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いよいよ狂犬マティスが動き出した
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/3bbdbd04ba3aac1219924ae526ab48d8
2017年02月04日 逝きし世の面影
『トランプの優先順位!?!?!政権閣僚で最初の外遊先が朝鮮半島(韓国)だった』
トランプ大統領が『将軍の中の将軍』と呼ぶジェームズ・マティス 海兵隊大将は軍歴44年の生粋の軍人であり退役してからの年数が浅く、(シビリアンコントロールに抵触する疑いがあり)本来は閣僚になる資格が無いが、米上院では100人中で98人(反対1)の圧倒的な信任を得ている。(トランプ新政権は民主党の激しい妨害で閣僚の任命が大幅に遅れている)
米議会でトランプ大統領に対して悪口を言うものが多いが、逆にマティス国防長官に対して悪口を言うものは一人もいないらしいのである。
何しろマティス新国防長官は禁欲的なその生活様式から『戦う修道士』とか『戦闘僧侶』などの異名があるが、もっと有名なのが『狂犬』だった。(マティス本人はさすがに狂犬とは呼ばれたくないらしい。ところが、トランプ大統領の方は逆に『狂犬』の言葉を盛んに使っている)
中央軍司令官として『人を殺すのが楽しい』、『礼儀正しくあれ。プロであれ。会った全員の人間を殺す方法を考えろ』、『もし私をくそのように扱ったら、全員殺す』。マティス将軍は『あらためてお願いします。歯向かわないで。もしそんなことをしたら、生き残った連中は、我々がここで何をしたか、1万年は書き続けるから。』と礼儀正しくはあるが狂犬並みに極めて恐ろしいらしい。
有名なマティス語録の中でも『一番大事なのは耳と耳の間の15センチ』(命がすべてに優先する)は、命のやり取りをする現役軍人らしい言葉で、人が死ぬ現場を誰よりも見ている軍人(マティス)の方が文民(政治家)よりも、余計に死にたくない。
誰よりも命の大切さを知っている、実際に戦場で戦ったマティス将軍は、9・11を口実にブッシュが始め、その後『チェンジ』のオバマが少しもチェンジせず継続した意味不明の対テロ戦争に対して誰よりも怒っているらしいのである。
永遠に終わらない対テロ戦争を継続するばかりか新たに対ロシアの第二次冷戦まで始めたらしいオバマやクリントンの旧政権と決別して、トランプ新政権はロシア(プーチン)と組んで本気でISIS(イスラム国やアルカイダ)などテロ組織を壊滅する心算らしい。
『摩訶不思議な永遠に終わらない対テロ戦争、永遠に終わることが無い(休戦中の)もっと不思議な朝鮮戦争を実業家出身のトランプが終わらせる?』
ところが、トランプ政権の閣僚としての最初の訪問先は対テロ戦争の最前線であるトルコとか後背地の欧州ではなくて、なんと対テロ戦争とは一番距離が遠い極東だった。
しかも今までとは順番を逆にして日本よりも先に(というよりで何処よりも先に世界各国で一番早く)韓国を選んでいるのですから驚きだ。(韓国では日本よりも重視されていると狂喜乱舞しているとか)
この順番(世界で真っ先に選んだ相手が韓国で、二番目が日本)は間違いなくトランプ大統領の意向であることは明らかで、大きな政治的な意味を持っている。
トランプ新アメリカ大統領の優先順位とは、世界中が注目している9・11事件から延々と16年も続いている対テロ戦争ではなくて、誰も覚えていない(みんなが忘れていた)半世紀以上前に終わったはずの朝鮮戦争(最後の冷戦の残滓)だったらしいのである。
『不思議な不思議な北朝鮮の謎』
現時点でも原理的には朝鮮戦争は継続中(休戦が長く続いているだけ)なので色々な不思議な出来事が起きているが、今の最大の関心ごとである『対テロ戦争』がらみで考えるならISISなどのイスラム教原理主義のテロリストの支援資金として使われているのがCIA本部が密かに作成しているらしい偽100ドル札のスーパーノート。年間数億ドルだけ限定的に少数作成されるスーパーノートは使用せれる紙もインクも印刷機までも本物が使われており磁気特性以外は本物とまったく区別がつかない。(光学的に区別出来ないが、アメリカの紙幣鑑別機なら簡単に偽札だと分かる、極めて愛国的仕組み)
