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2017-01-30 山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』
安倍政権と日本会議。 私は、基本的に「日本会議」なるものに興味ない。また日本会議なるものが、現代日本の思想や政治に影響を及ぼしているとも思わない。しかし、一部では、「安倍政権的なもの」と「日本会議的なもの」が、よく似ているという話が囁かれているらしい。なるほど、そうかもしれない。国会答弁で、「証拠云々」を「しょうこでんでん」と読んだことがバレても、「カエルのツラにションベン」という言葉の通りに、ニコニコ笑って腕組みしていられる安倍首相と安倍政権のふしぎな「いかがわしさ」は……
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安倍政権と日本会議。
私は、基本的に「日本会議」なるものに興味ない。また日本会議なるものが、現代日本の思想や政治に影響を及ぼしているとも思わない。しかし、一部では、「安倍政権的なもの」と「日本会議的なもの」が、よく似ているという話が囁かれているらしい。なるほど、そうかもしれない。その証拠に、昨年末は、菅野完の『日本会議の研究』を筆頭に、「日本会議本」がブームになったらしい。しかし、私は読んでいない。私は、日本会議なるものを詳しく知りたいとも思わない。
確かに安倍政権や安倍首相と日本会議は、無関係ではないだろう。国会答弁で、「証拠云々」を「しょうこでんでん」と読んだことがバレても、「カエルのツラにションベン」という言葉の通りに、ニコニコ笑って腕組みしていられる安倍首相と安倍政権のふしぎな「いかがわしさ」は、日本会議的なものと通底しているのかもしれない。しかし、繰り返すが、安倍政権の本質が、「日本会議」論で、掴めるとは思わない。
ところで、菅野完が「月刊日本」誌上で行った対談がある。白井聡、村上正邦、魚住昭、横山耕平等との、日本会議をめぐる対談である。それが一冊の本になったので読んだ。面白かった。日本会議を語ること自体が、日本会議なるものの虚像を肥大化させるだけだという指摘も、ある。結局、そうなのだ。日本会議なるものを、思想集団と思うのは、大きな勘違いである。日本会議は、ただの政治好きな「おじさん/おばさん」の集団でしかない。それ以上でもそれ以下でもない。
『日本会議をめぐる四つの対談』(「月刊日本」)の中で、横山耕平が、面白いことを言っている。「年金右翼」と「年金左翼」は、政治や思想の現場から消えろ、と。私も同感である。おそらく日本会議なるものを支えているのも、「年金右翼」の「おじさん/おばさん」でしかない。若いころ、左右を問わず、いっぱしの政治活動家だった若者が、引退=転向し、つまり政治活動から逃げて、長い小市民的なサラリーマン生活をを送った挙句、定年を迎え、年金生活の片手間に、むかしの政治活動が懐かしくなり、活動を再開した、というわけだ。
最近の日本会議なるものも、また左翼市民運動なるものも、この種の「年金右翼」と「年金左翼」が大半である。安倍首相や安倍政権が、居眠りや漢字の読み違いをしても、平然と居座っていられるのは、「年金右翼」と「年金左翼」に原因がある。言い換えれば、安倍首相も安倍政権の面々も、そして「年金右翼」や「年金左翼」も、思想的には同じ穴のムジナなのだ。
(続く)
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