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面会多い相手は? 安倍首相の4年間、データで解剖
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/818.html
投稿者 あっしら 日時 2017 年 1 月 30 日 03:54:54: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


面会多い相手は? 安倍首相の4年間、データで解剖
会食場所・週末… 政治面「首相官邸」欄から集計
2017/1/29 2:30

 行政府の長である首相はどんな1日を過ごしているのか。分単位のスケジュールで面会する相手を見ると、政府が重点を置く政権運営や首相の人間関係が浮かぶ。日本経済新聞の政治面に掲載する「首相官邸」欄をもとに集計したデータから、再登板後の安倍首相の4年間を見ていこう。

■面会、最も多かったのは北村滋内閣情報官

 面会数が最も多かったのは、インテリジェンス(機密情報)を担当する北村滋内閣情報官だ。外交・安全保障に関する情報や選挙情報まで、内閣情報調査室が集める様々な情報を首相に報告する。1日に複数回、官邸を訪れることも多く、首相の休暇中に山梨県の別荘まで会いに行くこともある。第1次安倍政権で首相秘書官を務め、苦しかった時期に首相を支えたメンバーの一人でもある。

 首相動静は「総理番記者」と呼ばれる記者が首相官邸の出入り口付近で面会したかを確認する。北村氏は総理番記者から「首相に会うか」との質問には「はい」と答えるものの、それ以外は一切答えない。


 2位は斎木昭隆前外務次官。首相の父・安倍晋太郎氏が外相時代に英語通訳を務め、首相との関係は長い。外務省の事務方トップが頻繁に首相に報告を入れ、首相から指示をもらって省内に伝える。安倍政権は首相が外務省を直轄していることを示す。外国との交渉で首脳外交の重みが増しており、外交官は首相の指示がないと動けない場面が増えている。

 3位は谷内正太郎国家安全保障局長だ。第1次安倍政権時に外務次官を務め、首相の外交ブレーンとも称される。米国やロシア、中国では国家安全保障会議(NSC)など首脳に直結する組織が力を持つので、谷内氏がそのカウンターパートになる。首脳外交の舞台裏を回す黒子だ。

 北村氏と谷内氏に外務、防衛両省幹部を加えた会合も1カ月に約2回開かれる。自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長もメンバー。安全保障政策の重要課題を話し合う枠組みだ。

 政治家では菅義偉官房長官が4位、麻生太郎副総理・財務相が5位に入った。菅氏は重要な来客の際に同席することが多い。麻生氏は財務省幹部と報告に入った後、ほとんどの場合1人残って首相と話す。官僚と一緒の際は財政政策の相談。その後のサシでは、政局を巡る判断を話し合う場面もあるらしい。

 首相と麻生氏、菅氏に加えて甘利明・前経済財政・再生相の4人は頭文字をとって「3A+S」と呼ばれた中枢メンバー。甘利経財相は2016年1月に金銭授受問題で辞任。いまでは「2A+S」が政権運営のカギを握る。

 6位の世耕弘成経済産業相(前官房副長官=参院)と8位の加藤勝信一億総活躍相(前官房副長官=衆院)は官房副長官時代に首相と多く面会していた。首相が国会に出席する日の朝は必ず、衆参それぞれの官房副長官が首相答弁の事前勉強会に出席する。

 総理番記者の取材は首相官邸の出入り口付近に限られるため、官邸内部の人との面会は「首相官邸」欄に載らない場合もある。政府高官によると、首相と官房長官、官房副長官、政務の首相秘書官による会合が毎日開かれている。官邸の中枢メンバーが毎日顔を合わせることで基本政策の方向を確認し、ちぐはぐな発言を発信するのを防ぐ。特に議題がなくても会うことで一体感は高まる。

 菅氏は首相と執務室が同じ階なので、実際にはもっと頻繁に会っているとみられる。

■官邸訪れる官僚、役所別では外務省が突出

 官邸を訪れる官僚を役所別で見ると外務、財務、防衛、経済産業の各省と内閣府の幹部が頻度が高い。各府省の局長級以上の幹部が首相と面会した数を年ごとに比較すると、16年は外務、防衛両省が過去3年間より大幅に増えたことが分かる。