本物と同じ偽札のスーパーノートの最大の弱点とは、偽札なのに経費が掛かり過ぎるのでコマーシャルベースでは成り立たない代物だった。(初期経費が膨大なので大量生産しないとペイ出来ないが何故か少量しか作らないので世界経済には無間系)
金儲け目的で貧乏な北朝鮮の特務機関とか犯罪組織(マフィア)が行ったのではなく金持ち国家(アメリカCIA)が別の目的で行った可能性が濃厚なのである。
米財務省は『北朝鮮が作った』と断定した。ところがブッシュ政権はテロ支援国家を解除している。ブッシュ大統領が幾ら愚かでもスーパーノートが北朝鮮では無くて(北朝鮮を口実にした)アメリカの特務機関の仕業だと知っていたのである。
金儲けが本職の実業家出身のトランプ大統領や狂犬マティスはアメリカの国力を無駄に浪費する金食い虫の永遠に終わらない仕組みの胡散臭い対テロ戦争を一刻も早く終わらせたい。
ところが、対テロ戦争を終わらようと思ったら同じく永遠に終わらない、もっとインチキくさい朝鮮戦争を終わらせないと無理だと戦争のプロ、四つ星将軍のMabマティスは知っていた。
だから歴代アメリカ政権の慣例を丸ごと無視して世界各国に先駆けて真っ先に出かけた先が韓国であり、二番手が日本だった。(日本はともかく、韓国のパク・クネ政権はスキャンダル発覚で死に体で去年末に用意されていた日中韓3カ国首脳会談がキャンセルされていて何時開けるかさえ分からない有様であり、普通に考えれば訪問する時期としては最悪)
韓国軍の指揮権は今でもアメリカ軍が握っているし、その司令本部は日本の首都東京郊外の座間基地に置かれている。日本は朝鮮戦争と無関係どころか立派な主役だったのである。
『韓国の朝鮮日報や中国新華社の論調』
トランプ新アメリカ大統領に対して何故かど外れたネガティブキャンペーンを飽きることなく続けている欧米とか日本のマスコミとは大違いで与党系も野党系も韓国のメディアは全員が沈黙している。
韓国政府や与党セヌリ党に極めて近い論調が特徴の韓国で最大発行部数の朝鮮日報『社説』では『マティス国防長官の初の訪問先に韓国が選ばれた意味』とのタイトルで『新大統領就任からわずか2週間、世界の中から韓国を最初に選んだ』前例がない今回の訪問が持つ意味合いを『しっかりと理解しておかねばならない』と断定している。
米上院外交委員会では、軍事行動を匂わせる『北朝鮮の体制を崩壊させねばならない』とか『金正恩(キム・ジョンウン)委員長を暗殺することが賢明な方法』などの異例のやりとりが行われたと朝鮮日報は指摘している。
韓国としても『永遠に終わらない朝鮮戦争』(最後に残った冷戦構造)をとうとう終わらせたいと思っているのでしょう。基本的に危険すぎるのである。(冷戦とは剣道の名人芸の寸止めのような摩訶不思議な代物で、失敗すると命に係わる物騒な仕組みだった。到底半世紀以上も長く続けられるものでは無い)
中国の新華社はマティス新国防長官の訪韓を『危険な初対面』として、『トランプ政権の閣僚の中で海外歴訪に出た最初の人物』だった点に注目。中国外務省報道官も『我々は米が韓国にTHAADを配備することに決然と反対する』と表面的には警戒する姿勢を見せている。(そもそも中国が猛反対するTHAADは韓国の防衛には無駄というか無間系で、首都ソウルは北朝鮮が多数配備している放射砲の射程内)
訪韓から二日遅れで日本を訪問した『狂犬』マティス国防長官は稲田大臣と会談して事前にマスコミが言っていた米軍駐留経費の増額どころか逆に『日本は世界の手本だ』とヨイショする『褒め殺し』戦術を使ってきた。
昔は北朝鮮系の在日左翼知識人で、今やほぼ唯一のパク・クネ応援団と化した(勝ち馬に乗るつもりが、うっかり負け犬について)貧乏くじを引いたというよりも『貧乏神』そのものである河信基によると、『トランプ大統領は28日の安倍首相との電話会談で「mad dogは戦争で一度も負けたことがない。日本に送り込むからよろしく」と伝えている。韓日に送り込むのは、様子見の物見遊山ではなく、特命を与えてのことである。』と結論している。
誰が考えても世界で最初に韓国を次に日本との順番は異様で、これは同盟国に対する単なる友好訪問ではなくて、トランプ新アメリカ大統領の直々の判断による最も大きな『政治決意』の表れであることは明らかである。
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