖縄県の2つだけだったんですよ。 その問題どうするのかっていうことがあったんですが,しかし最終的にはそこは変わらずという形での法律になりましたので,定数としては,理に適った定数だとおもっております。
THE PRESS JAPAN ; 離島が多く,離島の声がなかなか反映できないのではないか。
玉城 デニー 幹事長
それはもう,それぞれの選挙区の事情で,東西南北に長い選挙区もありますのでね,陸続きではあってもね。
そこはそれぞれの選挙区の事情で,議員が一生懸命走ると。 離島には泳いで行くか,飛んで行くかしないといけないんですけれども,一生懸命頑張るのもまた,その選挙区の議員の務めだと思います。
以上です。ありがとうございました。
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