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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2056838.html
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今回は殺人事件報道についての私の見方を述べる。あらゆる報道は宣伝(プロパガンダ)と考えるが、メディアテラシーを伝授するのが私の目的ではない。メディアテラシーを身につけるのは不可能だから。15年以上各ニュースの目的を分析してきた私ですら、分からずじまいのものがある。
メディアの鬼畜性をご理解いただき、それらを葬る決意を抱いてほしくてこのシリーズを続けている。
メディア報道の黄金律は、「大衆が見たいものを見せるのではなく、大衆に見せたいものを見せる」、これである。殺人事件であれ、交通事故であれ、汚職事件であれ、支配権力側が伝えたいから伝えているにすぎない。
5月25日、長野県中野市で起きたとされる男性警察官2人、女性2人を殺した立てこもり事件報道も同じと考える。海外メディアも伝えていて、BBCの国際ラジオ放送から流れてきて、びっくりしたほどだ。
もし支配権力側が困る事件なら、マスメディアが伝えることは決してない。例えば、一番知られているテロ事件は911テロだろう。この事件は米国のアフガニスタン侵攻を可能にするために起こされ、伝えられた。一方、本当のテロは伝えられることはない。
亀井静香元衆院議員が『月刊日本』で告白していたが、彼が警察官僚だったときに自衛隊でクーデター未遂があった。また、2010年代初頭、有楽町線でテロ未遂事件があったとの話を永田町関係者から聞いたことがある。投稿サイト『阿修羅』の管理人は、目撃した大事故が全く報じられなかったことがサイトを始めるきっかけになったとトップページにつづっている。
筆者が港区に住んでいた頃、深夜に3時間程停電があった。周りの街灯も信号も消え、真っ暗の状態になっていた。それらとは別に、15年、ある国立大学のキャンパスで保守派の学生が新安保法案に反対して割腹自殺を図ったとの情報を複数の筋から私は聞いた。ここに挙げた事件群は、日本新聞協会加盟社のテレビ・新聞は全く取り上げていない。
報じられる殺人やテロなどがやらせかどうかは些末(さまつ)な問題である。自作自演のときもあれば、本当のときもある。911はやらせだが、浅間山荘事件は本当の事件と考える。支配権力が宣伝に使えると思えば報じるし、使えないと思えば報じない。重要なのは、マスメディアが伝えたという事実である。
今回の中野市の事件は、NHKから週刊誌、スポーツ新聞に至るまで一斉に伝えている。大宣伝に堪えるには、人が死ななければならない。今回の中野市の事件は、その資質十分だ。
では、中野市の事件を報じた目的は何か? 私は仕掛けた当事者でも、メディアの所有者でもないから、常に推論の域を出ない。まだ動機や証拠も出てきてないし、自分で取材もしていないから断定できないが、いつも通りのやり方で現時点の推論を披歴してみる。
事件報道の目的について、私は大きく2点を挙げている。(1)法改正など政策誘導のため(2)負のエネルギーを及ぼすため――。(1)は分かるだろう。民主主義の下で新しい法律を作りたいとき、事件を起こしてお茶の間に伝えることが不可欠である。(2)は、「暗いニュース」という常とう句があるように、恐怖を与え、大衆の精神を低いレベルに抑え込む。「恐怖した人間は支配しやすい」とは、フリーメーソンの教えである。
中野市の事件報道は、(1)を普通に考えれば@銃刀法改正のためだろう。米国でコロンバイン高校乱射事件やバージニア工科大学乱射事件を通じ銃の所持や携帯を取り締まる流れをつくったように、わが国では秋葉原通り魔事件や佐世保フィットネス乱射事件で所持できる銃刀の種類を厳しく制限した。
