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つらい・・・余りにもやりきれない!
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2017/11/27 08:06 半歩前へ
▼つらい・・・余りにもやりきれない
虐げられ、拷問を受けても抵抗せず、非暴力を貫く。彼らの唯一の抗議手段は自ら命を投げ出す焼身自殺だ。焼身者の数はチベット内外合わせて155人となった。 命を賭けて世界に実情を知らせ、助けを求めた。
つらい、余りにもやりきれない・・・。池谷薫さんが、ドキュメンタリー映画「ルンタ」のなかで紹介した焼身者の遺書のいくつかを紹介した。
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▼チュパック・キャプ(25歳・男性)とソナム(24歳・男性)遊牧民
チベット人は独自の宗教と文化を持ち、他の民族と区別される。その特徴は、愛と慈悲を持ち、他の人々の幸せのために尽くせという教えにある。
しかし、今、チベットの人々は中国の侵略を受け、弾圧されている。
基本的人権を奪われ、苦しみの中にある。チベットが自由を取り戻すため、世界平和のために、私たちは焼身する。自由を奪われたチベット人たちの苦しみは、私たちの焼身の苦しみよりも余程大きい。
恩ある両親よ、家族、兄弟たちよ、私たちはあなた方に愛を感じてないとか、別れたいというのではない。また、自分たちの命を軽んじているのでもない。
私たちは2人とも正気で、真っ当な心と思考の下に、チベットが自由を取り戻すために、仏教が栄えること、有情の幸福と、世界平和を願い焼身するのだ。
故にどうか、私たちの最後の願いに従ってほしい。私たちが中国の手に落ちても、何もしないこと。自分たちのために1人のチベット人も傷つかないというのが願いだ。
▼リキョ(36歳・女性)遊牧民
世界に平和と幸福がもたらされますように。ダライ・ラマ法王がチベットにお戻りになることができるよう、屠殺や肉を売ることを慎もう。盗みをなさず、チベット語を話し、争いをやめよう。
生きとし生けるものすべての苦しみを私は引き受ける。私が生きて中国の手に落ちても争わないでほしい。団結し、チベットの文化を学んでほしい。火に我が身を焼く。家族よ、悲しまないでほしい。
▼グドゥップ(43歳・男性)作家
ダライ・ラマ法王は非暴力による中道路線を提唱され、名実ともなる自治獲得に努力されている。そして、600万チベット人はこの法王のお言葉を頭上に掲げ、長期にわたり希望を共にして来た。
しかし、中国政府はこの提案に興味を示し賛同するどころか、チベット人の福祉を語るだけでもその者を逮捕し、非常な拷問を与え、ダライ・ラマ法王を非難せず、チベットが中国の一部であると認めない者を暗殺したり、失踪させたりする。
チベット人の幸福にはまったく興味を保たず、真の現状を隠し続ける。我々は非暴力の闘いをさらに研ぎすまし、チベットの真の現状を知らしめ、証拠を示すために、自らの身を火に捧げ、チベット独立を叫ぶ。
虚空に有られる神々よ、チベットを照覧あれ、母なる大地よ、悲愛とともにチベットを見守られよ。
地上にある世界の全てよ、真実に注目されよ。清らかであった雪の国は赤い血に染まり、非情な軍隊により覆われ、絶え間ない弾圧の下にある。
しかし、勇敢にして挫ける事のない雪の子供たちは、智慧の弓を引き、命の矢を放ち、真実の闘いに勝利するであろう。
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編注
ドキュメンタリー映画「ルンタ」は
ここをクリック
http://lung-ta.net/
予告編はここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=J054cidpiGQ
チベットの現状を捉えたドキュメンタリー!映画『ルンタ』予告編
シネマトゥデイ
2015/04/14 に公開
チャンネル登録 63.5万
『蟻の兵隊』や『先祖になる』などの池谷薫が監督を務め、チベット問題に切り込んだドキュメンタリー。自らに火を放つという、捨て身の行動で長年闘いを継承してきたチベット人たちの生の声を拾い、その背景にある切なるメッセージを浮き彫りにする。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が住む町で、NGOとして活躍する中原一博らが登場。強大な力に立ち向かうチベット人たちの姿に心打たれる。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0020014
製作・配給: 蓮ユニバース
http://lung-ta.net
(C) Ren Universe 2015
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