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アメリカ・シンクタンクは偽ニュースお広め御用達
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2018年2月12日 マスコミに載らない海外記事
2018年2月9日
Paul Craig Roberts
二、三十年か、それ以上昔、私がまだ、毒蛇穴、不快な場所として知られているワシントンにいた頃、資金豊富な団体がやってきて、ビジネス・ウイークと、スクリプト・ハワード・ニュース・サービスのコラムニストで、ウオール・ストリート・ジャーナルの元編集者でもあった私に、ロビイストが推進したがっていた法案のため、提灯記事を書くよう、かなりの謝礼を提示した。
私の財産にとっては不利益だが、私の評判を維持すべく、私は断った。それから間もなく、保守派コラムニスト、記憶が正しければ黒人が、ロビー団体から金を貰って新聞コラムを書いたことが暴露された。
彼は追い出すためにはめられたのだろうか、私が受けた誘惑は、私を押さえ込むことを狙ったものだったのだろうか、それとも、ジャーナリストは、“ペンを持っているから、どこでも働けるhave pen will travel”ようになったのかといぶかったものだ。(銃を持っているから-どこでも働ける Have Gun-Will Travelというのが、1957年-1963年、大人気のTVシリーズだった)。
Information Clearing Houseに掲載されたブライアン・マクドナルドによる“アメリカの反ロシア・シンクタンク: 一体誰がそうした組織に資金を出しているのか?”という記事を読んで、シンクタンクは本質的に連中の寄贈者のためのロビー団体だと思った。連中が作り出す政策分析や改革案は寄贈者の物質的権益を支持するように作られている。どの研究も、客観的な証拠として信頼はおくことはできない。手前勝手な主張だ。
アメリカン・エンタープライズ研究所、ブルッキングス研究所や、北大西洋理事会などのシンクタンクは、資金を提供してくれる連中のために代弁しているのだ。彼らは益々、軍安保複合体、アメリカ覇権、大企業権益とイスラエルを代弁している。
ブライアン・マクドナルドは、北大西洋理事会、Center for European Policy Analysis、ドイツ・マーシャル基金や、Institute for Study of Warなどのような反ロシア・シンクタンクを支援している連中をリストにしている。“専門家たち”は、アメリカ軍安保複合体から資金提供を受けている代弁者だ。http://www.informationclearinghouse.info/48755.htm
アメリカ政府機関は、納税者をだますために、納税者のドルを利用しているのだ。
言い換えれば、無頓着なアメリカ国民は、洗脳されるために税金を支払っている。しかも、彼らはそれを黙許しているのだ。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/02/09/american-think-tanks-hired-purveyors-fake-news/
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