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「日米二国間交渉という悪夢」の再来が現実になった衝撃  天木直人
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/743.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 28 日 10:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「日米二国間交渉という悪夢」の再来が現実になった衝撃
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/28/post-5965/
28Jan2017 天木直人のブログ


 ついに来るべきものが来た。

 しかも、こんなに早く来るとは衝撃だ。

 日米二国間交渉という悪夢がそれだ。

 今日1月28日の各紙が一斉に大きく書いてる。

 TPPからの永久離脱を宣言したトランプ大統領が新たな日米二国間交渉を要求する見通しが強まったと。

 こうなることは当然の成り行きだったが、かくも早く、トランプ大統領が要求して来るとは、さすがの安倍首相も衝撃を受けているに違いない。

 米国との二国間通商交渉がどれほど理不尽なものか。

 それを一番よく知っているのが外務官僚だ。

 かつて日米経済摩擦が一大外交問題になっていた1980年の終わりから1990年のはじめの頃、対米交渉を総括的に担当していた外務省の北米局長が、
我々中堅幹部たちを前にしてこう言った事があった。

 「もはや、米国をまともだと考えて仕事をしているものは外務省でだれひとりいない」と。

 対米従属の権化のような北米局長がそう言ったのだ。

 その時の驚きを私は昨日の事のように思い出している。

 まさしくこれが当時の外務省全体の正直な思いであった。

 それにもかかわらず、その局長は、そして外務省は、面従腹背のごとく日米同盟最優先を言い続けるしかなかった。

 それから30年ほどたって、日米二国間交渉という悪夢が再現されようとしている。

 しかもその悪夢は30年前の悪夢の比ではない。

 あの時は、官僚主導の交渉の余地はまだあった。

 しかし、今度はトランプ大統領がそれを言い出し、自ら安倍首相に迫ってくる。丸呑みさせられてしまうのは明らかだ。

 あの時は、まだ日本経済、企業、国民には体力があった。

 しかし、いまは瀕死の状態だ。

 あの時は、交渉の舞台裏を国民の目から隠し、ごまかせた。

 しかし、いまはトランプ大統領がすべてツイッターで公表する。安倍首相のベタ降りが国民の目の前にさらされる。

 もはやこの国の政治は、与野党が国会で政局に明け暮れている場合ではないのだ。

 挙国一致内閣でこの国難をどう乗り切るか、その対応策を考える時だ。

 いや、もはや政治家だけで決められる段階は通り越している。

 国民が政治に参加し、政治が国民と一体となって、トランプ大統領の米国に対する日本の外交を考える時だ。

 それを実践するのが新党憲法9条である。

 トランプ大統領の理不尽を跳ね返す事ができるのは憲法9条しかない(了)


            ◇

トランプ大統領、日本に二国間協定の早期合意求める方針
http://www.asahi.com/articles/ASK1W369PK1WULFA00J.html
2017年1月27日11時02分 朝日新聞

 トランプ米大統領が、2月に開催予定の日米首脳会談で、日本に二国間の貿易協定の早期合意を求める方針であることがわかった。ロイター通信が26日、報じた。トランプ氏は日本の自動車貿易などに不満を示しており、厳しい条件を求めてくる可能性が高い。

 トランプ氏は26日、離脱を決めた環太平洋経済連携協定(TPP)などの多国間協定の代わりに、二国間で協定を結んでいく考えを改めて表明。米国に有利な協定を結び、最優先課題である米国内の雇用の拡大を目指している。

 トランプ氏は日本との自動車貿易について「日本では我々の車の販売を難しくしているのに、数十万台の車が大きな船で米国に入ってくる。公平ではなく、話し合わなければならない」と批判している。日米首脳会談で二国間協定の締結に関連し、日本の自動車の安全基準の変更などを求めてくる恐れもある。

 また、トランプ氏は26日、フィラデルフィアで演説し、中国などを念頭に「二国間交渉では為替の操作を厳しく規制していく」と強調した。(ワシントン=津阪直樹)

 

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コメント
 
1. 佐助[4223] jbKPlQ 2017年1月28日 11:14:29 : xycDENzAlY : QRRRzMIJdWw[140]
でんでん総理のセイで悪夢がやってくる

