http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/143.html
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医療掲示板、事件掲示板に同様の内容を書き込みましたが、誰も相手をしてくれないので、修正して、こちらに貼り付けます。
警察の取り調べの闇の部分が、明らかになりつつあります。
日本の警察の勾留期間は、西欧先進国と比較して、異常に長いことが有名です。
西欧では最高でも2〜3日です。日本では自白しないと、23日間、勾留されます。
その期間、家族や知人との接見はだめ。電話連絡もダメ。
弁護士との接見は許可されていますが、実行されているかどうか怪しいです。
容疑者段階での人権無視がはなはだしいです。
日本は、人権問題では世界の後進国です。
西欧先進国は、どこも人権重視です。
長期間勾留するという精神的な拷問を加えれば、拘禁反応という精神科疾患によって、かなりの人が急性精神病状態になってしまいます。
そうなると、自白の内容が疑わしくなってしまうので、証拠としての価値がなくなります。
だから先進国では、勾留期間が2〜3日までに制限されているのです。
日本の検察捜査は、海外と比較して時代遅れで人権無視!!
代用監獄
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/daiyo.html
奈良県警が勾留中の医師に暴行を加えて、筋挫滅症候群による腎不全に陥らせて、死亡させた事件
平成22年2月に奈良県警に業務上過失致死容疑で逮捕され、県警桜井署で勾留中だった男性医師=当時(54)=が死亡したのは、取り調べ時に警察官から暴行を受けたことが原因だったとして、遺体の鑑定書を調べた岩手医大の出羽厚二教授(法医学)が平成28年11月15日、特別公務員暴行陵虐致死罪で、容疑者不詳のまま県警に刑事告発した。
男性医師は平成22年2月6日に逮捕され、19日目の2月25日に心肺停止に陥り、死亡した。告発状によると、2月14日〜24日ごろ、取り調べ時に警察官から頭部、胸部、足を殴打され、これが原因で発症した急性腎不全などの多臓器不全によって死亡したとしている。
当時別の医師が行った司法解剖では、死因は急性心筋梗塞と判断されたが、出羽教授は「下肢に広範囲の皮下出血があり、打撲により生じたものだと考えられる」と訴えている。
男性医師は18年6月、奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃院)で、男性患者=当時(51)=の肝臓の手術を助手として担当。誤って肝静脈を損傷し失血死させたとして、22年2月6日に逮捕され、同25日に勾留中の桜井署の留置場内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。
http://www.sankei.com/west/news/161114/wst1611140038-n1.html
山本病院事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6
阿修羅へも以前投稿がありました。
奈良県警が勾留中の医師を撲殺
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/152.html
ただし、結果的には撲殺ですが、殴り殺したわけではありません。
体中を殴る、蹴るという暴力的な取り調べをしたために、筋挫滅症候群(クラッシュ症候群)、横紋筋融解症を起こし、壊れた筋肉から遊離したミオグロビンが腎臓を傷つけ、急性腎不全を引き起こしたのです。
そして、急性腎不全状態で運ばれた悪名高い救急病院で、外来で数時間の間に2000mlの輸液と700mlの経鼻栄養を受け、乏尿性の腎不全状態に水分を過剰に注入したため、肺水腫を起こし、翌日、呼吸不全を起こしたか、あるいは高カリウム血症による不整脈で死亡されたと考えられます。
悪名高い救急病院に翌日、心肺停止状態で搬送され、そこの院長は「死因は急性心筋梗塞である」という死亡診断書を書きました。
体中に打撲創、皮下出血があることに不信感を抱いた家族が、解剖を希望し、県立奈良医大の法医学の教授が解剖しました。ここでも「死因は心筋梗塞」という結論になりました。
納得できない家族が、岩手医科大学法医学講座教授の出羽厚二先生に再鑑定を依頼し、結果的に、出羽教授は、県立奈良医大の法医学教授の鑑定結果を覆し、「取り調べ中に、頭部、胸部、上肢・下肢に鈍体による殴打で傷害を負い、横紋筋融解症を発症、それが原因となり急性腎不全などの多臓器不全で死亡した」として、奈良県を相手に損害賠償の訴訟を起こしました。
しかし、奈良地裁(木太伸広裁判長)は平成28年12月27日、奈良県の山本病院に勤務していた男性医師(当時54歳)が、奈良県桜井警察署に勾留中の2010年2月、呼吸停止になり搬送先病院で死亡した事件で、奈良県を訴えた遺族の請求を棄却した。
遺族は、勾留中の留置業務管理者である奈良県に過失があるとし、9682万5418円の損害賠償を求めていた。
代理人弁護士の小泉哲二氏は、「公平な訴訟指揮とは、とても思えない」と問題視、2017年1月4日までに控訴する方針。
<患者さんが運ばれたと考えられるT病院>
http://ameblo.jp/kingyomhk/entry-12091772831.html
<私の結論>
1、日本の警察の容疑者の勾留期間23日は、ひど過ぎる。西欧並みに2〜3日に改善すべきである。
2、容疑者の人権も無視されているが、刑務所での受刑者の人権無視も、後進国並みである。密室なので、明らかにされていないが、北朝鮮や中国とさほど変わらない。
3、今回の事件は、警察の暴力的取り調べによって引き起こされた。
「袴田事件」など、警察の暴力的な取り調べによって、無理やり自白させ、結果的には冤罪であったという事件が多数ある。
(1)留置していた桜井警察署の留置係は、容疑者の健康管理が不行き届きだったので、業務上過失致死罪
(2)暴力的取り調べを行った橿原警察の刑事は、「傷害罪」「傷害致死罪」
(3)急性腎不全状態なのに、入院させず、過量な輸液を行った救急病院(おそらくT病院)は、医療過誤、「業務上過失致死罪」
最高裁まで行って、きちんと医学的な検証を行えば、結果は上記になると予測されます。
出羽教授、頑張ってください。
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