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米ペンス副大統領「北朝鮮と対話の用意、核放棄が条件」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9532.php
2018年2月15日(木)09時50分 ロイター
2月14日、ペンス米副大統領は、ニュースサイト「アクシオス」のインタビューに対し、米国は北朝鮮と対話を行う用意があるが、北朝鮮の核放棄が条件になるとの考えを示した。写真は8日、横田基地で演説する同副大統領。代表撮影(2018年 ロイター)
ペンス米副大統領は14日、ニュースサイト「アクシオス」のインタビューに対し、米国は北朝鮮と対話を行う用意があるが、北朝鮮の核放棄が条件になるとの考えを示した。
米国は北朝鮮に対し引き続き外交的、経済的な圧力を強め、同国が核開発プログラムを放棄するまで制裁措置は解除しないと述べた。
その上で「米国のゆるぎない政策を北朝鮮に伝える機会があるなら、対話に前向きとの立場をトランプ大統領は明確にしてきた」と語った。ただ「対話は交渉ではない」とも述べ、「対話とは互いを理解することだ」とくぎを刺した。
ペンス副大統領は先週の韓国訪問の際、韓国政府と会談した北朝鮮高官代表団とは接触しなかった。副大統領はこれについて、北朝鮮が「地球上で最も専制的で圧政的な体制」を敷いていることを考慮し、あいさつを交わさなかったと発言。「金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正氏を避けたわけではなく、無視したのだ」と述べ、「独裁者の妹であるだけでなく、扇動活動の主導者でもある人物を容認したり注意を向けたりすることは、米国として適切ではないと考えた」と説明した。
北朝鮮が韓国の文在寅大統領に訪朝を要請したことについては、南北対話にかかわらず、北朝鮮への圧力を強める必要性について同盟国間に立場の相違はないと強調。
「制裁の圧力(緩和)について前進する前に、北朝鮮が核兵器プログラムを永久に放棄する必要があるとの共通の決意で引き続き結束している」と述べた。
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