次に頭に浮かんだのはA同市議会議長を政治的に下野させたい可能性。青木正道氏は、犯人とされる長男と野菜などの生産農家を営んでいるから、改正種苗法などにあらがっていたのかもしれないと考えた。しかし、シャインマスカットなど登録品種で順調にもうけていたようだから、立場が逆である。
今ひとつの可能性は、B国民を自宅に引き込ませるため。ただし、これは他の全ての報道と共に総力戦で推進していることであり、中野市の事件が特にそうだということはできない。
Cは、国際カルト権力のアジェンダ(実現目標)推進に邪魔となる動きへの注目をかき消すこと。俗に言う「そらし」である。現在、マイナンバー法改正案が参議院で可決・成立間際のところ、ひも付ける口座が誤登録されていたトラブルが明るみに出て、数十件に広がっている。他に、全政党が基本方針に賛成しながら、国民のほとんどが反対しているLGBT各法案が出そろった。
(2)については、文句なしの効果を生んでいると認識する。特に同地域周辺では、効果は絶大だろう。交通規制が広範囲に展開され、体育館を避難所にまでしている。精神的な悪影響は、他地域にも及ぶ。『悪魔の生贄殺人』有賀裕士(第一企画出版)は、次のように記す。
「もともとカルトの儀式殺人は、仲間内のごく限られたメンバーだけで実行された。(略)しかし、知恵のあるカルトのリーダーは、メディアを通じて人々を黒ミサの儀式に誘う方法を考えついた。あるいはそのために様々なメディア(活版印刷術、無線、ラジオ、テレビ…)を発明したと言った方が正しいのかもしれない」
つまり、中野の事件をラジオニュースで聞いた英国人ビジネスマンも、911テロをテレビニュースで見た日本の主婦も、黒ミサ儀式の参加者にさせられている。
最初の所で、事件がやらせかどうかは些末なことだと述べた。中野市の事件も真相は現場の目撃者か警察の副署長以上しか知り得ないが、ここでは簡単に可能性を考えてみる。報道では「警察官を撃った後、男は北の方へ逃げた」とあるが、青木邸に立てこもった男が同一人物かどうかは分からない。犯人はサングラスにマスク姿だったと伝えられるが、誰が長男と特定できたのか。立てこもっている途中、母親と「親戚の女性」が逃げてきたとあるが、立てこもっているのが息子かおいの場合、そう簡単に逃げ出すだろうか。犯人は迷彩服を着ていたと報じられているが、迷彩服なら自衛官をしている次男の方だと思わないのか。初報は「息子」になっていた。比較的早い段階の複数の報道は、「屋外で男性1人が負傷している」と伝えているが、彼はどこへ行ったのか。
われわれがメディアで知る「事件」は、常に権力者側の意図で加工されている。
「悪い男がいるもんだ。とっとと捕まえてくれ」「物騒な世の中ね。怖い」などと伝え手側の思惑通りに反応すれば、カルト権力の思うつぼ。さらに強化された監視・弾圧社会に住まなければならなくなるだろう。
5/27 1:07追記:中野市の立てこもり事件は、やはり(1)−@の銃刀規制のさらなる強化が目的だったようです。下記の報道が続いたからです。オレオレ詐欺でも飲食客迷惑行為にしても、キャンペーンは同種の事件を立て続けに報じます。
「カフェで撃たれた男性…搬送先で死亡 撃った男は車で逃走 東京・町田市」
5/27 11:09追記:下記の報道でさらに補強されました。中野市の事件では、女性2人は刃物で殺されたことになっていますし。下記の「包丁を持った女」は、銃刀法改正のために雇われたのでしょうか?
警察官がパトカーを叩く音を確認したら目の前に包丁を持った女 警棒で応戦し逮捕
5/27 17:52追記:やはり間違いない。「眠り銃」を召し上げる体制整備を主張し始めた。
《長野立てこもり4人死亡》「ガンマニアだったのかな」地元猟友会の元会長が目撃していた射撃場での青木政憲容疑者の姿 「眠り銃」の管理も課題に
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