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国連安保理 米と中ロの立場の違い際立つ〜中ロ 対話と自制を求める/nhk
11月30日 11時48分北朝鮮 弾道ミサイル
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171130/k10011241011000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_008
北朝鮮がアメリカ本土を射程に入れる可能性も指摘される弾道ミサイルを発射したことを受けて、国連の安全保障理事会で緊急の会合が開かれ、アメリカがすべての国連加盟国に対し北朝鮮とのあらゆる関係を断つよう呼びかけたのに対して、中国とロシアは北朝鮮の人道状況を考慮すべきなどと主張し、双方の立場の違いが際立つ形となりました。
北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、国連安保理では日本時間の30日朝、日本、アメリカ、韓国の要請に基づいて緊急の会合が公開で開かれました。
アメリカのヘイリー国連大使は「すべての国に北朝鮮とのあらゆる関係を断つことを求める」と述べ、すべての国連加盟国に対し北朝鮮との外交や経済上の関係を断つよう呼びかけました。
さらに、「北朝鮮は今回のミサイル発射で世界を戦争に近づけた。仮に戦争が起きれば、北朝鮮の体制は完全に破壊される」と述べ、北朝鮮を強くけん制しました。
これに対して、中国の呉海涛国連次席大使は、制裁が北朝鮮の市民生活や人道支援に悪影響を及ぼすべきではないと述べ、ロシアのネベンジャ国連大使も、北朝鮮経済を圧迫し人道状況を悪化させてはならないと述べました。
北朝鮮の弾道ミサイルがアメリカ本土も射程に入れる可能性が指摘される中、アメリカが国際社会にかつてなく厳しく北朝鮮に対応するよう求めたのに対し、中国とロシアがけん制して立場の違いが際立つ形となり、国際社会が結束して北朝鮮への圧力を強化できるのか、なお予断を許さない状況です。
(中略)
中ロ 対話と自制を求める
国連安保理の緊急会合で、中国の呉海涛国連次席大使は「最優先の課題は、各国が自制を保つとともに完全かつ厳格に安保理の制裁を履行し、北朝鮮との早期の対話再開に向けて努力することだ。現状では、安保理は平和的・外交的手段を通して問題を解決し、朝鮮半島の平和と安定を保つことを促すという歴史的な責任を果たす必要がある」と述べ、軍事的な圧力ではなく対話を通じた事態の打開を改めて求めました。
ロシアのネベンジャ国連大使は「北朝鮮による新たな安保理決議違反は深い失望をもたらすものだ」と述べたうえで、「すべての関係国は互いに挑発することをやめ、緊張をさらに高めないためにできることすべてを実行しなければならない。北朝鮮にはミサイルと核実験を停止することを強く要請するとともに、アメリカと韓国には、すでに一触即発の状況を刺激することにつながる大規模な合同軍事演習を慎むよう求める」と述べ、米朝それぞれに自制を求めました。
さらに、中ロ両国は、北朝鮮への制裁が人道支援に悪影響を及ぼしたり人道状況を悪化させてはならないとして、共通の立場を示し制裁の強化に向けた動きをけん制しました。
(以下、略)
- 中国 米が求める北朝鮮向け原油供給停止に慎重姿勢/nhk 仁王像 2017/12/01 06:41:17
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- ロシア外相 米が北朝鮮を追い詰めていると厳しく非難〜「北朝鮮が過激な行動をとるよう挑発して…」/nhk 仁王像 2017/12/01 06:33:22
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