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https://jp.sputniknews.com/politics/201712074355002/
2017年12月07日 21:07(アップデート 2017年12月07日 20:52)
トランプ米大統領がイスラエルの首都としてエルサレムを認めたことを受け、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマス指導者イスマイル・ハニヤ氏が新たなインティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)を呼びかけた。
ハニヤ氏は「米国とシオニストによるエルサレムのユダヤ化計画に対する第3次パレスチナ蜂起を開始する必要がある」と述べた。
ハニヤ氏は、金曜日が「エルサレムと西岸に自由を」のスローガンの下で新たな運動が始まる「怒りの日」になると宣言した。
ハニヤ氏は「統一エルサレムはすべてのパレスチナの首都であり続ける」とした上で「私たちはパレスチナの土地の占領の合法性を認めない」と強調した。
ハニヤ氏は、アラブ諸国が米国との協力を断絶するべきだとして、トランプ氏の決定はパレスチナ民族に対する暴力で、民族の聖域への宣戦布告だと強く批判した。
ハニヤ氏は「パレスチナの嵐が、ドナルド・トランプが後悔するまで続くことを私たちは待っている」と付け加えた。
トランプ大統領は昨日、エルサレムをイスラエルの首都として認定した。
第1次インティファーダは1987年に始まり、1991年まで続いた。インティファーダは1994年のパレスチナ自治政府の設立により沈静化した。第2次インティファーダは2000年、リクード党首で当時の外相アリエル・シャロン氏が側近らとともにアル=アクサー・モスク(神殿の丘)に訪問した後に始まった。その後インティファーダは下火になったが、パレスチナとイスラエルの紛争地域の情勢は依然として不安定である。
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