http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/228.html
Tweet |
「さらなる変化」にどう応える共産党?
http://79516147.at.webry.info/201701/article_158.html
2017/01/16 01:34 半歩前へU
▼「さらなる変化」にどう応える共産党?
共産党大会が15日から4日間の日程で、熱海で始まった。毎日新聞が社説で大会を取り上げて、「さらなる変化が必要だ」と指摘した。共産党は支持拡大のために今後、どう対応するのか?
******************
毎日新聞が報道した。
共産党の動向がこれまで以上に注目されているのは、野党内で単独で行動するよりも、連携を重視する路線に大きくかじを切ったためだ。
同党は安全保障関連法の廃止などを野党連携の柱に掲げ、野党による暫定政権として「国民連合政府」の樹立を提唱している。次期衆院選についても民進党などとの選挙協力に積極姿勢を示している。
安倍内閣が安保関連法を制定した際、反対運動に参加した若者らが野党結集を呼びかけたことなどが背景にある。確かに野党がバラバラでは1強自民を利することになる。共産党が影響力を行使するうえでも、連携重視は現実的な判断だった。
だが、政権構想に踏み込むのであれば次元が異なる。党大会の決議案は「綱領や将来像が違っても、当面の一致点で協力することが政党間の共闘では当たり前だ」と主張するが、政策の根幹部分が食い違うような政権構想では同意できない。
共産党は「現実・柔軟路線」として2004年に綱領を全面改定し、天皇制や自衛隊の当面容認に転換した。ただ、現綱領でも天皇制は「存廃は将来、国民の総意によって解決されるべきもの」とし、自衛隊は最終的に解消を目標としている。
野党の政権構想に関して共産党は日米安保条約廃棄を求める主張の一時棚上げを表明したり、天皇陛下臨席の国会開会式に幹部が参加したりするなどの柔軟路線をさらに進めている。本当に政権への参加を目指すのであれば、綱領のさらなる見直しにまで踏み込むのが筋だろう。
次期衆院選に向けた選挙協力にも課題がある。政権の枠組みを決める選挙だけに、どんな政策を野党として目標に掲げるかを参院選よりも具体的に集約すべきだ。
共産党に関しては、機関紙の部数減少や、党員の高齢化などがかねて指摘されている。組織政党から脱却し、若い世代に支持層を拡大していくためには、より開かれた政党に体質を改めていく努力も欠かせない。変化の内実が試されている。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK219掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。