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大丈夫か!ニッポン ウソがウソでなくなる社会!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_147.html
2017/01/15 06:56 半歩前へU
▼ネット社会はデタラメ社会
ノンフィクション作家の保阪正康が毎日新聞に寄稿した「大丈夫か!ニッポン 現代日本を覆うファシズムの正体」の中で、ネット社会の危険性に触れている。
本人が知らない「ニセ情報」が、本人のものとして、堂々とまかり通っているというのだ。そしてより危ないのは、読む側が「オカシイ」と思っても、面倒だからと、確認することなしに黙認する。
その結果、「虚像」、つまり、デタラメ、ウソが「実像」としてまかり通っている、と警告する。デタラメがデタラメでなくなる社会ほど、怖いものはない。
あなたもこんな「まがい物」が氾濫する社会で生きている。
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保阪正康は訴える。
現在の社会は「虚像」が実像化され、実像が虚像化されている。どういうことか。これは私自身のことになるが、インターネットで私の来歴などが書かれている。ところが訪ねたこともない地が誕生地になっている。
小学校時代のエピソードが書かれているが、これはまったくのデタラメ。どうしてこんなことが書かれるのか、定かには知らない。私はインターネットに関心はない。だから日ごろこんなことは、すべて担当編集者が教えてくれる。
この話を他人にすると、ほとんどの者がデタラメを書かれているらしいとわかる。訂正を申し出るのも大変なのだそうである。私自身は訂正する気もないので、でたらめを書かれても気にしない。
しかし、私の友人は仙台出身で早稲田大を卒業しているのに、インターネットで勝手に東北大卒業にされ、あまつさえ今度は学歴詐称だと、これまた勝手に書かれていると怒っていた。
講演などで主催者が、このインターネットの略歴を紹介するのに驚かされるが、なんとズサンな人たちか、との判断材料に用いている。私は、こういう主催者の依頼には二度と応えない。
今の社会は、「虚像」が実像化し、実像が虚像化しているというのはこういう事態を指しているのだ。人びとは虚像を信じ、これはおかしいなと思っても実像を調べるには情報公開の手続きは面倒であり、虚像が独り歩きしている社会である。気の弱い人は実像を虚像に合わせて生きていくことになりかねない。
インターネット時代、つまり二十一世紀の人間関係は虚像をもとにした虚構空間の人間のふれあいになる。人びとは、今後はより仮面をかぶった状態で生きていくことになるのだろう。
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