2006年、包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移ってから「リーマンショック」などを「第二次世界的信用収縮・金融恐慌」の一幕とする。

2017年にTPP挫折から二国間の交渉に中心が移るならば,「第二次世界的信用収縮・金融恐慌」の二幕となる。

引き続き避けられない三幕もある。この二幕・三幕は,前回の排反事象で大底が割れる。

日本の大企業の消失を楽しむことだ。これは日本のでんでん総理のセイであることを忘れてはならない。


2. 2017年1月28日 11:20:38 : VLS0Y4YmVE : XDqhGbHK7Oc[2]
自動車関税20パーセントとかあり得る。日本の米国からの輸入品はゼロだろう。
おそらく円安ドル高に仕向け、米国内では関税価格転嫁を抑えるはずだ。
これで、日米同時インフレとなり、FRB金融緩和も停止、利上げとなる。
トランプは日銀・安倍が出来なかったアベノミクスをいとも簡単にやってのけた事になる。

日本は結局官僚の無策に踊らされ、巨額の予算だけ取られて官僚議員共の懐を温めただけだった。


3. 2017年1月28日 11:28:14 : YXTo6Mahf6 : FqMbjLRdVK0[17]
「心配する必要はありません。我が国の人々は,猿以下ですから。私も相当程度アホですけど。そのアホの私より賢い日本土人はいませんから。
完全にアンダーコントロールですから。トランプ閣下の御意のままに致しますから。」
安倍晋三

4. 2017年1月28日 11:59:46 : NNHQF4oi2I : p@MqjzZMakU[679]
小選挙区制度は 政治家の質を下げただけと言うより 政治家 行政の腐敗と統治機能が 猿のレベルに落ちた

 国会議員は 最低 国家資格の所有者出なければならない
 (立法の意味を 全く理解しない政治家が 多すぎる)

 または 立候補試験の義務化 

 人間社会で暮らすための 最低の常識は無ければ ダメだ
 
 云々を デンデンと読むのは 全く読解力など 無いと言うことだ
 こんな馬鹿が 総理やってる国は もう行政が崩壊している 


5. 2017年1月28日 13:42:44 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[1569]
「悪夢は30年前の悪夢の比ではない。」
「トランプ大統領の理不尽を跳ね返す事ができるのは憲法9条しかない」

しかし社会環境のなかで、30年前と違う点もたくさんあるでしょう。
すべてオープンにしちゃえばいいのです。
TPPは「秘密交渉」であった点が問題でした。
コチラとしては、ウィキリークスなり、なんなりを使って、どんどん交渉内容をリークしちゃえばいいのです。

トランプ大統領の理不尽を跳ね返す事ができるのは、憲法9条以外にも、ネットがあります。


6. 2017年1月28日 14:42:34 : LVIwX7O0Rs : tzNYC9am2Vo[19]
トランプは対米黒字の国に対し、自国の赤字を無くそうとしている
至極、当然なことだ
自動車を輸出したければ、それ相当の物を買えということだ
戦闘機、ミサイル、米などの農産品など何でも良い
どれも国民の生活の向上にはほとんど何の役に立たないものばかりだ
自動車の輸出をやめればよいが、トヨタなどの経団連が許さない
さらには、米国盲従のバカ総理がいる
バカ総理の訪米は、飛んで火にいる夏の虫
今度はどんなお土産を持参するか頭を悩ませていることだろう
マスコミは、トランプとの信頼関係が構築できたと宣伝するだろうし、バカ総理がどんな売国行為をしたかは報道しない
またしても国民はうまく騙され、特に日本の農業は壊滅する



7. 2017年1月28日 18:26:30 : ZL7o43eS1o : dOhFRJJYtdE[332]
そうは思わない
過去の日本は、それを乗り切ってきた
官僚や政治家がノラリクラリとかわしてきたし
時にはハードネゴもできていた

