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美女軍団も政治人形…平昌初日のハイライトは金正恩の妹
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223003
2018年2月10日 日刊ゲンダイ
269人の日本選手団は97人が開会式に参加した(C)共同通信社
「やっぱりな……」という一日だった。
開会式当日(9日)午後4時すぎ、金浦空港の平昌五輪案内デスクにチケットの販売状況を聞いてみた。職員は開会式のA席(150万ウオン=約15万円)とB席(80万ウオン=約8万円)、C席(60万ウオン=約6万円)が売れ残っていると教えてくれた。
4時間後の開会式を見ると、テレビ中継ではわかりづらかったが、会場には空席が目立っていた。
開会式そのものは、バルセロナ五輪男子マラソン金メダルのファン・ヨンジョや女子プロゴルファーのパク・セリ、プロ野球選手イ・スンヨプら、韓国を代表する元アスリートが韓国の国旗「太極旗」を持って入場。
会場での最終聖火リレーではリオ五輪女子ゴルフ金メダルのパク・インビらが登場、最後に女子アイスホッケーの南北単一チームの南北代表2人が最終聖火者のキム・ヨナに手渡すという演出だった。
IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が挨拶で、北朝鮮を2度以上、DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)と正式名称で呼んでいたのも韓国の国民は驚いたに違いない。韓国マスコミが「バッハ会長は平昌五輪の成功と南北対話の促進でノーベル平和賞を狙っている」と囁いていたことを思い出した。
■表向きは見事なパフォーマンスも…
しかし、この日のハイライトは開会式ではなく、金正恩委員長の妹・金与正(30)の現地入りだった。韓国マスコミは開会式の6時間前、仁川空港に到着した金与正の動きを生中継で追っていた。仁川空港で迎えた統一部長官に対して、北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長(90)が「平壌とあまり気温が変わりませんね」というと、統一部長官は「北から貴重な方が来られたので気温も暖かくなりました」と答えるゴマすりもテレビ画面で流れた。
米CNNによると、金与正の肩書は「朝鮮労働党宣伝扇動部第一副部長」。金正恩の名代として文在寅大統領に平壌招待(南北首脳会談)を伝達するとみられている。米NBCも金与正の役割について、「トランプ大統領のホワイトハウスと比較すると、彼女はスポークスマン、秘書室長、スピーチライター、そして娘イバンカを合わせた人物」と分析している。それだけ金与正の韓国訪問を重要視している証拠だ。
仁川空港に到着したとき、貴賓室で90歳の金永南委員長が金与正に対し、最初に着席を促していた場面がテレビで流れた。これだけでも2人の関係がわかる。
8日に江陵で行われた「平昌五輪成功を祈るため」のサムジヨン管弦楽団の公演を、各局は何度も再放送している。楽団司会者の「別れた父母、兄弟と再会したように感激しています」という挨拶で公演は始まり、北の「お会いできてうれしいです」(パンガプスムニダ)や韓国の人気曲で、金正日と妻・高英姫がかつて恋愛時代に熱唱したという「男は船、女は港」や「愛の迷路」といった大衆歌謡曲も歌われた。
北の芸術団は南国民の心を掴もうと必死だ。ただし、楽団員や美女応援団、五輪代表選手たちも、宿舎では韓国のテレビ番組を見ることは禁止されていると聞いた。
表向きは見事なパフォーマンスで韓国民や男性を喜ばせているように見えるが、舞台裏は、みんな政治利用されているようで少し可哀想な気もする。
(ジャーナリスト・太刀川正樹)
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年2月10日
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— 懸衣翁 (@keneou) 2018年2月10日
女子アイスホッケーの日韓戦:「南北は一つ」と統一チームと戦う日本※究極の忖度で、IOCと両国を盛り上げてヤリタイ。圧力は効かず飽き飽きした。方向転換で心機一転だ。日本の忖度を世界にPR‼
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— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年2月10日
「やっぱりな……」という一日だった。
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