 外務省が突出する。16年は5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や日ロ首脳会談など重要な外交日程が目白押しだった。

 防衛省の面会は4年目だけを見ると、前田哲防衛政策局長が5位に入った。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国による東・南シナ海進出など安全保障環境は厳しくなった。安保や危機管理を重視する姿勢の表れと言えそうだ。

 歴代内閣と比べると「財務省はやや少なめ」(首相周辺)。経済産業省は面会数はそれほどでもないが、同省出身の今井尚哉首相秘書官(政務)らを通じて影響力を発揮しているとみられる。内閣府は一億総活躍や働き方改革などを主導し、存在感を高めつつある。

■会食場所、最も多いのは「ORIGAMI」 パーコー麺が好物

 会食は相手との関係を強めるいい機会になる。首相の利用頻度が高い飲食店と会食相手を調べた。


 最も多く食事をしているのは、ザ・キャピトルホテル東急にある「ORIGAMI」だ。第2次政権以降では40回利用した。会食相手は主に首相秘書官や菅官房長官など首相に近い人物が大半だ。気軽に食べたい時に利用しているようだ。

 首相の好物メニューとされるのはパーコー麺。価格は税込みで2730円だ。昨年12月には日本維新の会の法律政策顧問を務める橋下徹前大阪市長と昼食を共にし、この時はステーキを食べた。同ホテルは車の出口が複数あり、同席者が記者団の目を逃れて出て行きやすいという利点もある。

 経済界との会食は料亭が多い。南麻布の日本料理店「有栖川清水」で頻繁に会食をするのは、JR東海の葛西敬之名誉会長や富士フイルムホールディングスの古森重隆会長をはじめとする「さくら会」と呼ばれる経済界のグループだ。第1次政権以前から首相を支え続けてきた。

 紀尾井町の日本料理店「福田家」では経団連の今井敬名誉会長や奥田碩名誉会長と定期的に食事をする。

 芸能界とはおしゃれなレストランが目立つ。俳優の津川雅彦氏とは互いの誕生日を祝い合う間柄で、イタリア料理店などでほかの芸能人を交えて会食する。普段は縁遠い芸能界の話を楽しんで聞いているという。

 津川氏との会食は長時間にわたることが多く、1月5日は3時間25分に及んだ。通常、夜の会合は2時間ほどで終わるが、友人や家族など親密な関係にある人との会食は長時間になる傾向がある。

■外国訪問50回、ゴルフ56回 週末は月イチで被災地へ

 安倍首相は2012年12月に再登板する前、首相になったら月に1回、3つのことをやろうと心に決めた。外国訪問、東日本大震災の被災地視察、ゴルフだ。

 「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げる外国訪問は計50回。ほぼ月に1回のペースを続けている。訪問国・地域は66にのぼる。ゴールデンウイークや国会の合間になる夏は回りやすい。

 東日本大震災の被災地への視察は土日を利用して行くことが多い。計31回で、48日に1回の計算になる。昨年の熊本地震や台風被害の被災地の訪問など、東日本大震災以外の被災地訪問を合わせると42回となり、36日に1回のペースだった。被災地視察としては「月1回」をほぼ保つ。

 趣味のゴルフは毎月というわけではなく、長期休暇に連日プレーする形で、これまでに56回楽しんだ。スコアは「国家機密」として自ら明かさないが、あるとき一緒にプレーした人が「91」だったと明かしたことがある。ゴルフ仲間の常連の榊原定征経団連会長の方が腕前が上とされる。首相の行きつけのゴルフ場は千葉県と神奈川県に1カ所ずつあり、別荘のある山梨県には3カ所ある。

 散髪はほぼ月に1回のペースだ。首相のお気に入りの美容室は「HAIR GUEST」(東京・渋谷)。もともとは新宿のホテル内にある「村儀理容室」に通っていたが、昭恵夫人の紹介で「HAIR GUEST」に通い始めたといわれている。「村儀理容室」では6対4に横分けした髪形になるが、「HAIR GUEST」は、ふわっとしたヘアスタイルだ。