それが出来なくなったのは、ネオコン・ネオリベ勢力が台頭し、邪魔者は容赦なく、手段を択ばずに葬られてきたからだ

トランプの姿勢を見るに、ネオコン台頭のターイングポイント、レーガン政権あたりの思考でギリギリと止まっている
TPPで有無を言わさず根こそぎやられるよりは、まだやりようがあるはずだ

それが出来ないというなら、問題は日本にある


8. 2017年1月28日 19:34:56 : bYLiTFC55s : U5AdSJsPd0M[405]
安倍は国会の答弁で「そう簡単にはいそうですかとはならない」てなこと言ってました。

でも全部受け入れるだろう。その暁に「私は全く受け入れないとは一言も言ってません。そう簡単にはいかないと申し上げたわけでありまして、事実簡単ではなかったのでございます。野党のみなさんはそうやって批判するばかりですが、では、対案をだしてくださいよ。いいですか、日米同盟がどうなってもいいんですか?中国、北朝鮮の脅威からどうやって我が国を守るんですか?ただ批判するばかりでは1ミリも議論が前に進みません。と・いうことでございます」となるだろう。

もう今から見え見えです。


9. 2017年1月28日 20:13:50 : kDVop4u7Ig : htN6NjVH0Kc[322]
トランプ米大統領が就任して1週間、得意気に「恫喝外交」を行っている。米国はまともな国ではないです。

国連本部に初登庁したニッキー・ヘイリー米新国連大使<政権の目標は国連で我々の価値観を示すことだ。
米国の強さを示し声を上げる。米国は同盟国を支持し、同盟国の支持も確実に得なければならない>その上で
<米国を支持しない者には断固たる態度を取り、相応の対応をする>と強調し、同盟国などをけん制した。

米英首脳会談後の記者会見でトランプ大統領は≪アメリカとイギリスの特別な関係は【偉大】な力の一つだ≫
そして、今日は≪米軍【偉大】なる再建≫の大統領令に署名した。【偉大なる世界支配】を完遂するのか!

米国新駐日大使ウィリアム・F・ハガティ氏は、現在でも保険会社、金融機関、ホテルグループなどの経営に
参画し、マルチな活躍を行っている。まさに米国が誇る最強のエリート・ビジネスマンがトランプ政権の駐日
大使として送り込まれる。「アメリカファースト」で、安倍政権から『稼げるだけ稼げ交渉』を日本政府に
してくるだろう。 ← 日本国民は危機感を持ってるのかな?対抗策は考えるべきでしょ…。

<与野党が国会で政局に明け暮れている場合ではないのだ>国難を乗り切るためには<国民が政治に参加し、
政治が国民と一体となって>一致団結するしか対処方法がないのだ!


10. ネコの目[147] g2yDUoLMlto 2017年1月28日 23:04:01 : GeU06JWtCg : MXHa6ta1YcI[22]
>8氏へ

傑作、笑った。
まさにその通り、いつものアヘ節だね〜。
「〜しようじゃありませんかっ!」を付け加えれば、もっとピッタリ。
もう、アヘの言う言葉は、完全に見透かされているね。


11. 2017年1月29日 11:02:32 : ISF1BjoKSI : 0efOo_7VSm8[17]
「日本の大企業の消失を楽しむことだ。」タノチミ、タノチミ。

「日本の農業は壊滅する」これは困った。農業が滅んだら、日本は立ち行かない。水と空気がない世界で生きていけないのと同じだと思います。水があっても、関東から向こうの水では日本国は長い目で見て滅びるでしょう。空気も巻き上がる砂塵を吸ってじわじわと効いてきますよ。
  あまり騒がれませんが、食の安全は、殆ど失われていると思います。遺伝子組み換えが小麦、大豆、菜種、を殆ど席巻しているのは誰も承知していることと思われます。でも日本人は騒ぎません。
  欧州など文明国の集まりでは反モンサントでほぼ一致して諸国民挙げて、海際で阻止している有様です。モンサントはフランスにもって行き、日欧貿易協定でも、日本を標的にアフリカや東南アジアのような非文明国扱いし、遺伝子組み換え農薬塗れの食材で滅ぼそうとしているのです。当然IDS条項もあります。裁判所はブリュッセルでしょうか。トヨタを爆撃してもらっても結構ですから。


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