http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/481.html
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月と火星の次にNASAは2069年に地球から4.4光年離れた「ケンタウルス座アルファ星系」を目指す計画
https://gigazine.net/news/20171221-nasa-plan-alpha-centauri/
約40年ぶりにアメリカが人類を月へと送る計画を再開させることが2017年12月12日に報じられたばかりなのですが、NASAはさらに遠い宇宙の星、地球から約4.4光年離れた恒星系の中心にあるケンタウルス座アルファ星系を2069年に目指す方針であることを明らかにしました。
Do Aliens Live at Alpha Centauri? NASA Wants to Send a Mission in 2069 to Find Out
http://www.newsweek.com/alien-life-alpha-centauri-nasa-wants-find-out-super-fast-2069-mission-752528
Exclusive: NASA has begun plans for a 2069 interstellar mission | New Scientist
https://www.newscientist.com/article/mg23631576-000-exclusive-nasa-has-begun-plans-for-a-2069-interstellar-mission/
NASAが発表した新方針によると、アポロ計画によって人類が初めて月に降り立った1969年のちょうど100年後となる2069年に、ケンタウルス座アルファ星系を目指す宇宙船を打ち上げます。宇宙船とはいえ、実際には人間が乗り込むような船体を持たず、数メートル四方の大きさを持ち、厚さは原子数個分という極めて薄い膜と、その中心に大きさ数ミリというカメラやセンサーなどの観測機器を搭載する観測機器となっており、この機器をロケットで一度に数百基打ち上げ、宇宙空間で放出させることで遠い星を目指します。
ケンタウルス座アルファ星系は、太陽とほぼ同じ2つの恒星「ケンタウルス座α星A」「ケンタウルス座α星B」と、1つの赤色矮星「プロキシマ・ケンタウリ」からなる三重連星で、プロキシマ・ケンタウリにはそのハビタブルゾーン内を公転する惑星「プロキシマ・ケンタウリb」が発見されていたことから、地球と同様に生命が存在できる可能性が考えられています。そしてこの天体の詳細な調査を行うべくNASAが発表したのが、2069年に探査機を打ち上げるこの方針というわけです。
前述のように、探査機は非常に薄い膜を持った超軽量な機体となっており、自ら推進力を生みだす機構は備えていません。その代わりにNASAが用いようとしているのが、宇宙に打ち上げた機体めがけて強力なレーザービームを照射し、そのエネルギーを利用して機体を加速させるという技術です。この仕組みはすでに「ブレークスルー・スターショット構想として発表されていたものと同類のもので、地上から100ギガワットクラスの強力なレーザービームを正確に探査機に照射することで、推力を発生させるという仕組みです。
強力なレーザービームを受けた探査機は、最大で光速の10%程度にまで加速され、はるか遠い星を目指します。最終目的地となるプロキシマ・ケンタウリまでの距離が4.4光年であることを考えると、この方法で送り出される観測機は約44年後に目的にに到達するということになります。
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