 年末年始は毎年、六本木のグランドハイアット東京で親族と過ごすのが定番。ホテルにある「NAGOMIスパアンドフィットネス」は常連で、第2次政権発足から67回通っている。こちらは22日に1回のペースで体調管理に気を配る。

 健康チェックも忘れない。人間ドックは毎年、春と秋の2回受ける。歯医者は月1回弱の頻度で通う。衆院第1議員会館の歯科に平日の公務の合間に行くことがほとんどだ。

 旧知の友人との交友関係は大切にしている。小学校から大学まで通った成蹊学園の集まりには頻繁に顔を出す。大学卒業後に渡米した際の友人とも頻繁に会う。家族や友人と食事をする際はリラックスしていることもあり、総理番記者に「お疲れさま」と声を掛けることもある。

■首相動静、高い透明性 小池氏「国民の知る権利を超えている」

 報道機関が首相の1日の面会相手などを報道する動静記事について、小池百合子東京都知事が衆院議員時代に「国民の知る権利を超えている」と指摘したこともある。米メディアもトランプ大統領の細かな日程は把握できていないようで、中国では習近平国家主席が今どこで何をやっているかは機密情報だ。首相の動きを高い透明性で伝えることは、権力を監視する意義が大きい。首相の動きを追い続けたい。(北川開)

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12255640Y7A120C1TZJ000/?dg=1


 

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コメント
 
1. スポンのポン[5509] g1iDfIOTgsyDfIOT 2017年1月30日 11:31:24 : ub3Hx2T5Ns : HiNKVHdYRfQ[162]
 
 
■議員の数を減らすよりも

 すべての国会議員のすべての行動記録を公表するべき。
 一般の国民では有り得ない月数百万の歳費を
 血税から支給されることの責任は
 個人のプライバシーよりも重い。
   
 


2. 2017年1月30日 12:32:47 : ZQaUpuhUK2 : cc0dtlqGZdo[368]
●安倍が重用する“官邸のアイヒマン”北村滋内閣情報官は特高警察を称賛する危険思想の持ち主
ご存知、総理直属の諜報機関・内閣情報調査室(内調)のトップ・北村滋内閣情報官だ。
北村氏はもともと警察庁外事課長などを歴任した公安警察のエリートだが、第一次安倍政権時、首相秘書官に抜擢されたのをきっかけに安倍首相と急接近。警察と官邸のパイプ役として、日本版NSC立ち上げにも深く関わり、特定秘密保護法の法案策定でも中心的役割を担った。 それまで内閣情報官の首相への定例報告は週1回程度だったのだが、北村氏はほぼ毎日のように首相と面会。
北村さんがトップに就任してから、内調は安倍政権の謀略機関になってしまった。古巣の公安のネットワークを使って、野党議員や政権の告発者たちの身辺を洗わせ、その情報を週刊誌や保守メディアに流すというのがパターン。
まさに「官邸のアイヒマン」にふさわしい暗躍ぶりを示す内閣情報官・北村氏だが、実は、その思想の恐ろしさを示すような事実が発覚した。
北村氏がもともと公安警察出身であったことは前述したが、2年前、その警察関係者向けに出版された専門書のなかで、戦前・戦中の特高警察、弾圧体制を生んだ法体系を高く評価していたことが発覚したのだ。
国民を血の弾圧で戦争に動員した暗黒体制を礼賛。
官邸の諜報機関とも呼ばれる内調のトップが、戦前の言論弾圧を礼賛。
北村論文では、特高警察が“思想警察”であり、言論や集会等を弾圧し、あるいは逮捕者を拷問死させていたという事実は、論文を最後まで読んでもまったく触れられない。
治安維持法がなくなり、特高警察がなくなったから不法行為が頻発した、などと無茶苦茶なことを言っている。
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/606.html
https://matome.naver.jp/odai/2146902507441506001

3. 2017年1月30日 18:13:01 : rrhrFN6JLd : C6EI10g_Gy4[2047]
不法行為は特高警察の専売特許。国家ヤクザと本物のヤクザともつるむ安倍でんでんむし。

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