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(回答先: ゴーン元会長の隠避容疑 逃亡支援の米国人親子を日本側に引き渡し 東京地検が逮捕、追及へ(東京新聞・共同) 投稿者 蒲田の富士山 日時 2021 年 3 月 02 日 09:26:08)
2021年3月3日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/89118
日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)の逃亡を手助けしたとして、米国人親子が2日、犯人隠避の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。特捜部は逃亡劇の経緯解明を目指すが、プライベートジェット(PJ)の保安検査態勢を巡る課題は依然として残る。(小沢慧一、池田悌一)
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◆入国・出国、保安検査なく堂々と
2日午後4時すぎ、米東部ボストン発の旅客機が、成田空港の滑走路に入ってきた。地検の係官らによって移送されてきたのは、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員マイケル・テイラー容疑者(60)と息子のピーター・テイラー容疑者(28)。護送車に移され、東京・小菅の東京拘置所に向かった。
「私たちはミュージシャンだ」
特捜部の調べや米国の裁判記録によると、2019年12月29日午前10時、中東ドバイからPJで関西空港(関空)に到着したマイケル容疑者とジョージ・ザイエク容疑者(61)=犯人隠避容疑などで逮捕状=は、音響装置用の大きな黒い箱を運びながら、係員にこう説明したという。
箱の中身は保安検査でチェックされることなく、マイケル、ザイエク両容疑者は空港近くのホテルに箱を持ち込んだ。逃亡計画の第一関門が突破された。
◆どう連絡取り合った? なぜ逃亡に加担?
そのころゴーン被告は、保釈条件で定められていた東京都港区の住居にいた。午後2時半ごろ、帽子とマスクで顔を隠しながら、歩いて六本木のホテルへ。前日にこのホテルにチェックインしていたピーター容疑者、関空から向かってきたマイケル、ザイエク両容疑者と合流した。
ゴーン被告はマイケル、ザイエク両容疑者とともに、関空近くのホテルに入った。その後、両容疑者だけがホテルの外に現れ、箱をタクシーに積むと関空へ。ゴーン被告を箱に隠したまま保安検査場を通過。午後11時10分、箱に入っていたゴーン被告らはPJで出国した。
保釈条件で携帯電話などの使用が制限される中、ゴーン被告らがどのように逃亡計画を練っていたかや、マイケル容疑者らが犯行に加わった動機など、明らかになっていないことは多い。今後は経緯がどこまで解明されるかが焦点だ。
◆「悪人はいない」という思い込み
そもそも今回の逃亡劇は、PJの荷物の保安検査が義務づけられていなかったことが招いたものとも言える。
航空法はテロ防止の観点から、エックス線での手荷物検査や身体検査などの保安検査を航空会社に義務づけている。事件当時は、対象は不特定多数を乗せる航空機だけで、PJなど自家用機は対象外だった。
航空アナリストの杉浦一機氏は「PJを使う人の多くはVIPら富裕層。PJの利用者に悪人はいないという思い込みが、航空関係者にあった」と指摘する。
ゴーン被告が逃亡した直後の20年1月、国土交通省はPJ専用ゲートのある羽田、成田、中部、関西の4空港で大型荷物の保安検査を義務化。森雅子法相(当時)は出入国管理庁に対し、出国手続きの厳格化を指示した。
杉浦氏は「近年、PJの受け入れ数は増加しているのに今も、保安検査や出入国管理に十分な人手を割いていない」と指摘。「PJ利用者を特別扱いすることなく、しっかりと検査をする必要がある」と話した。
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