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横田めぐみさんが、北朝鮮によって拉致されて44年が経ちました。
中学生だった横田めぐみさんは、学校から帰宅する途中、新潟の護国神社のすぐ近くの路上で、北朝鮮工作員によって拉致されたとされて居ます。
その際の状況については、韓国に亡命した元北朝鮮工作員の安明進氏が北朝鮮で聞いた話が伝えられて居ます。それに依れば、横田めぐみさんは、路上で、偶然、北朝鮮工作員に遭遇し、目撃された事を恐れた北朝鮮工作員が、目撃者である横田めぐみさんを拉致したのだとされて居ます。
この「偶然」説に対しては、疑問の声も有り、私もその疑問を共有して居ます。しかし、その点については、ここでは論じません。横田めぐみさんが、学校帰りに、自宅近くの路上で拉致された事自体は事実とみて間違い有りません。
ここで指摘したいのは、その現場がどの様な場所であったか?です。
その拉致現場について、新聞・テレビ等では語られて居ない或る事実が有ります。
それは、横田めぐみさんが拉致されるずっと以前から、地元では、その場所で「神隠し」が起こると言ふ噂が有ったと言ふ、驚くべき事実です。
もう一度言ひます。横田めぐみさんが拉致された現場には、横田めぐみさんが拉致されるずっと以前から、そこで「神隠しが起こる」と言ふ噂が有ったのです。
以下の文章をお読み下さい。
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「護国神社の横に道は夜、幽霊が出る」
「学校の帰り道に黒い影がつきまとってくる。その影につかまると神隠しにあう」
かつて地元のくちさがない少年少女を中心に怖れられた曰くつきの場所であったのが、「新潟縣護国神社」(以下・護国神社)なのだった。
当時を知る人物は語る。
「護国神社のまわりは松林のなかでいまでも暗いけれど、当時は車も少なかったからもっと暗かった。歩道の横の石でできた柱も古めかしくて、独特の雰囲気がありましたよ。その神社のまわりは松林なんだけど、部活の帰りの暗くなった夜道を歩いていると、黒い影がついてくる。林の中に兵隊の幽霊がいる。そして、その幽霊なのか、影なのかにに捕まると神隠しにあって、”消えちゃうんだ”って、近所の子たちはみんな怖れてました」
そう語る人物が「少女」だった時代といえば、既に40年も昔のことである。昭和40年代前半、「もはや戦後ではない」とされた高度経済成長期、戦時中に一兵卒として前線に赴いた人物の多くが健在で、「戦争未亡人」「傷痍軍人」というような、戦争の面影が日常のなかにまだまだ残っていた。
(中略)
「夜の”浜”は、死者が蘇える場所だ。夜中に浜へ出ると”あの世”に連れて行かれる」
といった、口伝伝承や、護国神社をとりまく実際の風景ーーすべてをなぎ倒すように突風が吹き、生き物の気配を感じさせないような鉛色の日本海の風景などとまじり合って出来上がった都市伝説のように思えた。
しかし、「護国神社の神隠し」は、旧日本軍の兵士の霊による仕業でも、この土地で妖怪とされる「たこ入道」によるものでもなく、実際に人々を”神隠しにしていた張本人”がいたことが数十年後に明らかにされたのだった。
そのきっかけが、「横田めぐみさん拉致事件」だった。
当時14歳だった横田めぐみさんが中学校からの帰り道に消息を絶ったーー近年、明らかにされたように北朝鮮工作員によって横田めぐみさんが拉致された現場自体、この護国神社の目と鼻の先の路上であり、まさに護国神社のすぐそばで「神隠し」にあっていたことが明らかにされたのだった。
しかし、この横田めぐみ拉致事件が起こったのは、昭和52年11月、「護国神社の神隠し伝説」が地元の少年少女の間で語られていたのは、そのはるか以前の昭和年40代前半なのだ。
この事実が意味することは、現在明らかにされている「拉致被害者」は氷山の一角でしかなく、それ以前にも多くの人間が北朝鮮へと拉致されているとしか考えられない恐ろしい現実である。
多くの工作船は「潜脱地点」と呼ばれる、工作員の潜入・回収を行うポイントを設定しており、原始的な航法でやってくる工作船の目印になるように灯台であったり、地方であれば巨大な観光施設などの目印となる場所を目指して工作船は日本へとやってきたとされている。この護国神社脇にも「日本海タワー」と呼ばれる巨大なタワーが昭和43年に完成しており、護国神社の周辺では夜間に不審な船舶が目撃されることもあったという。
この護国神社からは離れるが、おなじ日本海沿岸の町に育った人物は語る。
「子供の頃、”夜中に海に出ると海の向こうの国に連れてかれるぞ”って、しょっちゅう言われてたよ。いつ頃の話かだって?俺が子どもの頃だから、もう40年は前だな」
そして、この男性が生まれ育った町からそう遠くない町では、半径1キロとない狭い地域で5人からの人物が同時期に「神隠し」に遭い、今の今まで一切の遺留品が発見されていないという事件が発生している。
そして、この町も横田めぐみさん拉致事件とは異なる拉致事件の捜査によって、この町の海岸にも多くの工作船がやってきていた事実が明らかにされたのだった。
(中略)
そして、前出の男性はこう続けるのだった。
「みんな、”神隠し”だなんていってたけど、拉致事件が明らかにされるずーっと前から、海の向こうから人さらいが来ていることをうすうす知ってたんだよ」
かつて「裏日本」と呼ばれた日本海側の各県では思いのほか、「神隠し」にまつわる伝承が多い。過去半世紀に起こった「神隠し」とされる不可解な出来事のなかには、明らかにされていない拉致被害者の存在があるのだろう。
そして、いくつかの恐るべき真実は、「都市伝説」や「怪談」とされるもののなかに眠っているのだ。
(田上順唯「護国神社”神隠し”事件の真相」(「日本の黒い事件」(ミリオン出版・2010年)81〜85ページ)82〜85ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%BB%92%E3%81%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E2%80%95%E3%80%8C%E6%80%96%E3%81%84%E5%99%82%E3%80%8D%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E6%80%96%E3%81%84%E5%99%82%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4813021182/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E6%80%96%E3%81%84%E5%99%82+%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%87%BA%E7%89%88+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%BB%92%E3%81%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6&qid=1636885816&s=books&sr=1-1
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恐ろしい事ではありませんか。
2021年11月15日(月)
横田めぐみさんが拉致されて44年目の日に
西岡昌紀(にしおかまさのり)
横田めぐみさんは、何故、護国神社の近くで拉致されたのか? : 徒然なるままに (livedoor.jp)
[mixi] 横田めぐみさんは、何故、護国神社の近くで拉致されたのか?
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